もくじ
〔結果〕「特別国体燃ゆる感動鹿児島国体」大会3日目長野県勢の結果。
2023年の特別国民大会「燃ゆる感動かごしま国体」自転車競技は
本日10月13日㈮が大会三日目、本日も鹿児島県南大隅町
根占自転車競技場でトラック競技が開催された。
今日は午前中に「中長距離種目」の決勝が、
午後は「短距離種目」の準決勝などがおこなれた。
朝一番に行われた「女子スクラッチ決勝」では、
大蔵こころが4着となり今大会県勢初となる入賞を果たした。
注目の女子・少年ケイリンは、黒河内・横林共に敗れ
明日の順位決定戦で7位・8位入賞を狙う。
大会3日目長野県勢の結果
女子スクラッチ予選(8㎞)決勝
順位 | 氏名 | チーム | タイム |
1位 | 渡部 春雅 | 神奈川県 | 11分05秒271 |
2位 | 岡本 美咲 | 京都府 | |
3位 | 池田 瑞紀 | 福岡県 | |
4位 | 大蔵 こころ | 長野県 |
大会公式リザルト〔国体公式HP〕
この日の長野県チームの先頭を切って大蔵こころ(赤穂中-早稲田大学)が
国体2年連続の女子スクラッチ決勝に臨む。
この日の長野県チームの先頭を切って大蔵こころ(赤穂中-早稲田大学)が
国体2年連続の女子スクラッチ決勝に臨む。昨日の予選から16名の出走となる。
スタート直後から、逃げる気配を見せる選手が数名いたが
大蔵選手は冷静に集団の後方で有力選手の動向を伺いながら
レースを展開して行く。
後半残り1㎞で神奈川の渡部選手が抜け出すと
そのまま渡部選手が逃げ切り1着、さらに追いかけた2名が先着。
大蔵選手は第3集団での4位争いを制して2年連続の入賞を決めた。
昨年に引き続き女子スクラッチ入賞を果たした大蔵選手
〔画像:下段左〕
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少年男子スクラッチ決勝(8㎞)
順位 | 氏名 | チーム | タイム |
1位 | 小林 岳央 | 福島県 | 10分08秒173 |
2位 | 伊 書男 | 和歌山県 | |
3位 | 峠 龍之介 | 鹿児島県 | |
11位 | 黒澤 響冴 | 長野県 |
大会公式リザルト〔国体公式HP〕
全国大会で初の決勝進出を果たした黒沢響冴(飯田OIDE長姫3年)が
レース前のウエイティングゾーンで集中力を高める。
スタートすると集団の中で冷静な位置取りをしながらレースを展開して行く。
終始冷静なレースマネージメントをしているように見受けられた。
中盤から終盤にかけても堅実な走りをみせながら
終盤のチャンスを待つ。
残り1周で集団が一気にペースアップすると黒澤はそれを追う
残り半周から良い位置につけたが前方選手が
一瞬バランスを崩し、それを回避するために
外へ出てしまう不運もあり入賞を逃したが
初出場の国体で見事、決勝進出を果たした。
成年男子ポイントレース決勝(30㎞)
順位 | 氏名 | チーム | タイム |
1位 | 兒島 直樹 | 岩手県 | 85点 |
2位 | 佐藤 健 | 香川県 | 72点 |
3位 | 梅澤 幹太 | 福島県 | 42点 |
14位 | 山田 拓海 | 長野県 | 2点 |
大会公式リザルト〔国体公式HP〕
レース前に雨が降り始め、ウエットコンディションでのレースとなる。
山田拓海(飯田風越-早稲田大)は、スタート直後に快走を見せ
初回3着で2点を先制する。
レースはトラック中距離日本代表選手4名が大きく逃げをうち
それを集団が追いかけるという展開で中盤を迎える。
強力なトップ選手の逃げに山田選手は後方で
初回に挙げた2点を死守する展開となる。
レースは序盤に逃げた4名が得点を荒稼ぎ
山田選手は序盤の2点を守り切り14位完走
明後日のロードレースでの活躍が期待される。
女子ケイリン1/2決勝(準決勝)第1組
順位 | 氏名 | チーム | タイム |
1着 | 石井 寛子 | 東京都 | 12秒621 ※決勝進出 |
2着 | 年見 穂風 | 宮崎県 | ※決勝進出 |
3着 | 新沼 杏菜 | 栃木県 | ※決勝進出 |
6着 | 黒河内 由実 | 長野県 | ※7-12位順位決定戦へ |
大会公式リザルト〔国体公式HP〕
勝てば自身初の国体決勝進出
注目の黒河内由実(日本競輪選手会-長野清泉女学院出)が
場内に向かう。
昨年・昨日に引き続き三度、東京の石井寛子選手(日本競輪選手会)と対戦となる。
抽選で1番を引き当てた黒河内選手は先頭誘導員の後ろからレースを展開。
先頭誘導員が退避すると集団が黒河内選手の後ろへ付いて最終回を迎える。
残り1周で石井選手が前へ出ると、黒河内選手もそれに併せて
スプリント勝負に入る。
残り半周まで力走を見せるも勝負に行っての6着となり
明日は7-12位決定戦にまわり入賞がかかったレースに臨む。
少年男子ケイリン1/2決勝(準決勝)第1組
順位 | 氏名 | チーム | タイム |
1位 | 宮崎 太志 | 埼玉県 | 12秒621 ※決勝進出 |
2位 | 大塚 春人 | 山梨県 | ※決勝進出 |
3位 | 倉持 惺七 | 福岡県 | ※決勝進出 |
6位 | 横林 海斗 | 長野県 | ※7-12位順位決定戦へ |
大会公式リザルト〔国体公式HP〕
大会初日1回戦で快勝した横林海斗(松本工業高3年)が
満を持して少年男子ケイリン準決勝に登場。
抽選で内側1番からのスタートとなる。
3着までに入れば決勝進出と同時に入賞が決まる大事なレースに臨む。
1番ということで先頭誘導員の番手でレースを展開する。
先頭誘導員が退避すると横林は意図的に
位置取りを後方へと下げて後方から助走をつけて
一気に後ろからまくって行く戦術をとる。
これがこのレースの大きなターニングポイントとなる。
残り1周で後方から前走選手を一気に追い抜いて上がって行くものの
集団もそれを許さずに加速。
結局集団は後方からの追撃を許さず、横林は6着となり
明日の「7-12位決定戦」に入賞をかける。
大会四日目の予定
大会四日目10月14日(土)
No. | 時間 | 区分 | 種目 | 備考 | 長野県選手 |
41 | 09:00 |
少年男子 | スプリント |
3位決定戦 (1本目) |
|
42 | 成年男子 | ||||
43 | 少年男子 | 決勝戦 (1本目) |
|||
44 | 成年男子 | ||||
45 | 09:20 | 女子 | 500mタイムトライアル | 決勝 | |
46 | 少年男子 | スプリント |
5‐8決定戦 |
||
47 | 成年男子 | ||||
48 | 少年男子 | 3位決定戦 (2・3本目) |
|||
49 | 成年男子 | ||||
50 | 少年男子 | 決勝 (2・3本目) |
|||
51 | 成年男子 | ||||
52 | 10:50 |
女子 | ケイリン |
7‐12決定戦 |
黒河内由実 |
53 | 少年男子 | 横林海斗 | |||
54 | 成年男子 | ||||
55 | 女子 | 決勝 |
|||
56 | 少年男子 | ||||
57 | 成年男子 | ||||
表彰 |
11:40 |
女子 | 500mタイムトライアル表彰式 |
||
成・少年 | スプリント表彰式 |
||||
全 | ケイリン表彰式 |
会場:鹿児島県根占自転車競技場(南大隅町)
〔大会四日目みどころ〕
注目は、今日のケイリン準決勝で共に敗れた黒河内由実(日本競輪選手会‐長野清泉女学院出)と、横林海斗(松本工業高3年)共にプレーオフ(7位‐12位決定戦」に7位・8位入賞を懸ける。準決勝は共に展開に恵まれなかったが、泣いても笑ってもこれが今年の国体最後の戦いとなり是が非でも入賞を狙いたい。両選手とも最終日の積極的な走りを期待したい。また、明日のトラック競技終了後は鹿屋市へ移動してロードレースの試走等、ロードの準備に入る。
Live配信プラットフォーム
今大会も「国体チャンネル」にて
大会二日目10月12日㈬から最終日15日㈰まで
全レースLive配信が行われます。
ぜひ、授業やお仕事の合間に
スマホやパソコンにて長野県選手に
熱い御声援のほど宜しくお願い申し上げます。
〔Live配信「国体チャンネル」〕
日時 | 配信開始時間 | 備考 |
10月14日㈯ | 09:00 | トラック競技四日目 |
10月15日㈰ | 08:00 | ロードレース大会最終日 |
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というわけで、大会二日目は
長野県勢でも明暗が分かれた
一日となりました。
ハイライトとしては
大蔵選手の2年連続スクラッチ入賞ですが
ケイリンの黒河内・横林は
明日のトラック競技最終日に
共に国体初入賞をかけた
大一番に臨みます。
ぜひ明日も
長野県自転車チームに
あたたかい御声援のほど
宜しくお願い申し上げます。
関連LINK
南大隅町かごしま国体特設ページ(自転車競技会場)
第82回国民体育大会・第27回全国障がい者スポーツ大会(長野県教育委員会)
第82回ながの国体準備室(長野県)