〔頑張れ信州〕今月開幕の新競輪PIST6に堀江省吾(屋代高‐信大出)初登場!準決敗退も順位決定戦1着。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

 

「PIST6」に堀江省吾(屋代高‐信大出)が初登場!

 

 今月、千葉県で新たにオープンした

板張り250mバンク「ティプスタードーム千葉」で

新たに始まった新しい250m競輪

「PIST6」 の 第二節が

10月8日から10日まで3日間の日程で開催された。

 

先週の開幕シリーズから5日空いての第二節に

長野県からは、ルーキー堀江省吾(屋代高‐信大出)が登場。

初出場の堀江選手は、金曜日に行われる予備予選となる

200mタイムトライアルで10秒549で8位となると

1次予選では2位、惜しくも準決勝で敗退し決勝進出は逃すものの

競技でいうところの「順位決定戦・プレーオフ」では

粘りの走りで1着となり、新競輪PIST6初の長野県出場選手として

堂々たる存在感を見せた。

 

 

 

PIST 6 第二節 堀江省吾結果

 

DAY1 予選200mタイムトライアル結果

1位 山田義彦(埼玉県) 10秒247
2位 伊藤 信(大阪府) 10秒355
3位 朝倉智仁(茨城県)10秒402
——————————————–
8位 堀江省吾(長野県) 10秒549

公式リザルト(PIST6公式HPより)

 

 


 

DAY2 午前の部 一次予選

《予選C組》
1位 朝倉智仁(茨城県) 

2位 堀江省吾(長野県)
3位 小林 泰正(群馬県)
4位 畑段 嵐士(東京都)
5位 吉田 裕全(埼玉県)

公式リザルト(PIST6公式HPより)

【予選C組ダイジェスト】

(参照元:Youtube/PIST6 (ピストシックス) 公式

 

 

DAY2 午後の部 二次予選

《予選B組》
1位 梅田 加津也(神奈川県) 

2位 堀江省吾(長野県)
3位 三好 恵一郎(宮城県)
4位 松村 友和(大阪府)
5位 近藤 隆司(千葉県)
6位 渡邉 満 (福岡県)

公式リザルト(PIST6公式HPより)

 

【予選B組ダイジェスト】

(参照元:Youtube/PIST6 (ピストシックス) 公式

 

 


 

DAY3 午前の部 準決勝

《準決勝B組》
1位 青野 将大(神奈川県) 

2位 菅田 壱道(宮城県)
3位 伊藤 成紀(大阪府
4位 畑段 嵐士(東京都)
5位 堀江省吾(長野県)
6位 緑川 修平(福島県)

公式リザルト(PIST6公式HPより)

 

【準決勝B組ダイジェスト】

(参照元:Youtube/PIST6 (ピストシックス) 公式

 

 


 

DAY3 午後の部 コンソレーション・順位決定戦

《順位決定戦D組》
1位 堀江省吾(長野県) 

2位 伊藤 信(大阪府)
3位 上遠野 拓馬(大阪府
4位 梅田 加津也(神奈川県) 
5位 内田 玄希(東京都)
6位 緑川 修平(福島県)

公式リザルト(PIST6公式HPより)

 

【順決ダイジェスト&堀江選手インタビュー】

(参照元:Youtube/PIST6 (ピストシックス) 公式

 

 

新競輪PIST6について 

 

 

 

 新競輪「PIST6」

 オリンピック等で開催される国際競技「KEIRIN」に準ずる

 国際競技ルールを適用。 激しいショルダーチャージなどの

 ボディ・コンタクトや、チームとして複数人で後続をブロックする

 「ライン戦法」を禁止として、より国際レースに近いルールで開催される。

 また従来の国内競輪場が1周333.3m又は、400mであるのに対し

 千葉ドームの1周は250mと短く、よりスリリングな展開が予想される。

 また、この「PIST6」に限り、車券の販売がTIPSTAERというサイトからの

 インターネット販売のみとなる。

 

 

 

 

 

新競輪PIST6の感想

 

 先週、開幕のPIST6を見て大きな衝撃を受けました。

開幕週は「経営面」「投資面」の視点からイベントを

見ましたが、今週はお馴染みの堀江選手が出るということで

「何となく自転車を知ってる人」「競輪ファン」の視点から

このイベントを見ました…

 

 

 

 

自分個人の感想というより、それ(堀江選手のレース)を

Youtubeで見ていたのですが

一緒に見ていた、自転車を全く知らない家族が…

 

 

自転車らしからぬ、明るくて楽しそうなイベント…

これは、アマチュア?ホンモノの人達なの?

オールスターとか、エキシビジョンじゃないの??

 

 

と聞いてきました。それと同時に海外にいた頃の

自転車クラブチームの人間にPIST6を紹介したところ…

 

 

これは、リアル(ガチ)なのか??

それとも所謂「興行クリテリウム」のようなモノか??

 

 

と…

 

 

自分では、思いもしなかったこと。

PIST6を初めてみた「素人」「玄人」共に

同じような感想を持ったことが意外だった。

ようするに、PIST6を知らず初めて見た人の目には

 

 

エンターテインメント・プロレス

これが真剣勝負では無いと見えた訳か…

 

 

なるほど、そういう風に言われてみて初めて気づいたが

選手登場の際なんて、真剣勝負に向かう

アスリートの息をのむような緊張感は無いし

入場シーン、何か出場選手が色々と無理していて可笑しい… 

 

 

必然的に聴衆の目をそちら(エンターテイメントな面)へ誘導している?

初めての人達には、少なくとも、そちらの方がインパクトがでかい!らしい…

 

 

まぁそりゃ「皇国の興廃この一戦にあり!」という

真剣勝負の場で小ネタ仕込んで、ボケる奴はいない

毎日やってるプロ野球だって、そういうのは

オールスターか、ファン感謝デーか…

 

 

逆に、これをガチで格好良く入場出来たり

笑いを取れるようになったら、このスポーツは

本当にプロな気がする。

プロレスの入場シーン何てそれだけで

お金取れるし熱くなれる!

 

 

それに対して、PIST6は入場シーンは1回見たらもう早送り。

個人的には見ちゃおれん。

今のところはここは重要なファクターでは無い。

 

何か真面目を絵に書いたような堀江選手が
一生懸命考えて、チョケようとしている姿は
見てはいけないものを見ているようだった。
少なくとも自分なら、試合前にチョケてる姿を親族にはあまり見られたくない…
とりわけ、凄く真面目な長野県の選手達に 
あの変なパフォーマンスを求めるのも凄ぉ~く酷な気がする。

 

 

この辺りに関して、PIST6は開幕して二戦目…

まだあんまり色々と考えて無いんだろうな。 

 

 

PIST6は…

エンターテインメントプロレス路線を行くのか?

それとも…

何時いかなる時も誰の挑戦も受ける

スーパーストロングスタイル・プロレスに行くのか??

はたまたウチは、そもそもプロレスじゃ無ぇし

総合格闘技だ!!になるのか? 

※WWEを目指すか?UFCを目指すか?

 

 

自分個人的としては、この先

仮に興行クリテのような

筋書のある競輪が出来たとして

それが人気になるようであれば

それも良いと思います。それに…

 

 

 

明るく・楽しく・激しいプロレス(競輪)

ファミリー軍団と悪役商会との抗争があってもいいじゃないか?

そしたら、ラッシャー木村や、百田・渕・永源のような存在も出て来るし…

 

 

 

世にそんな競輪が一つあってもいいじゃないか?
※もちろん自転車競走法を知らないわけでは無いが…

 

 

 

ただ、PIST6がなぜ始まり、どこを目指すのか?

そこのフィロソフィーさえ、ブレずに

しっかり宣言しておいてくれれば

その存在が、誰にも解り易い自転車界のシンボルとして

「ショーケース」的な存在であってもいい。

 

 

 

それと重要なこと!

 

 

自分にはまだ、PIST6が何のために出来たのか?

そういう存在意義?設立意義?が解らない…

これはつまるところ何を目指しているんだ?

 

 

あと、個人的な感想を言わせて下さい。 

 

 

PIST6、演出方法などを期待していたのですが… 

今のところ全てNPBとかJリーグなんかで見られるもので

真新しいものは一切見られなかった気がします。

 

 

そして、自分の中で目から鱗だったのは

今まで競輪ってあの「ダサい格好」を何とかして

子供達が憧れるような恰好いいユニフォームとかにしなければならない!

勝負服が一般に販売されるようじゃなければいけないと思ってました。

 

 

しかし、PIST6を見て思ったことは… 

 

 

そんなこたぁーどーでもいい!

 

 

正直、それは確かに一つの大切な要素であるけど 

別に選手が、パジャマを着ようと、タキシードでレースをしようと

そこが本質では無いとよく解った。 

※開幕戦で高崎だるまの勝負服の選手がいたがアレは海外でウケるかも…

 

 

そして、イベントの魅せ方にもっとコダワレ!と言い続けて来たけど

会場のDJや、ダンサー達… やってみたのを見て思ったけど…

それは全体を盛り上げる一つの要素でしかないことを痛感した。

 

正直、ゴメン… もうそういうの他のスポーツ会場で散々やってるから

今さらあまりいらないかも。また、開幕戦のように新装開店で

お金を派手にばらまくことも 「競輪のスポーツとしての本質的な魅力」では

無いように思えたが、皆さんは如何感じられたか?

 

 

そのうえで…

 

 

競輪(そして、自転車競技)の本質とは何だ??

競輪(自転車競技)の勝利とは何だ??

 

 

そんなところを、皆さんに問いつつ

何時ものように心ある誰かの考える糧になればと思います。

 

※あと、苦言を一つ。PIST6のホームページ! あんまり意味が無いムービーが多すぎて重すぎ…
 ローディングしてる時間が長くて、マジで他のページに飛びたくなる。

 

(参照元:Youtube)

 

 

そんな訳で、今夜は週末に行われた

新競輪PIST6に、我らが堀江選手が

出場した話題でした。 

 

皆さんPIST6いかがでしたか?

 

自分はとにかく、開幕戦での

お金の動きに恐れおののいてしまい

第二週目はそこを無視して 

堀江さんだけを見ていた気がします。

 

今回の「堀江劇場」最後良かったですよね。

大学時代から先行逃げ切りを

持ち味とする堀江さんですが

やはり簡単には先行をさせてくれない。

そうなった時に、堀江さんがどう戦うのか?

非常に興味深かったと思います。

 

そして、PIST6ですが… 

 

これ今後、入場料2000円で有料試合となります。

正直、ギャンブルをやる人はタネ銭となる

2000円を払っては入場しない。 

 

となると、日本国内最高峰の自転車トラック競技が

2000円払って観る価値のあるスポーツかどうか?

それを大衆に問うことになります。 

 

その時に、この自転車スポーツの価値(本質)が問われ

現在の立ち位置というのが明確に表れると思います。

競輪に関してはここのところ小難しい話しをしていますが 

いま長野県の皆さんにお願いしたいのは

先ずは、引き続き長野県の競輪選手達に

温かい御声援のほど宜しくお願い致します。

 

 

【自転車競走法第9条】により
20歳以下の未成年は車券を購入したり、譲り受けてもいけません。

 

 

 

関連LINK

PIST6公式HP

競輪.jp

日本競輪選手養成所

長野競輪選手会インスタグラム