〔ニュース〕「9代目自転車名人」パラリンピック金メダリストの石井雅史(イナーメ信濃山形)が受賞

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

9代目自転車名人は石井雅史(イナーメ信濃山形)に決定

 

 NPO法人自転車活用推進研究会が隔年で発表している

自転車名人に、2007年パラサイクル1㎞TT&ロードで世界王者

2008年の北京パラリンピック1㎞TT金メダリストで

長野県のクラブチーム「イナーメ信濃山形」で活躍した

石井雅史氏(SENSHA Bicycle 湘南が選出された。

この賞は、自転車活用の模範となるような著名人を

選出し表彰されるもので、2005年に初代自転車名人として

故忌野清志郎氏が初めて受賞した。

 

今年の受賞は石井氏の他に

小泉昭雄氏(政治家)も選出され

史上初の2名による同時受賞となった。

詳しくは下記の通り…

 

 

9代目自転車名人オンライン発表

 

(参照元:Youtube/自転車活用推進研究会

 

 

 

 

 

 

 

石井雅史氏の紹介

 

 

石井 雅史(SENSHA Bicycle 湘南

 日本を代表するパラサイクリスト。長野県のクラブチーム「イナーメ信濃山形」で活躍。元72期競輪選手だが練習の大事故によりパラサイクルに転向。2007年のパラサイクル世界選手権1㎞で1分9秒274の世界新記録で優勝するなど3度の世界チャンピョンに加え、北京パラリンピックでは同種目で金メダル。個人追抜きで銀メダル、ロードで銅メダルを獲得。2016年に一度現役復帰、昨年は全日本選手権パラのトラック競技に出場すると1㎞タイムトライアル・4㎞個人追抜きの両種目の二冠を達成した。昨年大会をもって一線を退き、今年から藤沢市に自転車の洗車専門店「SENSHA Bicycle 湘南」をオープンした。

 ・2007年 1㎞タイムトライアル・ロード世界王者
 ・2008年 北京パラリンピック1㎞タイムトライアル金メダリスト
 ・2019年 全日本選手権パラロード優勝
 ・2020年 全日本選手権パラトラック1㎞TT & 4㎞個人追抜き優勝

 

 

〔石井雅史氏に関する過去の記事〕

 

 

歴代自転車名人

 

代目/受賞年 氏名 オキュペーション
初 代(2005年) 忌野清志郎 ロックミュージシャン
二代目(2007年) 鶴見辰吾 俳優
三代目(2009年) 勝間和代 評論家
四代目(2011年) 片山右京 元レーシングドライバー
五代目(2013年) 谷垣禎一 政治家
六代目(2015年) 渡辺 航 漫画家
七代目(2017年) 石井正則 タレント
八代目(2019年) 道端カレン モデル

 

過去の受賞者はこちら

 

 

 

日曜日の朝起きて、当サイトの

アクセス解析をしたところ

一部記事の視聴率が「爆上がり」していました。

その多くが『石井雅史』で検索されていて

そこから辿って、このニュースを知りました。

 

今まで、この『自転車名人』というのは

自転車に何となく関わっている

著名人・有名人を、自転車界の広告塔に

期用してイメージアップを狙う…。 

 

そんな認識でしたが、今回は

比較的地味なパラサイクルから

選出されたという事で率直に驚きました。 

 

ところで…

 

石井選手についてはもう、このサイトでは

お馴染みの選手ではありますが

去年の全日本選手権で当サイトは石井選手と

一つ大きな約束をしています。 

 

しかし、自分は今年その約束を

十分に果たすことが出来ませんでした。 

 

 

それ故に石井選手の今回のニュースに触れて…

 

 

特に、石井選手が現在行っている

「子供達と接する」という地道な活動が

評価されての受賞を知り

自分も非常に刺激を

受けることとなりました。

 

そして、派手な実績や言動では無く、

地味であっても地道な活動をしている方が

ちゃんと評価されるような自転車界に

なってきたことも刺激となりました。

 

改めて、当サイトからも石井選手の

功績に対して奉賀と共に

受賞のニュースを皆様にお伝え致します。

 

 

関連LINK

SENSHA Bicycle

イナーメ信濃山形

自転車活用推進研究会