〔特集〕日本代表トラックチームブノワ・ベトゥ監督より五輪を目指すキッズ選手の皆さんへ…

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

特集 ブノワ・ベトゥ監督より五輪を目指すキッズ選手の皆さんへ

 

 昨日の全日本選手権トラック競技大会中に

現日本代表トラックチーム監督のブノワ・ベトゥ監督と

初めてお話しをさせて頂く機会をもらいました。

本当に短い時間でしたが、現在オリンピックを目指して

頑張っている、キッズ・ユース・ジュニア選手達に対して

メッセージを頂いたので、長野県だけでなく全国の

アンダーカテゴリーの選手にご覧いただければと思います。

 

 

キッズ・Jr.選手の皆さんへ

 

 

 

自転車を志す、ジュニア・キッズの皆さんへ

 自転車でオリンピックを目指すと言う

モチベーションも非常に大切なことですが

一番大切なことは、先ずは自転車を楽しんで下さい。

普段の練習でも笑顔で自転車に乗ることを忘れずに

自転車に乗ることを続けて下さい。本当に大切なことは

自転車が好きなこと、自転車を楽しむことだということを

忘れずに練習を頑張ってください。

 

 

大人の皆さんへ

 私が日本に来てからずっと感じているのは、私にも二人の子供がいますが

自転車をさせてあげようとしても、非常に受入れ先が少ないと感じています。

特に、各地域の連盟の方や自転車関連の団体の皆様には

受入れ先を増やすということに力を入れて頂き、皆さんのお力添えで

自転車を志す青少年達への間口を広げ・増やして頂ければと思います。

ナショナルチーム(日本代表チーム)としても

そうした活動に寄与して行きたいと考えています。

 

 

 

サイクリング長野より

 

 今回、全日本選手権の忙しい時間の中で

ブノワ・ベトゥヘッドコーチに、メッセージを頂きました。

長野県では、3年程まえに飯田市が、フランスナショナルコーチの

フランソワ・アントワン氏を招へいして、現在のフランス式

ジュニア選手育成に関するコーチングセミナーを行いました。 

その中でもあった「楽しく自転車に乗る!」と云うことが

大前提であるという言葉を改めて思い出しました。

 

そして、改めて当サイトからもキッズ・Jr.選手と

特にそのご両親・指導者の皆様に対して

楽しく自転車に乗って欲しい、笑顔で自転車に乗る

環境を作ってあげて欲しいと、切にお願い申し上げます。 

 

最後に、重要な大会で忙しい時間の中で

ベトゥHCには、非常に真摯に誠実な御対応を頂き

子供達へメッセージを頂いたことを

心より厚く御礼申し上げます。

 

 

 

 

ブノワヘッドコーチとは

今回、初めてお話しをさせて頂きました。

TVみる印象は熱いハートを持った

熱血漢のイメージでしたが、実際は

非常に穏やかで、熱さよりも

言葉の端々に温かさを感じる方でした。

そして、真っすぐ前を見据える

その目が印象的でした。

 

全日本チームと云うのは

身近であるようで、我々自転車の

現場の人間にとっても非常に遠い存在です。

一年に一度でも「日の丸」のジャージを見ない…

 

長野県の多くの自転車少年・少女

一般のサイクリストの方でも

日本代表チームの結果を知らない人のほうが

多いと思います。

 

しかし、今改めて思うのは

我々、日本のサイクリストの代表チームです。

ベトゥ監督は、育成のシステム構築にも

着手をしています。是非、日本代表チームが

我々サイクリストにも身近な存在になるように

日本代表に改めて温かいご声援のほど

宜しくお願い申し上げます。

 

 

そして、ぜひ!楽しく安全に自転車に

乗ってもらえれば幸いです。

 

 

 

関連LINK

第89回全日本選手権インフォメーションHP

ヤマダグリーンドーム前橋

日本自転車競技連盟

群馬県自転車競技連盟

長野県自転車競技連盟