〔頑張れ信州〕「2021世界選手権トラック競技」日本代表に梅川風子(富士見町出身)が選出。

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「2021世界選手権トラック競技」日本代表に梅川風子(富士見町出身)が選出。

 

 ここの所、とにかく忙しい上に自転車界は問題山積み。

トラック・ロード・シクロクロス・自転車学校・自転車イベント

スポンサー・保険・行政、自転車関係の人が行方不明とか

さらには中高生の生活指導係まで…

なかなか「サイクリング長野」をやっているヒマが無く申し訳ありません。

(何か、沢山の方々に御迷惑おかけしています)

 

そんな訳で、5日ほど前に今年の世界選手権トラック競技の日本代表発表があり

富士見町出身の競輪選手、梅川風子(山梨学院大出)がメンバーに選出されました。

詳しくは以下の通り…

 

 

2021年トラック世界選手権大会派遣選手団

 

2021年トラック世界選手権大会
開催場所:フランス・ルーベ
開催日程:2021年10月20日(水)~10月24日(日)
派遣日程:2021年10月13日(水)~10月27日(水)

 

(短距離)
山崎 賢人 (JPCA チーム楽天Kドリームス/JPCU長崎)
松井 宏佑 (JPCA チーム楽天Kドリームス/JPCU神奈川)
小原 佑太 (JPCA JPCU青森)
寺崎 浩平 (JPCA JPCU福井)
太田 りゆ (JPCA チームブリヂストンサイクリング/JPCU埼玉)
梅川 風子 (JPCA チーム楽天Kドリームス/JPCU東京)
佐藤 水菜 (JPCA チーム楽天Kドリームス/JPCU神奈川)

 

(中距離)
橋本 英也 (JPCA チームブリヂストンサイクリング/JPCU岐阜)
窪木 一茂 (JPCA チームブリヂストンサイクリング/JPCU福島)
今村 駿介 (福岡 チームブリヂストンサイクリング)
梶原 悠未 (茨城 筑波大学大学院)
鈴木 奈央 (JPCA チーム楽天Kドリームス/JPCU静岡)

 

〔スタッフ〕(12名)
ブノワ・ベトゥ (短距離ヘッドコーチ)
クレイグ・グリフィン (中距離ヘッドコーチ)
ジェイソン・ニブレット (短距離コーチ)
齊藤 健吾 (強化支援スタッフ)
神馬 有貴 (強化支援スタッフ)
井上 純爾 (強化支援スタッフ)
中山 真臣 (強化支援スタッフ)
青山 ゆう (強化支援スタッフ)
田畑 昭秀 (情報科学スタッフ)
アリス・ボナミ (通訳)
柴 みちる (通訳)
齊藤 真未 (JCF事務局)

 

代表トップチームでの世界戦選出は初となる梅川風子

 

 

 

多分、今回の東京オリンピック

このサイトのこの記事を見ている

方々の中で、最も近くでレースを

観ていたのは自分だと思います。

まだ五輪総括をやっていないのですが

初めて国際大会を見て一番感じたのは

 

今の世界と日本代表の差の中で

絶対的に足りないもの… その存在。

 

それは、野球のコーチ、サッカーのコーチ

その他、例えば自転車を全く知らない

他競技・スポーツのコーチが見ても

多分、自分と同じモノを挙げると思います。 

 

おそらく長野県高校代表が

インターハイで優勝するためにも

絶対的に足りないものでもある…

 

 

皆さんは五輪を見てどう思いましたか?

日本代表と世界の差は何だと思いましたか?

 

 

自分は今の日本代表トラックチームは

2006年から2011年の「15人制ラグビー日本代表チーム」に

重なって見えます。

 

あの時、日本ラグビー協会(JRFU)は

歴史上初めてジョン・カーワン(JK)を

外国人監督として招集。 

 

徹底的な現実主義(リアリズム)を掲げ

2007年W杯最終戦で勝ちに等しい引き分けで「0勝3敗1分」。

何とか17年近く続いた連敗を13で止めました。

 

いまのトラック代表はこの2007年終了時の

ラグビー日本代表のように思えます。

 

その後、JRFUはJKを監督として続投させ

2011年W杯を迎えるわけですが

その結末は… (是非ググってみて下さい)

 

おそらく、今後パリまでの3年で

自転車トラック日本代表は

あの時のラグビー日本代表と同じ道を

歩んで行くのでは?と思っています。

 

フランス五輪の結果こそ予測出来ませんし

正直、メダルとか結果はどちらでも良いと思っています。

何度もいうけど、メダルを獲ったとしても

今のままでは、今回のように

「自転車で誰かメダルを獲得したらしい」で

終わってしまう。誰がメダルを獲ったんだ?

国民の殆どが知らない。

 

 

問題は、フランス五輪のあと!で… 

 

 

そこで、いよいよ選手の年代が変わり目となった時に

次代の人材が準備できているかどうか? 

メダルを獲って喜んでくれる熱いサポーターがいるかどうか?

 

 

それが、多くの皆さんが大好きな

今のラグビー日本代表になれるかの

分かれ目です。

 

そして、一番変わるべきは選手や監督では無く 

国の統括団体・地域団体であること

ここの考え方を変えないと

ラグビー日本代表にはなれないし、

あの歓喜を、その後上手に活かせなかった

某ラグビー・ユニオンのように

なってしまう気がしてなりません。

 

TOKYO2020が終わり、日本代表トラックチームが

パリと、その後の未来に向かって

どんな旅をするのか?

その船出を見守りたいと思います。

 

因みに2011年のラグビーW杯後、ラグビー日本代表は
今回の自転車代表と同じ課題を突き付けられていました。
しかし、その世界との差で絶対的に足りないモノを
徹底的に鍛えに鍛え!鍛え抜いて、後に世界を驚かせることになります。

 

2011年のラグビーワールドカップ、当時はラグビー関係者だったのですが
JKジャパンの集大成として乗り込んだ2011年W杯。
もう本当に日本ラグビー業界が悲壮な想いで臨んだ大会でした。
あの時ラグビー業界に携わる全ての人が、選手もサポーターも
皆が泣き出しそうな、今思えば特攻・玉砕のような過剰な悲壮感。
ここで負けたらもはや日本ラグビー界は本当に後が無い!という重圧。
今思えば、良くぞ日本ラグビーってここまで盛り返したなと…
あれだけ負けて、負けて、負けつくしても這い上がって来た日本ラグビーは凄い!
ラグビー業界にいる時は思わなかったけど、今自転車業界から見るとそう思えます。
今の自転車トラック競技は、先ずファンがいないし、業界内の関係者でさえ
未だあまり興味も無いような感じだけど…。おかれている状況はJKジャパンに
凄く良く似ている気がします。ただし!この先、日本自転車トラック代表が
後の未来でジャイアントキリングをやってのけるかどうか?は、次のパリ五輪のあと!
パリ五輪が終わった時に、次の世代をちゃんと準備出来ているか?にかかってきます。

 

関連LINK

UCI

日本自転車競技連盟