「サイクリング長野」4周年ありがとう。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

「サイクリング長野」4周年ありがとう。

 

 こんばんは、今夜ももう既に朝にになろうとしています。

ちょうど日付が変わった頃にいただいたメールを見ていたら

4月1日は、サイクリング長野4周年ですね!

おめでとうございます。というメールが1通ありました。

 

 

凄いな、自分も忘れていたのに

こんなことを覚えていて下さる方がいるなんて… 

 

 

この世の中  本当に捨てたもんじゃないなと…

深夜だと泣きたくなります。

 

 

さて、久しぶりにちょっとフリートークしますかね

(Tシャツの販売早くやれ!銭ゲバが野郎!!とおこられそうですが)

最近ホントに、Tシャツ絡みでこういう有難い御意見を有識者の方から頂いた。

 

 

ご存じの方も多いと思いますが

ここ一週間は「朝寝て朝起きる」生活をしています。

なんか、4年前に極度なメカ音痴の自分が

ひょんなことからインターネットでHPを作るという

暴挙に出て、最初の立ち上げまでに4か月くらい

寝てないじゃなくて、ほぼ仮眠しかしてないという

まさにイチから、ネットを勉強した日々のことを思い出しました。

そのくらい今は忙しい…

 

 

※そうそう一昨日マジで困ったリクエストがあって
 俺のLineを教えて欲しいと来たのだが
 Lineってどうやって、登録するのか?解らない…
 あれって実際に会ってスマホ同士でピッ!とするんじゃねーの?
 誰か本当に何とかしてくれ。
 
俺の元秘書、彼氏を追ってフランスに行ったまま帰ってこねーんだよ。

 

 

まぁよくここまで続いたなと思います。

 

 

 

ただ、この4年間という時間を振り返ると

長野県の自転車界ってコロナのこともあったけど

大きく後退してしまったなと思っています。

(皆さんどう思いますか?)

 

 

 

今年は、4月・5月と小中学生の出場出来る大会は

ロード・MTB・トラックとほぼゼロ。

ここ数年、今まで存在していなかった中学生の自転車選手が活躍を始め

2028年の長野国体に向け層が厚くなってきた!さぁ国体に向けてスタートに立った!

そんな上昇気流の雰囲気のトラック競技でさえ5月上旬の大会は中学生の受入れを見送った

さらに深刻なマウンテンバイクに関しては、県内での公式戦が無くなってしまった。

(一応Jr五輪があるが…)

 

 

 

最近、保護者の方達からこの問題についてどう思うか?と複数問合せが来たんだけど
これ結構長くなるので、何時か時間が出来たらやります。
一言だけ言うならば「全ては大人側の問題である」ということ。

 

 

特にマウンテンバイクは、国内再大手の

名門ブリヂストンチームが解散したり

そもそもやる人が著しく減少してしまい

本当にダブルパンチ。

 

 

どうすればいいのか?

 

 

そして、一昨年の事件のように

サイクリング長野はメディアでは無い!という。

 

 

あの事件以降、冷静になって色々と見て来て思うのだけど

個人的な感想を腹蔵なく言わせてもらえば

恐らく…MTBとBMXは自分達の中から自分達を変えられないのでは?

と本当に深刻に思う時があるんですよね。(あれが本当に全てを象徴してるんですよ)

 

 

ただ、これは二つの種目だけでは無くて

基本的に自転車界に共通することで、自転車学校の若衆の

「自転車界って自分たちのおかれている立場を正しく理解できてないと思うんですよ」

という言葉で全ての説明がつくような気がするんですよ。

 

 

 

何とかしてやりたくても、結局は何も出来ない葛藤の日々…

 

 

 

今日も自転車をやってみたい!という

お子さんや、保護者の方からお便りをもらったけど

自転車学校をやったところで、子供達が出場出来る大会も無いし

相変わらず、自転車界の大人達は自分たちの我田引水に忙しく、

 

 

元選手たちは、自分の理想を「語りっぱなしジャーマンスープレックス」をお見舞い。

理想を現実にしようとする努力以前に、1年もしないうちに飽きてやんなくなって

プロはアマとは違うんだよ!欧州ガー!ツールガー!世界ガー!!

何もしない、非難ばっかりしで殆ど機能していない…

自転車界のこの病気は、本当に他のスポーツからくると衝撃的。

パッと花火は上げられるが、そこがゴールで後に何も残らない。

結局、それは行政も一緒。ビジョンも信念も無い…

 

 

果たしてなんのためにやってんのか?

それも良くわからなくなってます。

 

 

それと、先般

自転車界で有名な人が「老舗JCRCの解散が、時代の流れだ」と言った。

これがどういう意図だったのか?測りかねるのですが…

 

 

なるほど、自転車というものが徐々に時代遅れの

コンテンツになっていることもまた否めない。

新たなモビリティ分野が開発され、都市システムと連動されて行くであろうなかで

100年後にまだ公道を自転車が走っているのであれば

人類はおそらく火星には至っていないだろう。(火星や月を今の自転車は走れない)

日本の100年前の写真を見れば、公道にはまだ馬が走り・人力車が走っていた…

※ここはちょっと掘り下げると論文になるから言葉足らずにしておいて。

 

 

自転車活用推進も

もはや多くの地域が電動アシスト自転車を観光協会前に設置し

誰が走るのか良く解らない場所に続々と看板を設置し、

市民が全く使わないシェアサイクルを「観光に!」と

民間に丸投げしたところでほぼゴールを迎え終了。

 

 

サイクルツーリズムはこれから春・夏にかけて

準備をし、プロモーションを始めなければいけない時期なのに

誰も何もやろうとしない。 

相変わらず、8月海に行く直前に

とってつけたようなダイエットを始める感じが否めない。

もう4月だ!ムキムキのボディを夏のビーチで見せたいなら

既に1か月おせーよ!とも思うが、それも「コロナのせいだ!」か

長野県の場合は「現在・誠心誠意・試走中!」で終わる。

 

 

さらに、どこかの行政で外部委員になられた方が

言っていたが、長野県の多くの行政がだんだんと

自転車の補助金支給の期間を終え、

実は「自転車活用・サイクルツーリズム」って儲からない!と

気づき始めて来たと…

 

 

最近、一番ショックだったのは…

 

 

長野県の地域自転車活用・ツーリズムにおいて

自分が一番期待していた行政が自転車を

この春から実質「切る」と言い出したのも大激震を通り越して

本気で寝込みたくなるくらいだった。

 

 

 

正直言って、ここのところ

本当に自分が何をやっているのか解らなくなる。

 

 

 

前も少し話したが、やがて文明が進むなかで

自転車は移動手段としての役割を終える 

その時に、自転車はどう生き残るのか?

 

 

近い将来、嫌が応でも自転車は岐路に立たされる。

まだそれはもう少し先かもしれないが

今のままでは一気に淘汰されるような気がする…

 

 

 

話しを戻して今年の話しだが…

 

 

 

変わらない自転車界、気づき始めた行政…

 

 

 

長野県の自転車界は試練の年となる気がする。

(コロナからの復帰・補助金のみなおしなど…)

 

 

 

それでも、一つ希望があるならば…

 

 

 

この一週間毎日かかさず

 

 

 

僕は中学生(高校生)になりました! 

中学(高校)で自転車を始めたいんです!!

僕はどうしたらいいでしょうか??

僕に出られる大会はありますか???

 

 

 

というお便りをもらうこと。

 

 

こんなこと、このサイトをやっていて

5シーズン目で初めてのことです。

本当に子供達のそうした熱意あるメールをここで披露したいくらいです。 

 

 

 

そして、それに対する大人の答えは

冒頭に書いた通りでもう言わずもがな。

 

 

 

もう一回しつこく言うけど…

 

 

大人達は、相変わらず 

高価な自転車を買えることの出来る購買層を相手に

熱く最新らしき?ビジネス論を展開しては、綱引きをやって

勝手知ったる少ない仲間と敵だ味方だと騒いでる。

最近ちょっとだけ、「若い世代を育てる」と言っては見るが

誰もそんな地味で面倒くさくて、儲からないことを本気ではやろうとしていない。

そして、自分もまたその中の一人であること…

 

 

 

ほんとに情けなくて泣けてくる。

 

 

 

サイクリング長野がナンボのもんじゃい! 

結局、お前も言うほど役に立ってねーから!!

サイクリング長野が4年活動して何が変わったか??

何も変わらんじゃん!!

 

 

 

自問自答することが多くなってきた

 

 

 

さて、この文章をどうしめたら良いのだろうか?

 

 

振り上げたこぶしをどこに収めればいいのか…

(それは、今の自分が一番感じている不甲斐なさです)

 

 

それを、これを読んで下さっている方に

問いたいと思います。

 

 

 

最後に

 

 

 

至らない、当サイトを四年間本当にありがとうございました。 

最初は1日40PVが限界だったのに、何時の間にか100PVを越え

気が付けば最近は、平均で2000PVに迫るようになりました。 

こんな狭い業界で、1か月で長野県の人口の半分近い人が読んでくれている。

 

 

ありがたいことです…

 

 

とにかくどこまでもボランティアです。それが誇りであり

どこにも属さないことが矜持です!自転車界の中途半端なプロよりも

せめて自分は、心ある素人でありたいと思います。

もう初老と呼ばれ久しい年齢となりました。

何時まで気力が続くか解りません。

去年の秋のように体調を崩し血を吐いたらそこで突然辞めます。 

 

 

その時はHPを辞めるだけじゃない

自転車に関する一切を辞めます。

 

 

最近、スポンサー支援して下さるという

お申し出も少なくなくて、それも有難いのですが

それよりも、自在性を優先させてください。

自分の中に自在性を無くしてしまうことが

このサイトを続けていくうえで一番怖いんです。

 

それでも自分の中にある「悔しい」という想いが続く限りは

これまでどおり、出来る範囲で

1日・1日を積み重ねたいと思います。

 

 

今はそれだけしか約束出来ませんが

4月1日、新シーズンの始まりの日に…

 

 

サイクリング長野

 

 

自分がロードバイクという乗り物に初めて乗った日に
撮影した写真が出て来ました。
そもそもリハビリの一環・軽い運動を…と始めたのに
非公式ながらもこんなに自分が自転車に携わると思わなかった。

 

 

 

4年前の今日、自分が宣言した言葉
自分の言葉が今はただひたすらに重くのしかかって来る。

 

 

今抱えている葛藤は、後で自分自身が読んだ時に
何かを感じさせてくれるんですよね。
だから忌憚なく、良いことも・悪いことも言いたいことを
書き残しておくことは大切なことで今日はそれをさせてもらいました。