〔特集〕記事で振り返る!2021年の長野県自転車界をプレイバック《後編》

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

〔特集〕記事で振り返る!2021年の長野県自転車界をプレイバック《後編》

 

 2021年の長野県自転車界年を振り返る「2021年長野県自転車総集編」
第二夜は7月から12月の下半期を特集します。

 

新型コロナからの復興となるはずだった上半期だったが、蓋を開けて見れば先行き不透明な状況で県内開催予定のほぼ全てのサイクリングイベントがキャンセル。暑くなる夏以降の状況好転が期待されたものの、夏から秋にかけてインドで爆発的に流行した「デルタ株」が日本に上陸し状況は好転どころか混迷を深めることとなった。

また世論の反対を押し切って開催されたTOKYO 2020オリンピック・パラリンピック。その反発が様々な大型スポーツイベントの開催に大きな影を落とした。

秋以降、事態はようやく好転の兆しを見せ始め、少しずつ小規模イベントが開催され一筋の光明が見え始めた。しかし、11月末に南アフリカで新型「オミクロン株」が発見されると、またしても緊張の状況を見せ始め、12月中旬で来年「2022年の長野県内でのイベント」を発表したのは僅かに3つのイベントのみとなっている。

振り返ってみると、むしろコロナに翻弄されたのは下半期でもあった。そんな長野県自転車界の2021年下半期をプレイバックします。

 

〔前編はこちら〕

 

 

 

7月の主な出来事

 


松本市で開催されたJr.オリンピック男子U-15 1kmタイムトライアルで
初出場の田中駿埜(上田市立塩田中2年生)が準優勝を果たす。

主な出来事

7月1日㈬





第1回 伊那ヒルクライムエントリー開始
第1回志賀高原ヒルクライム宿泊サイトがオープン
2021年キッズMTBキャンプin白馬さのさか開催中止が決定
2021年度長野県国体自転車強化指定選出
JOCジュニア五輪トラック競技出場選考発表。
長野県からは、小松(松本工)中島(松商)山田(白馬中)田中(塩田中)が出場へ。
上田市・千曲市がシェアサイクルを試験導入
岡谷市観光協会が「eバイク」レンタル開始
佐久市が高齢者ヘルメット着用促進モニターを募集
7月2日㈮

堀江省吾(119期/信大出)が京王閣で競輪一般戦デビュー。デビュー戦で鮮やかな勝利を飾る。
須坂市が高齢者ヘルメット着用促進モニターを募集
7月3日㈯

MTBの国内公式シリーズ戦「Coupe du Japon 富士見パノラマ大会」が開催
日本初の「グラベルバイクパーク斑尾」がタングラムスキーリゾートにオープン。
7月5日㈪ 豊丘村自転車活用推進計画(案)に対する意見募集
7月6日㈫ 松本市で「地域に優しい交通」を考えるワークショップ
7月8日㈭ 8月開催予定の「Coupe du Japon 白馬大会」の開催・大会要項が発表
美鈴湖自転車学校7月度の開催が悪天候予想のため中止決定
7月10日㈯ 北アルプス山麓グランフォンド開催
7月11日㈰ サマーシクロクロス「MINI RACE IN AZUMINO JUNGLE」が安曇野市で開催
7月12日㈪ 松本市でロケがあった「JCFスポーツサイクル基礎スキル動画」が公開開始
7月14日㈬ 8月開催予定の「Coupe du Japon白馬」「Jr.五輪MTB」の両大会がコロナ感染拡大の影響で募集一時停止
2028年ながの国体へ!信州スポーツ未来図で松本市の自転車競技場特集(信毎)
7月15日㈬ 長野県自転車競技連盟 水野秀樹審判員の訃報に関するお知らせ
2021 JCXシリーズの日程発表「野辺山シクロクロス」は11月開催決定。
スワコサイクリングロードのロゴマーク完成
7月16日㈭ 野辺山グラベルチャレンジ2021が10月開催決定。
7月17日㈯ JOCジュニアオリンピックトラック競技大会が松本市で開幕!
男子U-15 1kmTTで田中駿埜(塩田中)が準優勝
第15回白馬クリテリウムラウンドが開幕
7月18日㈰ JOCジュニア五輪トラック競技大会 女子ポイントレースで赤穂中出身の大蔵こころ(松山学院)が3位
7月19日㈪ JCF自転車競技規則2021書籍版を美鈴湖自転車競技場で販売開始
7月21日㈬ 8月開催予定「Coupe du Japon白馬大会」「Jr.五輪MTB」の両大会が10月へ延期
7月22日㈭

千曲市自転車スタンプラリー「チクマサイクリングクエスト」開催開始。
大町市が今年も「サイクリングde寄り道クーポン」キャンペーンを開始
7月23日㈮ 東京オリンピックに長野県から11名の審判・競技役員が派遣
サイクリング長野 東京オリンピック役員派遣のためサイト休止
7月24日㈯ 「岡谷市インスタグラムフォトコンテスト2020」開催
7月25日㈯ 東京オリンピック女子ロードに金子広美(イナーメ信濃山形/三重県登録)が出場
7月26日㈰ 東京オリンピック男子MTBに山本幸平(松本市/北海道登録)が出場
7月30日㈮ 上田染谷高校「まちづくり×自転車プロジェクト」

7月の記事はこちらから(全44件)

《7月を振り返って》

 いよいよ東京オリンピックの開催となった7月、開催される大会が全国的に減少するなかで、長野県自転車選手の活躍が目立った。特に松本市で開催されたJOCジュニアオリンピックトラック競技大会では、赤穂中出身の大蔵こころ(松山学院高)が女子ポイントレースで準優勝、初出場となった塩田中学在学の田中駿埜(美鈴湖VELOクラブ)がU-15男子1㎞タイムトライアルで準優勝を果たした。

また、7月24日に開幕した東京オリンピックの大会オフィシャル(審判員・競技役員)に長野県から11名が選出され、ロードレース・トラック競技・MTBの各レースに派遣された。

 

7月の視聴数ランキング

1位 長野県内のサイクリングロード紹介
2位 長野県内のレンタル自転車店一覧
3位 長野県内のスポーツ自転車店一覧
4位 千曲川サイクリングロード紹介
5位 東京オリンピック長野県派遣役員紹介
6位 北信のサイクリングマップ紹介
7位 安曇野サイクリングロード紹介
8位 Jr.オリンピックトラック競技大会選考結果・長野県出場選手発表
9位 2021長野県サイクリングイベントカレンダー
10位 第1回伊那ヒルクライム開催

 

 

7月のピックアップ記事

 

 

 

8月の主な出来事

 

 

福井県で開催されたインターハイで、2年前に単身高校自転車の強豪
松山学院(旧:松山城南高校)に自転車留学した
赤穂中学出身の大蔵こころが最後のインターハイ2種目で準優勝を果たした。

 

主な出来事

8月1日㈯ #信越ペダル信州 5 PEAKS Challenge 2021開始
アルプスフォトチャリ―開催
8月5日㈭ 壮年選手の国体「日本スポーツマスターズ2021」自転車競技中止決定
「アルプスあづみのセンチュリーライド2021」中止決定
諏訪湖サイクリングロードが1㎞延伸
8月9日㈰ 伊那ヒルクライム開催
東京オリンピック閉幕 長野県競技役員一時解散
信越自然郷サイクルツアーサポートバス出発式を開催
8月10㈪ 辰野町サイクルツーリズム推進協議委員を募集
8月11日㈬ 定時制インターハイ「全国定時制・通信制体育大会」で児玉空大(上田千曲)が5位入賞
9月開催予定「Japan Bike Techinique」来年への延期が決定
とちぎ国体リハーサル大会「第56回都道府県大会自転車競技」中止決定
8月12日㈬ シクロクロスの鈴木来人(伊那北出)が仏のUCIチームS1NEO Loudeacと契約
活動費捻出のためクラウドファウンディングを開始
「第1回志賀高原ヒルクライム2021」開催中止が決定
8月13日㈭ 第76回インカレ・トラック競技が松本市美鈴湖自転車競技場で開幕
「野沢温泉自転車祭2021」10月開催を発表
「信州高山ヒルクライムチャレンジ2021」中止決定
8月15日㈯ 長野車連主催「美鈴湖自転車学校8月」新型コロナ感染拡大の影響で中止を決定。
8月16日㈪ フランスパラサイクルチーム直前合宿を松本市で開催
日本代表ロードU-23に小出樹(松本工出)・山田拓海(飯田風越出)が選出
8月17日㈫ 9月開催予定だった「ツール・ド・望月」開催中止が決定
長野市自転車活用推進計画を発表
8月18日㈬ 2021世界選手権MTBに北林力(白馬高出)と小林(信大)が選出
8月20日㈮ サイクリング長野 東京パラリンピックに役員招集 サイト一時休止
東京パラリンピックロードレースに長野県の若手審判3名が追加派遣
SDAクロスマウンテンバイク王滝が今年度の開催を断念
令和3年インターハイ自転車競技開幕、松本工・エクセラン・松商学園が出場
中日新聞がインターハイに出場する小山大登(エクセラン高)特集
8月22日㈰ 令和3年インターハイ女子個人ロード&ポイントレースで大蔵こころが準優勝。
8月24日㈫ 令和3年「三重とこわか国体」の中止が決定
8月25日㈯ ビッグホリデーが「白馬村を巡るサイクルツーリズムツアー」を発表
8月27日㈮ 第82回ながの国民スポーツ大会(国体)愛称・スローガン募集開始
8月28日㈯ 「第2回鬼無里グルメライド」中止決定
8月29日㈭ 大雨の林道被災調査にMTB辰野町が試験導入

8月の記事はこちらから(全25件)

《8月を振り返って》

 オリンピックが終了し、いよいよ夏本番を迎えた信州自転車界だったが、コロナの状況が依然として芳しくなく、秋に予定されていた大会も次々と中止となる。そうしたなか、第1週では、定時制のインターハイで児玉空大(上田千曲高1年)が初出場で5位入賞。また、月末のインターハイでは、男子ロードレースで小山大登(エクセラン高)が単独でのエスケープを試みての大逃げをうち15位と大健闘。2年前に単身愛媛へ自転車留学をした大蔵こころ(松山学院高/赤穂中出)がロード・ポイントレースで準優勝を果たす。

中旬は、東京パラリンピックを控えてフランスパラサイクリングチームが松本市でキャンプを行った。海外では、若手選手の登竜門「ツールドラブニール」に松本工業高校出身の小出樹(京産大4年)が日本U-23代表で出場し見事に感想を果たした。

その他、伊那北高出身の鈴木来人(ボンシャンスACA)が、フランスのシクロクロスチームであるS1NEO Loudeacと若干19歳で契約。渡航・活動費捻出のためクラウドファウンディングに挑戦、多くのファン・サポーターの支持を集め目標金額を大きく上回る金額を集めフランスへ単身渡航した。

 

 

8月の視聴数ランキング

1位 長野県のサイクリングロード紹介
2位 長野県内の道路LIVEカメラ一覧
3位 長野県内のレンタル自転車店一覧
4位 千曲川サイクリングロード紹介
5位 北信のサイクリングマップ紹介
6位 安曇野サイクリングロード紹介
7位 長野県の自転車店一覧
8位 南信のサイクリングマップ紹介
9位 国体・インターハイ長野予選ロードレース最終結果
10位 鈴木来人が仏チームと契約・クラウドファウンディング開始

 

8月のピックアップ記事

 

 

 

9月の主な出来事

 

東京オリンピック・パラリンピックが閉幕
パラリンピックは長野県から9名の審判・競技役員が派遣された。

主な出来事

9月5日㈰

東京パラリンピックが閉幕 長野県競技役員も解散
世界選手権トライアル競技で土屋凌我(岩村田高出)が8位入賞
Youtuber スーツ氏が「自転車で行く東京⇒京都12日間の旅」で信州突入編となる碓氷越えをリリース
9月7日㈫ ケーブルネット千曲が地元サイクリング紹介番組「Lets Go サイクリング」を放映開始
9月8日㈬

信州クロス2020‐2021シーズンの日程が決定
安曇野市自転車活用推進協議会
9月9日㈭ 「グラインデューロ信越2021」中止決定
9月11日㈯ 「第17回全国ジュニア自転車競技選手権大会」(四日市市)中止決定
9月12日㈰ シガヒルキャンペーン「国道標高最高地点到達証明書の販売」開始
10月開催予定「第7回白馬サイクルフェスタ」中止決定
9月13日㈪


長野県自転車競技連盟が年内全ての主催・主管大会の不開催を決定
大鹿村観光協会が電動自転車試乗会を開く
NHKこころ旅2021年秋の部(長野県スタート)が放送開始
9月14日㈫ 長野車連主催「美鈴湖自転車学校9月」が感染拡大により中止決定。
9月16日㈭ 10月開催予定「野辺山グラベルチャレンジ2021」中止決定。
9月17日㈮

10月開催予定「2 Days Race in 木島平 2021」中止決定。
「Coupe du Japon白馬大会」「JOCジュニア五輪」両大会の白馬村での開催を断念。
松本市自転車活用推進計画を策定
9月19日㈰ 全日本学生個人ロード選手権大会で下諏訪向陽高出身の佐藤宇志(明星大)が学生日本一!
9月22日㈬ 長野県高校新人体育大会自転車競技が10月・11月に開催決定
9月27日㈪ 長野を自転車で一つに「ナガイチプロジェクト」始動!
9月28日㈫ 辰野町サイクルツーリズム推進協議会設立

9月の記事はこちらから(全31件)

 

《9月を振り返って》

 ついに2020年東京オリンピック・パラリンピックが閉幕した。長野県からはパラリンピックに9名の審判・競技役員が派遣された。特にパラリンピックは、TOKYO2020の経験を未来に残すべく25歳以下の若手審判員を4名派遣した。一方で、コロナを取り巻く情勢はオリパラ終了後もなお予断を許さない状況が続き、秋季に開催される予定だった大型自転車イベントが軒並み中止となった。また、長野県自転車競技連盟もこの段階で年内の主催・主管レースの開催を断念。これにより今年は長野県で開催予定だった伝統の「第52回中部8県対抗自転車競技選手権大会」が中止となった。 

そんな中で、6月に開催された全日本選手権トライアルで連覇を果たした土屋凌我(無所属/岩村田高出)は、世界選手権に出場すると8位入賞をする活躍を見せた。また、9月19日に群馬県で開催された「全日本学生個人ロードレース選手権」で、下諏訪向陽高校出身の佐藤宇志(明星大学4年)が初優勝!2021年の学生ロードレース日本一となった。 

月末には、白馬を本拠地とする昇龍株式会社が、自転車でながのを一つにを合言葉に「ナガイチプロジェクト」を開始。台湾を中心とした海外からの誘客に力を入れて行くことが発表された。また、人気Youtuberのスーツ氏のスーツ旅行チャンネルで「自転車で行く東京⇒京都12日間(3)碓氷峠越え」を9月5日よりリリース。この信州突入編が100万再生を越える大人気となると共に、碓氷・笠取・和田・木曽という旧中山道の難所を電動自転車で旅する姿は現在の長野県サイクルツーリズムに一石を投じるかたちとなった。メディアでは9月13日㈪より、長野県からスタートとなるNHK「こころ旅 2021秋の旅」のオンエアが開始された。

 

 

9月の視聴数ランキング

1位 長野県内のサイクリングロード紹介
2位 NHK「こころ旅2021年秋の旅」長野県からスタート!
3位 長野県のレンタル自転車店一覧
4位 千曲川サイクリングロード紹介
5位 北信のサイクリングマップ紹介
6位 安曇野サイクリングロード紹介
7位 南信のサイクリングマップ紹介
8位 長野県のスポーツ自転車店一覧
9位 中信のサイクリングマップ紹介
10位 東信のサイクリングマップ紹介

 

9月のピックアップ記事

 

 

 

10月の主な出来事

全日本自転車競技選手権大会MTBダウンヒルでは長野県勢が活躍
女子エリートで松本璃奈・女子ユースで原つばさが共に優勝
初出場の丸山愛季も女子ユースで3位表彰台となった。
〔左から:原・松本・丸山〕

 

主な出来事

10月2日㈯ DH SERIES 白馬岩岳 MTB PARK 開催
10月4日㈪ 場外車券場「サテライト信州ちくま」が千曲市で営業開始
10月6日㈰ 「第1回長野県秋季中学校自転車トラック競技記録会」開催を発表
JOCジュニア五輪MTBの開催地変更が決定
10月7日㈪ 「第2回霊峰木曽おんたけロードレース」の月末開催決定
10月9日㈯ 野沢温泉自転車祭開催
10月11日㈰

長野県秋季自転車トラック競技中高生合同練習会開催
長野県警が夜間・夕暮れ時の事故防止「サンセット」作戦を実施
10月14日㈭ 世界選手権トラック競技日本代表に富士町出身の梅川風子(競輪選手会)が選出
10月15日㈮ 自転車で「スワイチ」岡谷・下諏訪・諏訪観光協会が連動して取り組む。
10月18日㈰ 長野県車連主催「第3回美鈴湖自転車学校10月度」が3か月ぶりに開催。
10月21日㈭

東御市がe-bike無料レンタル交通実証実験を開始
競輪秋のG1「寛仁親王牌」に柿澤大貴(岡谷工出)・菊池岳仁(岡谷南出)が出場
10月24日㈰ 長野県高等学校新人体育大会自転車競技大会
第1回長野県秋季自転車トラック競技記録大会を開催
全日本選手兼マウンテンバイクダウンヒル女子で松本璃奈・女子ユースで原つばさが日本一に
10月30日㈯ 信州シクロクロス#3飯山ナイター・ラウンド開催
第2回霊峰木曽おんたけサイクルロードレース開催
天竜川沿い自転車道整備 飯伊のクビ長らが試走
10月31日㈰ 信州シクロクロス#4飯山ディレース・ラウンド開催

10月の記事はこちらから(全35件)

《10月を振り返って》

 10月の長野県自転車界最大のトピックスは、やはり千曲市に新設された競輪の場外車券場「サテライト信州ちくま」の営業開始。かつて開催された「松本競輪」が1951年に閉鎖されて以来、半世紀ぶりの長野県内での競輪車券販売所の開設ということもあり、設立に対しては大きな議論となったものの千曲市は最終的に開設に踏み切るかたちとなった。

また長野県自転車界では、歴史上初となる中学生を対象とした長野県大会「第1回秋季自転車トラック競技記録大会」を、長野県高体連自転車専門部の協力のもと高校新人戦と併催というカタチで初開催をした。今後2028年の長野国体へむけて中学生の自転車競技者の底辺拡大と育成システムを構築して行く。

また、全日本選手権マウンテンバイク・ダウンヒルでは、女子エリートで松本璃奈(茅野高出)女子ユースで原つばさ(白馬MTBクラブ)が共に優勝し、2021年の全日本女王を戴冠した。

 

10月の視聴数ランキング

1位 長野県内のサイクリングロード紹介
2位 長野県内のレンタル自転車店一覧
3位 千曲川サイクリングロード紹介
4位 NHK「こころ旅2021年秋の旅」長野県からスタート!
5位 安曇野サイクリングロード紹介 
6位 北信のサイクリングマップ紹介
7位 中信のサイクリングマップ紹介
8位 南信のサイクリングマップ紹介
9位 長野県内のスポーツ自転車店一覧
10位 長野県内の道路LIVEカメラ一覧

 

10月のピックアップ記事

 

 

 

11月の主な出来事

 

JOCジュニアオリンピックカップMTB
男子3年生の部で渡邊善大(白馬MTBクラブ)が3年越しの二連覇を果たす。

 

主な出来事

11月1日㈪ 長野県警が警察官用の自転車ヘルメットを配備し運用開始
「ツール・ド・木曽スタンプラリー2021」を木曽町・王滝村が開催。
11月2日㈫ 長野県自転車競技連盟が本年度のJCF公認審判講習会の開催を発表
野辺山シクロクロスで、弱虫ペダルの作者「渡辺航氏と走る野辺山ライド」開催を発表
11月3日㈪ 長野県高校自転車新人戦ロードレースで松本工高1年生が表彰台を独占!春のセンバツへ…
11月6日㈯ 長野車連主催「美鈴湖自転車学校11月度」を開催。
11月7日㈰ 全日本自転車競技選手権大会MTBエリミネーター・ショートトラック開催
男子エリートで沢田時(ブリヂストンサイクリング/長野市)が優勝
11月8日㈪ スマートグラスを利用したARサイクリング「Achi Kochi☆なび」が阿智村でスタート
11月13日㈯ 「Rapha Super Cross Nobeyama」が開催
11月14日㈰ JOCジュニア五輪杯MTB男子3年生の部で渡邊善大(白馬マウンテンバイククラブ)が連覇を達成
11月14日㈰ 新競輪・PIST6スペシャルマッチ#2で堀江省吾(信大出)が無傷の4連勝で総合優勝
11月19日㈭ 自活研「第9代目自転車名人」にパラ金メダリスト石井雅史氏(イナーメ信濃山形)が選出
11月20日㈰ 全日本自転車競技選手権大会クロスカントリー開催
男子エリートで沢田時(ブリヂストンサイクリング/長野市)が優勝
男子U-23で北林力(Dream Seeker MTB Raching/白馬高出)が優勝
チームブリヂストン平野星矢選手(長野俊英高出)が現役を引退。
11月28日㈰ JCF公認3級自転車審判講習会を美鈴湖自転車競技場にて開催
松本サイクリング&ウォーキングDay 2021開催

11月の記事はこちらから(全30件)

《11月を振り返って》

 信州に冬が到来し、自転車業界もオフシーズンへ向かう中、全国各地では今年の自転車競技の日本一を決める全日本選手権が開催され長野県勢が活躍、MTBでは長野市の沢田時(チームブリヂストンサイクリング)が2種目で日本一、クロスカントリーU-23では北林力(Dream Seeker MTB Raching/白馬高出)が日本一になるなど県勢の活躍が目立った。同じくMTBではJOCジュニア五輪が兵庫県で開催され、白馬南小学校の渡邊善大(白馬マウンテンバイククラブ)が3年越しの二連覇を達成した。

また、今年もJCF自転車審判員講習会・試験が開催され、今年は過去5年で最多となる15名が公式審判ライセンスを取得した。また、シクロクスの祭典「Rapha Super Cross Nobeyama」が二年ぶりに開催され全国から多くの選手が野辺山に集った。その他、10月から新設された250m競技場で開催される新競輪「PIST6」で、競輪ルーキー選手の堀江省吾(信州大‐屋代高)が総合優勝を成し遂げる快挙を果たした。

また観光面では、世界初となるスマートグラスを利用したサイクリングナビゲーションシステムAchi Kochi☆なびを、阿智村と株式会社ナビタイムジャパンが開発し、11月8日㈪より運用を開始した。このサービスはモバイル端末とスマートグラスを連動させた世界初の観光サービスで、「スマホ端末・スマートグラス・自転車」をセットでレンタルする。今後の動向が非常に注目される取り組みとなる。

 

11月の視聴数ランキング

1位 長野県内の道路LIVEカメラ一覧
2位 長野県内サイクリングロード紹介
3位 2021‐22JCXシリーズの日程発表
4位 長野県内のレンタル自転車店一覧
5位 千曲川サイクリングロード紹介
6位 長野県内の自転車店一覧
7位 南信のサイクリングマップ紹介
8位 令和3年長野県高校新人戦ロードレースで松本工が表彰台独占!春のセンバツへ
9位 北信のサイクリングマップ紹介
10位 「サテライト信州ちくま」と県自転車界の未来を考える。

 

11月のピックアップ記事

 

 

 

12月の主な出来事

 

長野県自転車競技連盟が「冬季期間中のトレーニング講座」を開催
冬が長野長野県において、自転車に乗れない時期をどう過ごすか?
トレーニング方法を学んだ。

主な出来事

12月3日㈮ 豊丘村自転車活用推進計画を答申。
12月4日㈯ 「サテライト信州ちくま」にて小峰烈選手(松本工出)トークショーを初開催。
12月5日㈰ 信州シクロクロス#上山田ラウンド
12月6日㈪ 辰野町有「たつのパークホテル」自転車メンテナンスルームを設立(信毎)
諏訪湖周自転車活用推進協議会を開催
12月9日㈭ 「第2回全日本学生選手権自転車Eレース競技大会」2年連続王滝村バーチャルコースで開催決定
12月10日㈮ 2022年TOJの日程発表!南信州ステージは5月19日㈭開催。
第90回全日本選手権自転車トラック競技大会で富士見町出身の梅川風子が女子チームスプリントで優勝
12月11日㈯ 第90回全日本選手権自転車トラック競技大会で梅川風子(楽天Kドリームス)が女子スプリントで優勝
第27回全日本選手権自転車競技シクロクロス男子壮年60歳以上の部で佐藤稔(スワコレーシング/山梨県)が優勝
12月12日㈰ 長野県自転車競技冬季フィジカルトレーニング講座を開催
第27回全日本選手権自転車競技シクロクロス男子エリートで小坂光(宇都宮ブリッツェン/佐久長聖高出)が優勝
12月13日㈪ 諏訪建設事務所が諏訪湖サイクリングロードの看板の統一を検討(信毎)
12月16日㈮

年末交通安全運動で松本蟻ケ崎高が高校生に自転車安全運転を呼びかける
「高山ヒルクライムチャレンジ2022」が9月4日に開催と発表。
12月18日㈯ 「サテライト信州ちくま」で等々力公英氏トークショーを初開催
12月19日㈰ 上田市がシェアサイクルの社会実験を終了。
12月21日㈫ 「地域観光デジタルChallenge大賞」で㈱産経デジタルが手掛けた
「木曽おんたけバーチャルサイクリング」事業が地域貢献・SDGs賞を受賞
12月23日㈭ 「アルプスあづみのセンチュリーライド2022」が4月・5月の各部の開催を発表
12月24日㈯

長野県自転車活用推進計画【令和3年12月改定版】発表
グランフォンドKOMOROが2022年大会の開催を5月21・22日と発表
12月25日㈯ 戸狩温泉スキー場&雪チャリオープン
12月26日㈰ 信州シクロクロス#8南信州ラウンド開催。
12月28日㈫ 全日本実業団連盟が来季のJPTツアーの概要を発表
同時に県内唯一の参戦クラブチーム「イナーメ信濃山形」が2022年の体制を発表

12月の記事はこちらから(全23件)
※12月26日現在

《12月を振り返って》

 一昨年の台風19号災害で大きな被害を受けた千曲市・萬葉スポーツエリアにて上山田シクロクロスが復活!長野県自転車界にとっても台風19号からの復興となった。また、開催が危ぶまれていた2022年のツアーオブジャパン南信州ステージの開催発表が行われたほか、サイクリングイベントでは、高山ヒルクライムチャレンジが来年9月4日に開催することを発表した。

競技では、12月12日に茨城県で開催された「第27回全日本選手権シクロクロス」で、佐久長聖高出身の小坂光(宇都宮ブリッツェン)が、2017年以来2度目の全日本チャンピオンを戴冠した。

12月24日には、長野県自転車活用推進計画の令和3年度のアップデートが完了。12月26日には無事に年内最後の自転車レースである信州シクロクロス南信州ラウンドが2年ぶりに開催され、これにより今シーズンの長野県内でシクロクロスが全て終了し、同時に2021年内の長野県内の自転車イベントは概ね全て終了となった。

 

12月の視聴数ランキング

1位 長野県内の道路LIVEカメラ一覧
2位 「サテライト信州ちくま」と県自転車界の未来を考える
3位 長野県のレンタル自転車店一覧
4位 〔プレビュー〕復興へ!信州クロス上山田ラウンド大会ガイド
5位 長野県内のサイクリングロード紹介
6位 雪チャリ!戸狩温泉スキー場12月25日オープン!
7位 長野県内の自転車店一覧
8位 強く!愛される選手へ!堀江省吾 競輪デビュー!!
9位 NHK「こころ旅2021年秋」は長野県からスタート
10位 千曲川サイクリングロード紹介

 

12月のピックアップ記事

 

 

 

サイクリング長野よりご挨拶

 

 以上が今年の長野県自転車界の

主な出来事でした。羅列してみると

長野県の自転車界だけでも

非常に沢山の出来事がありました。

 

ここ数年、自分でも出来る限り

記録を残していたのですが

たった1年の中にも様々な

人の努力の上に長野県の自転車界が

あるのだと思います。

 

 

ただし!

 

自分がその外スポーツの世界から

自転車界に入ってきて

最も驚いたことの一つが…

 

 

自転車界は自分達が紡いで来た

歴史をあまり大切にしてこなかったということ。

 

 

野球やサッカーなら当たり前のように

残っている記録があまりにも残っていない!

 

 

そもそも自分が来るまで

長野県連盟が何年に設立されたのか?

誰も知らないし、自転車博物館の書庫で

調べてもその記録が出て来なかった。

僅か70年前のことなのに…

 

 

ここ数年、長野県の自転車関係者には

口を酸っぱくして言い続けていること

 

 

日々を垂れ流していてもそれは歴史にならない。

何気ない日常でもその記録を紡ぎ続けて

初めて日常は連なり、歴史は積み重なる。

 

 

このサイトも、自分一人でやってきて

だいぶ消耗してきて

何時までこのサイトを続けられるか

解からないですが、当サイトがある限り

来年も出来る限り、長野県の自転車の情報を

記録して行ければと思います。

 

コロナに、オリパラと様々な出来事があり

激動だった2021年、改めまして

長野県の自転車業界に携わった

全ての皆様の努力と、当サイトへの

御理解・御協力に心より御礼申し上げます。

 

来る年も、長野県自転車界が

弛まず発展して行くことを

祈っています。

 

 

関連LINK

長野県自転車競技連盟

信州シクロクロス

MTBリーグ

日本学生自転車競技連盟

実業団自転車競技連盟



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