〔結果〕第2次長野県自転車活用推進計画(原案)への御意見募集の結果について。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

〔結果〕第2次長野県自転車活用推進計画(原案)意見募集の結果について。

 

 

 さて、本日2023年3月24日㈮ですが…

先般、2月4日の当サイトの記事で

長野県のサイクリストの皆さんに訴えた

 

第2次長野県自転車活用推進計画についての

意見募集に対しての結果

長野県から発表されましたので

県に寄せられた質問と県からの回答」を

ご覧いただければと思います。

 

 

 

 

御意見募集結果について《長野県より》

 

 

 

長野県では、交通安全、自転車利用環境の整備、健康増進、環境負荷軽減、観光振興、といった様々な分野において、本県の特徴を活かした自転車施策を一層推進するため、令和5年度から9年度までの5年間を計画期間とする標記計画の策定を進めており、その原案について県民の皆様からご意見を募集しました。お寄せいただきましたご意見と、それに対する県の考え方を取りまとめました。

貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。

 

募集期間
令和5年2月3日(金曜日)から3月5日(月曜日)まで

ご意見の提出状況
お寄せいただきましたご意見は、106件(15名)でした。

ご意見の内容と県の考え方
ご意見の内容と県の考え方(PDF:412KB)

 

お問合せ
県民文化部くらし安全・消費生活課
電話番号:026-235-7174
ファックス:026-235-7374

 

 

 

〔長野県よりの公式発表〕

 

 

 

サイクリング長野より

 

 

さて、長野県自転車業界の皆さん

いよいよシーズン直前で、本当に忙しいところと思います。

今回もタイプが面倒くさいので、喋りますので

皆さんも、以下「音声再生」にして聴いて下さい

 

 

 

先ず! 今日は皆さんに御礼を申し上げたいと思います。

先般2月4日の当サイトの記事で…

 

 

 

長野県も長野県の自転車関係者も

本当にこれで良いのかよ!!

お前ら!もう長野県の自転車活用推進に誰も興味無いだろ?

自転車業界の人間が声を挙げなければ何も進まん!

一番怖いことは「苦情・クレーム」では無く、誰もいなくなること!

誰もいなくなることは「絶滅」を意味するんだ。いいのか絶滅で??

 

 

 

 

と云う、メッセージを込めて記事を書いたのですが

その記事が非常に反響が大きくて、あの記事に対して

色々な方から「心動かされるモノがあった」とメッセージももらいましたし

北信の自転車店では、次々に記事を運用してもらって

お店のブログ等を通じて、多くの方に意見募集を訴えて下さったり…

 

 

何だか、久しぶりに自分もまた熱い気持ちになりました。

それと同時に、悪夢の「ジャパンアルプス」創成期の 

クレームの嵐を思い出しました(笑) 

 

 

あれは… 本当に手厳しくて

今思っても当時の自分には

一人で抱えられないほどしんどかった。

怒りというか、自分への憎しみのようなものを感じた。 

 

 

話しが脱線しましたが

いま、県からの質疑応答を見たのですが

確かに久々に「熱」を感じました。

 

 

さらに感じたのは、サイクリング長野で

日々色々な記事を書いているなかで

自分が感じる疑問というのを

行政に問うてくれてる方もいるんですよね。

 

 

そこには「当サイトが感じる矛盾点」

ウチのサイトが理解・解釈に苦しみ

「うやむやにしている部分」というのを

鋭く質問してくれているモノが幾つかあったんです。

 

 

なるほど、ウチのサイトを良く良く見ていないと

この質問は生まれてこないだろ?という視座をもった

質問に心から感動しました

 

 

例えば… 交通安全についてが多かったのですが

 

 

 

 

おそらく、上の記事を細かく読んでいなければ

絶対に気づかない矛盾ってのを鋭く突いてくれている。

 

 

どなたかは解りませんが、その人の想いというのも強く感じました。

 

 

また、今回ですがMTBに対しての

質疑が非常に増えています。

 

 

ここに関しては、実際に自分のところにも

MTB関係の方から、「県に対してお伺いを立てたい!」という

メッセージも来ていましたし、想像以上に熱を感じました。

 

 

自分は、地域でトレイルを管理している人間では無いので

現場の人の想いというのは、全て計り知れないところがあります。

ただ、先般の自分の記事でもある通り… 

 

 

ここは、この先かならず「MTB界の課題となって来る」部分です。

色々な意見があって良いでしょう。

ただ一つ、自分から普遍的な部分を挙げれば

長野県に住んでいる以上は… 

 

 

地元の方々・地域の方々と自転車の友好的な共存を求めるならば、

他者のこと(地元のこと、山に入る他の人々のこと)を先ず想うこと。

山に入るのであれば、自然を軽んじること無く

常に自然に対しての畏敬を忘れぬこと。 

ここは、本当に解る人だけでいいです、それを心ある人達に願いたいです。

※決して自転車の理屈が先にあってはならないと思います。
 これをして、他者・自然に対してのリスペクトだと思います。

 

 

 

また、こうした質疑応答を客観的に見ると

それぞれの立場の違いというのも非常に良く解るのです。

訴えは解るが、それは現状すぐには出来ないという

このサイトを通じて日々感じているやるせなさも感じます。 

 

 

とにかく、自分も含めてですが

いまこれを読んでいる多くの人が 

大なり小なりの県自転車の現場にいると思います。

その中で、決して他者に期待し過ぎることなく

地道に一つ一つ…

先ずは自分の周りから少しずつ

変えて行って欲しいと切に願います。 

 

 

さて、少し堅苦しくなりましたね。

 

 

俺は思ったんですよ。

 

 

やっぱりね。こうして

県に対して様々な意見が集まったことは

凄くうれしい反面で、やっぱり本当は

少なくとも「自分が作るサイクリング長野」というのは

出来るだけ早く、役目を終えて無くなるべきだとも思うのです。

 

 

今の長野県の自転車界は様々な垣根があって

色々な人の縄張りがある。その垣根を越えて “よそ者” の

ウチのサイトがある訳ですが、何時かそうした垣根が低くなり

おのずからサイクリスト同士がで意見を持ち寄り

長野県自転車界を自然なカタチで作って行ってくれることが

本来の長野県自転車界の姿だと思うのです。

 

 

ただそれは今の現状と、我々の世代ではなかなか難しい…

 

 

でも、今の30歳以下の若い子たちが育ち

そうした垣根を越えてくれたらと心から思います。

そのために、もう少しだけ自分も頑張ろうと思います。

 

 

何か最後は、自分のお気持ち発表になってしまったのですが

今回は、106件?もの御意見が集まったということで

長野県は明らかに煙たかろうと思いますが

県自転車界の人間の一人として、それは本当にうれしかったです。

 

 

県へ御意見を上げて頂いた方、

当サイトへも熱のあるメッセージを下さった皆様に

心より御礼申し上げます。

 

 

第2次長野県自転車活用推進計画〔概要版〕〔PDF/長野県公式〕
第2次長野県自転車活用推進計画〔PDF/長野県公式〕

 

 

 

 

 

 

という訳で、質疑応答の結果でした。

この件に関しては、色々な意見があると思います。

 

 

 

自分から見てもこれは流石にちょっと…

 

 

というモノも少なく無いんですが

それも含めて、色々な意見があっていいんです!

本当に怖いことは、誰の意見も無くなり

誰もいなくなること。

 

 

そもそも、ジャパンアルプス発足時に

長野県のサイクリスト不在のまま

色々なことが進んでしまったばかりに

長野県の自転車活用全体に対して

当のサイクリスト達がそっぽを向いてしまった。

少なくとも、当初自分の所へ来たメールからは

それを感じたんですよね。

 

 

でも、それも良くも悪くも時間が経ち

少しずつ変わりつつある。

 

 

それは良いことだと思うし、

長野県の自転車にかかわる人が

声をあげはじめてくれることが

当サイトとして、本当にうれしいこと。

それが進んで行けば、自分も

早く自転車界から離れられるから。

 

 

このサイトを作った当時から言ってますが

自転車の未来を作るのは

自転車が好きな人達であるということ。

 

 

あともう一つのコンセプト!

 

 

俺(サイクリング長野)の意見が

正しいかどうか?なんざ、本当にどうでもいいこと。

自分は世間に自分の意見の正当性なんて求めて無い。

時には間違ったことも間違っていると解っていても言う。

 

 

それより、このサイトを見て貴方はどう思うか?

そこを何よりも日々問いかけています。

これからも、もう暫くだけ

誰かの考える糧になれば… 

と思っています。

 

関連LINK

長野県