〔頑張れ信州!〕いよいよ大学自転車開幕!「2020全日本学生個人ロードレース大会」長野県関連出場選手紹介。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

「2020全日本学生個人ロードレース大会」長野県関連出場選手紹介。

 

 コロナ禍に揺れた本年の大学自転車界。

ようやく9月5日(土)に群馬サイクルスポーツセンターで

「全日本学生個人ロードレース大会」が行われる。

今年の大学1年生にとっては、これが実質的な

デビュー戦となる。

注目の長野県関連選手のエントリーは下記の通り。

※コロナの影響で一部変更がある場合がございます。

 

 

 

 

 

長野県出場選手

 

 

長野県関連出場選手

氏名 大学名 学年 出身校
佐藤大志 明星大学 3年 下諏訪向陽高校
佐藤宇志 明星大学 3年 下諏訪向陽高校
青島冬弥 明星大学 1年 飯田風越高校
山田拓海 早稲田大学 1年 飯田風越高校
畑山駿一 新潟食料農業大学 1年 上田千曲高校
井上凌 信州大学 3年  
下村忠 信州大学 3年  
中田雄大 信州大学 3年  
橋本嶺登 長野大学 3年 中野立志舘高校
小出樹 京都産業大学 3年 松本工業高校
大日方 将人 大阪大学 2年 長野高校

全出場予定選手エントリーリスト(PDF:学連公式)

 

 

 

〔注目選手〕

 

佐藤宇志・佐藤大志
(明星大学/下諏訪向陽出)

今年から実業団「那須ブラーゼン」に新加入し、大学・実業団の双方に出場する
今年2月の神宮外苑クリテリウムでは明星大の主軸として堂々たる走りを見せた。
また、今年はブラーゼンでもここまで存在感をしっかりと見せつける走りをしている。

 

 

 


 

橋本 嶺登
(長野大学/中野立志舘出)

ロード・シクロ・MTBと三種目で全日本選手権に出場する長野県唯一のマルチサイクリスト
今年はいよいよ1部昇格が期待される。

 

 

 


 

小出 樹
(京都産業大学/松本工業出)

昨年はこの大会3位・インカレ準優勝・国体準優勝と名実共に長野県中長距離のエース。
秋にはU-23日本代表としてジャパンカップに出場すると、今年は初頭から欧州遠征にも選ばれた。
今大会ももちろん目指すは表彰台の真ん中へ…

 

 

 


 

山田 拓海
(早稲田大学/飯田風越高校出)

昨年の長野県高校自転車界のエースとして、春の選抜・インカレで表彰台
全日本選手権ジュニアタイムトライアルでは念願の日本ジュニア王者に。
高校日本代表としてアジア戦・世界戦にも出場した。
長野県だけでなく、日本U-23代表の主力としても活躍が期待される。

 

 

 

 

 

レース展望

 

 今大会はコロナ禍の影響もあり、予選を3組に分けて(予選は6㎞×3周回=16㎞)の比較的短い距離で、各組の上位30名が午後の決勝へ勝ち上がる特別ルールとなる。先ずは、この上位30名にいかに体力を温存しながら入るかが勝敗の鍵となる。会場となる群馬サイクルスポーツセンターはスタート直後から下りとなり、ハイスピードコーナーが続く。また中盤以降は一転して登り続ける体力勝負のコースとなる。注意すべきは一部で路面のコンディションが悪いところがあると共に、前半の下り区間に日陰が多く、早朝はウエットになりやすく滑りやすいことが特徴。

実質的に今季初戦となるので、例年の傾向として落車が多発することも予想される中で、県勢選手がいかにリスクを回避しながら集団前方で優位にレースを構築出来るか?が、予選・決勝を通じて一つの「鍵」となる。昨年3位で今大会優勝候補の一人となる小出樹(京産大/松本工出)は、昨年インカレで惜敗した日本大学勢に対してどう数的不利を覆して行くのか?そのレースマネージメントが注目される。また、今年から那須ブラーゼンに新加入の佐藤大志・宇志兄弟(明星大/下諏訪向陽出)は、ここまで実業団でしっかり走り込めている。ルーキーの青島冬弥(明星大/飯田風越出)をチームに加えて長野県勢が3名となる新生明星大学の戦いぶりに注目したい。また、県勢最大勢力となる信州大学だが、ここへ来て長野県内の複数のキャンパスでコロナウイルス集団感染が出ており、こうした状況下で学校側が出場を認めるか?非常に厳しい状況となっている。

単騎出場の橋本嶺登(長野大/中野立志舘出)は先ずは予選を突破して決勝進出を目指したい。また、大日方将人(大阪大学/長野高出)も昨年2部に昇格を果たし充分に決勝に残る力はあるだけに、先ずは確実に予選を突破したい。その他では、もう一人のルーキーである畑山駿一(新潟食料農業大/上田千曲出)だが、既にヒルクライムの実力は大学の2部クラスでも充分に通用する力を見せているだけに、登りの多いこのコースでは予選30人に入りしっかりと決勝へ進んで欲しいところ。最後に昨年の長野県高校自転車の顔となった山田拓海(早稲田大/飯田風越出)だが、早稲田大学もコロナ禍後、非常に厳しいコロナ対策を設けており、山田も含め2名のエントリーとなり実質的には単騎となる。こうした状況下で個人でどこまで走れるのか注目したい。

今大会は、コロナの感染再拡大もあり、今後もエントリーの変動が予想される(エントリーはされているものの学校として対外試合を認めていない学校もある)。既に昨日の「長野県注目のルーキー紹介」で述べているように、実質的な開幕戦と云うこともあり、いかにアクシデントに巻き込まれないようにレースを消化して行くか?も大きな命題となる。また、週末は非常に強い台風10号が接近しているために、突然の雨や突風も予想されておりコンディション的にも非常に難しいレースとなることが予想される。今大会が先ずは大きな事故無く無事に終わることを祈りたい。

 

昨年この大会3位の小出樹(京産大3年/松本高出)
今年は優勝候補の一角として表彰台の中央を狙う!

 

 

 

 

レース日程

 

 

9月5日(土)群馬サイクルスポーツセンター

8:15 試走開始
9:30 予選A組スタート(6㎞×3周=18㎞)
10:10 予選B組スタート
10:50 予選C組スタート
11:30 女子決勝(6㎞×6周=36㎞)
13:30 男子決勝(6㎞×15周=90㎞)
16:30 表彰式

公式日程(PDF:学連公式)

 

 

 

(参照:Youtube)

 

いよいよ学連大会が開催されます。

これが実質的な開幕戦と云うこともあり

選手達のブランクが非常に危惧されます。

選手の皆さんには、先ず転ばないように…

今年の初戦を無事に消化して欲しいと思います。

県サイクリストの皆様には

長野県選手に温かいご声援の程

よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

関連LINK

日本学生自転車競技連盟

群馬サイクルスポーツセンター