〔ニュース〕長野県代表少年チーム監督 椿宏尚先生(松本工業高校自転車競技部監督) 退任のお知らせ。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

〔告知〕長野県代表少年チーム監督 椿宏尚先生 退任のお知らせ。

 

 

 長野県自転車競技連盟よりお知らせです。

松本工業自転車競技部で12年間の長きにわたり

顧問/監督として勤務され、ここ数年は

長野県国体少年チームの監督をつとめられました

椿宏尚先生が、今春ご実家へ戻られるため

松本工業ならびに、長野県少年チームの監督を

3月をもって退任することとなりました。 

 

 

多くの皆さんが御存知のとおり、椿先生は

2022年の「第54回北信越高等学校体育大会自転車競技」にて

松本工業高校自転車競技部を、長野県勢史上初となる

団体総合優勝に導くなど、県高校自転車界に

多大な功績を残されました。

 

 

長野県自転車競技連盟では、

2月18日開催の県総会にて

特別表彰を行いました。

 

 

今後、先生は長野を離れることとなりますが 

益々の御健勝・御活躍を祈念致すと共に

長野県自転車界への多大なるご尽力に対して

改めて御礼を申し上げます。

 

 

2018年の福井国体で榊山選手のバイクチェックを行う。

 

2019年の中部八県対抗戦でロードレースを終えた選手をねぎらう。

 

コロナが開けた2021年のとちぎ国体で豪雨のなか
長野県団体追い抜きチームに指示を送る

 

2022年の北信越大会ではエース小松篤史キャプテンを中心に
長野県勢初の北信越団体総合優勝を果たす。

 

2022年北信越チャンピオンとしてインターハイに出場
猛暑の中でアイスベストを用意する。

 

2023年のインターハイでは松本工業史上初となる
団体競技でのインターハイ8位入賞を果たす。

 

 

2023年、次年より国スポと名称が変わり最後の国体となる
「かごしま国体」でも長野県少年チームの監督をつとめた。

 

2月の長野県総会で、耳塚喜門長野県自転車競技連盟会長より
長年にわたる功績を称えると共に感謝を込めて特別表彰が行われた。

 

 

〔長野県連盟公式〕

 

 

 

 

という訳で、椿先生退任のお知らせでした。

2015年に自分が初めて自転車界に来た時 

椿先生はマツコウの顧問・監督をされていました。 

 

 

椿先生も元は「演劇」や「放送」を

専門とされていたとのことで

初めて自転車に携わることになって

最初は競技場で皆が「1回!1回!!」と 

大きな声で叫んでいる… 

 

 

「1回って… ナニ??」 

「この人たちは何で叫んでいるんだろう??」

 

 

と、2015年に初めて自分が

自転車界に来た時と同じような

エピソードを最後の御挨拶で話して下さいました。

そんな、自転車は殆ど経験が無いという状況から

北信越団体優勝、インターハイ団体種目初入賞と

本当に偉大な功績を残されました。 

 

 

育成部の自分からみて、

椿先生を本当に素晴しく感じたことは

生徒を本当に良く「待つ」というところです。

 

 

自分も教員であった時期があるのですが

自分であれば、怒って怒って怒って

厳しく指導するところを、先生は非常に

忍耐強く生徒たちを待たれるし、同時に

とても寛容であられたと思います。

その一方で、多感でヤンチャな高校生たちに

常に声をかけ、時に檄を飛ばし

情熱的にマツコウを導かれていました。 

 

 

そんな椿先生を見て 

自分が小学生のころに見た

スクールウォーズの一コマを思い出しました。

相手を待ち、信じ、許してやる

凄く大切なことを改めて思い出させてもらったと思います。

 

 

個人的に椿先生とも、北は北海道から

南は鹿児島まで遠征をさせてもらいましたが

本当に楽しい思い出が沢山あります。

少し寂しい気持ちにもなりますが 

ご実家に帰られても御活躍を

心から祈念しております。

当サイトからも長年に渡っての

御理解・御高配を賜ったこと

心より御礼申し上げます。

 

 

 

関連LINK

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