サイクリング長野の今後について…

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

サイクリング長野と今後

 

 

 明けましておめでとうございます。

昨年も、当サイトを多くの方に御愛顧頂き

心より厚く御礼を申し上げます。

 

さて、年末のサイト閉鎖のお知らせ以降

この年始・年末には多くの方から驚くほど

沢山の「お手紙」「メール」「年賀状」を頂きました。

 

非常に数も多く、本当に思いもよらない出来事で

わざわざ年始年末のお忙しい時に、当サイトの為に

貴重なお時間を使って下さった方々には

重ね重ね御礼を申し上げます。

 

 

ご存知の通り、当サイトは11月にJCFの当サイトへの

対応に対して非常に強い抗議を致しました。 

 

 

このアクションに対してですが

先日、北信の自転車屋さん界隈で出回っているウワサが

たまたま自分の耳に入って、少し誤解があるかな?と思い

正しくお伝えします。

 

 

 

間違えて欲しく無いところは三つ…

 

 

 

1.JCFの「決定」に対して異議があるのでは無く
  その「対応」にあまりに心が無く、不誠実なことが大いに不満なこと。

  何年も何回も同じことを繰り返す組織に対して
  もう彼らに更生の余地は無い!、いったい何人の人達が去って行ったか?
  怒りでは無く、もう失望を通り越して見限ってしまったんです。

 

2.ことの発端がMTBだった為に、MTBの人達に対して
  不要な迷惑をかけてしまったということ。
  MTBの方は一つも落ち度が無いことを強く記しておきます。

  この件以降、何も悪く無いMTBの方々から
  サイクリング長野へ対して、お詫びのメールを
  頂いてしまったことは、本当にこちらの不徳です。
  県内外のMTB関係の皆さんには心よりお詫びします。

  また、MTBに苦言を呈することも多々あるのですが
  このサイトを作る時に、一番最初に理解を示してくれたのは
  「ロード」でも「トラック」でも無く、MTB界だったこと。
  このサイトに一番最初にファンレターをくれた方も
  県内のMTBの選手だったことを忘れたことはありません。

 

3.長野県の自転車界に対しては、何のわだかまりも無いこと。

  県連の人達は、全員が殆どボランティアにも関わらず
  夏の暑い日も、冬の寒い日も朝早くから夜遅くまで
  一生懸命に自転車界の為を思って勤めて下さっている
  その姿をこの世の中で一番見ているのが自分です。

  このサイトに対しても、今や最大限の理解をしてくれている。

  そして、プロ・アマ/年齢・性別関係無く
  街の自転車屋さん達・開催地の方々も含めて未来へ向けて一丸となってくれている。
  そこに恨みつらみなどあろうはずもない!

  ※長野県連と大喧嘩したという噂になっているの訂正しておきます

 

 

 

この三点は違えてくれるな!と切に思います。

 

 

そんなゴタゴタが11月にあり、JCFに対しての致命的な失望と

その件で、多くの方に対して多大なご迷惑をおかけしてしまったことで 

全日本トラック選手権以降は…

 

 

気持ちが折れるとか、切れるでは無く…

完全に気持ちが無くなってしまいました。

 

 

  ※本当に自分個人にも金銭的損害が出たし、それ以上に
   当サイトを通じて他者に対して直接的な損害を与えてしまったことは
   とりかえしのつかない甚大なこと。

 

 

もういいわ! JCFの事を語るのが本当に無駄!! 

いちいち語るエネルギーも勿体ないし

もはや一言でも発する義理も無い。

 

 

そんな感じで12月は、頼まれた自転車関連の仕事だけ何とかこなし

殆ど「cyclingnagano.com」のメールボックスも開けませんでした。

 

 

一方で、サイトを辞めると聞きつけて

本当に様々な関係者の方から、煩いくらいに

スマホへ「直電話」と「直メール」をもらって

「説得工作」をして頂いたのですが…

 

 

ごちゃごちゃごちゃごちゃ ウルセー!

 

 

Cyclingnagano.comは、どこからも補助金もらって無いし

だからこそ言いたいことが言える!それが揺るぎないポリシーであり

誰の指図も受けん!こっちは多大な資金と労力を注入してやってる!

俺が辞めると言ったら辞めるんだ!!

 

 

 

と云う、頑な決意と覚悟を決めていました。

 

 

実際に、1月20日を前後をメドにサイトを解体して

ドメインを始めとして、諸々を売却する話も

年末の段階で決定していました。

 

 

 

ところが… 話は冒頭に戻り

 

 

 

年始年末に沢山のお便り・お声を戴き

一つ一つ読ませてもらったのですが…

 

 

 

・cyclingnagano.comがあって物凄く人生が変わりました… 

・地域の自転車のイベントの掲載をして下さってありがとうございました…

・まさか自分が選手登録すると思いませんでした…

・この年で自転車の審判になって大会へ出ると思いませんでした…

・競輪選手の小峰さん、元トップアマの湯原さんに教えてもらえて感激でした!

・夢は競輪選手/プロ選手です…

・自転車の知り合い/仲間が増えました!

・子供が毎日凄く楽しそうに一生懸命トレーニングをしています。

・高校生になったら長野県代表になりたいです!

 

 

 

どのお便りにも、自分には不相応なくらい感謝の言葉が綴られていて…

凄く色々なことを考えさせられると共に…

 

極めつけが…

 

毎年Tシャツを買って下さっているお子さんに

「辞めないで下さい」と言われたこと!

同時に、何時も楽しみに自転車学校に

参加してくれている小学生達の顔が浮かんだんですね…

 

 

自分は一体、何をやっているのか??

 

 

本当に情けなくて、猛省を促されました。

ホントに下らない、どうしようも無い大人達の

ゴタゴタに次代を担う子供達を巻き込んでしまっている…

 

 

自分のやったことは、次代を担う子供達をに対し

動揺を与え、サイトを愛読して下さった全ての方々の

信頼を裏切る行為だったと思います。

本当に自分の大人気の無さ、至らなさを骨身に染みて痛感しました。

 

 

JCFには感情が無くなる程の失望をしましたが

それ以上に、色々なことがあってからは

自分自身に対する失望のほうが今は遥かに大きいです。

 

 

 

では、当サイトは今後どうするべきなのか??

 

 

 

これで、華々しく「cyclingnagano.com」は復活します!!と言えれば

ドラマチックで格好いいのですが、現実は残念ながらそんなに簡単では無く 

 

 

一度気持ちが無くなってしまっているので、

かからないエンジンを一生懸命かけようと

鍵を回し続けてているような情けない状況です。

ずっと「キュルキュル」言ってる状態で

一瞬エンジンがかかるけど、一瞬で落ちる。

それが繰り返されてるような…

正直、12月の自転車学校が終わってからはもう鍵に障る気さえ無かった。

 

 

新年になってから長野県連を始めとした県内の各団体・主催者

選手・インフルエンサーの方ともメールでやりとりして

概ね「サイトを継続して欲しい」という打診を頂いているのですが…

 

 

現在の自分自身がそんな状況なので

どうしても、いきなり完全復活とは行きません。

以前のように戻れるかどうか?解りませんが、

今言えることは…

 

 

 

徐々に元のような状態に戻せるように努力して行きたい

だから少し待って欲しい。

 

 

 

これが現時点で、偽らざる精一杯の答えです。

 

 

 

自分がJCFに不信・不満を持ったように

このサイトに対しても不信感や御不満も多々あるかとは

思いますが、何とぞ御理解を頂ければと思います。

 

 

また、長野県連にも報告をしましたが

県連の普及・育成委員の任期が今年1年間残っています。

その任期を責任もって全うすることに一寸の揺らぎもありませんので

その件に関しましては、重ねて皆様の

御理解・御協力を頂ければと思います。

 

 

だいぶ、長くなりましたが…

 

 

多くの皆様の温かいお気持ちに心より御礼を申し上ると共に

多くの皆さんにご迷惑・ご心配をおかけしたことを

心からお詫び申し上げます。

 

なかなか難しい状況に陥ってしまいましたが

少し時間を頂き、暫く見守って頂ければ幸いです。

 

※沢山のお便りを頂いており、12月に頂いたものにも
 未だお返事をしていないものが多々あります。
 全てに目を通しておりますのでお返事は暫くお待ちください。

※当サイトは1月20日をメドに消滅の予定でしたが
 1年間だけ契約を更新しました。更新出来るか解りませんが
 2022年1月までは引き続きご覧いただけます。

 

2021年1月 サイクリング長野