《重要なお知らせ》2023年インカレロードコース(大町市美麻地区)事前練習・試走に関するお願い。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

《重要なお知らせ》インカレロードコース(大町美麻地区)事前試走に関するお願い。

 

 

 皆さんこんにちは、インターハイ競技初日のロードレースが終わり

宿に引き上げて来ました。明日からは函館競輪場に舞台を移し

9日までトラック競技が開催されます。県勢の活躍に期待したいと思います!

 

 

さて、今日の大会の結果の前に重要なお知らせです…

 

 

インターハイの会場で、各大学関係者の皆さんと

レース後に様々な話をしたのですが、その中で

昨日、9月3日㈰に大町市・美麻地区で開催される

第78回インカレ「全日本大学対抗選手権自転車競技大会」

ロードレースの事前試走に関する注意喚起

例年に引き続き発表されましたので

各大学・長野県自転車関係者の皆さんで情報共有をお願いします。

 

 

【過去の通達】

 

 

 

インカレロードコース事前試走に関する注意

 

 

インカレロードレースコース 事前試走に関する注意喚起

大会総務委員⾧ 金子 博文

 

9 月3日に開催予定の表記大会について、既に事前訪問をされているチーム・選手が見受けられます。現地市民の方から、一部ご提言・ご指摘を受けており、以下、現地事前訪問に関して、各チーム・監督・コーチ・選手・関係者に周知、徹底されますよう、お願い致します。

 

1.道路の走行について
 大会当日は地元のご協力のもと、特別な手続きで「競技実施の許可」を得て行われます。すなわち、当日大会での使用以外は一般公道であり、市民の皆様の「生活道路」である事を十分理解すること。具体的には

1)交通ルールを守ること(とりわけ、交差点での一時停止、制限速度など)
「止まれ」の標識がある交差点では一旦、完全に停止する。
止まれ」の標識がない交差点であっても、他の車両等の飛び出しに備えて充分に減速
 または一時停止すること。横断歩道を渡ろうとしている方がいる場合は一時停止が原則です。

2)人家に接する道路では、人や車が出てくる事を前提とした道路の走行をすること。
自転車競技に慣れていない方々にとっては、練習時のスピードであっても恐怖心を抱くことがあります。
特に、自転車の接近がみえにくい背後から猛スピードで、すぐ横を通過されると恐怖を感じます。
沿道に人がいる場合は、
・充分減速する ・通過の際に側方距離を充分とる
・必要に応じて「通ります」などの声がけをする などの対策が必要です。

3)地元住民の皆様の生活に対して、迷惑になる走り方をしないこと。
 ・横併走走行、大集団での走行は自動車の追抜の妨げになりますので、
  4名以下の小集団、1列での走行としてください。

 

2.自転車で走行する際のスタイルについて
ヘルメットの着用は当然のことながら、加えて自身のチーム・大学のユニフォームを着用して走行すること。きちんとルールを守り、連盟の指示に従って、安全に走行している事の証しです。また、地域の方々とのコミュニケーションをとるためにも重要です。指摘を受けた際には、身を正して誠実に対応する姿勢を持つためにもユニフォーム着用をしてください。

3.予期しないトラブル、地域の方々へご迷惑をかけてしまった場合
地元「大町市 美麻支所 産業建設係(TEL:0261-29-2311)」へ必ず報告すること。
併せて学連事務局へ
も連絡すること。
本年度以降も、美麻地区でロードレースの開催が継続できる様、各チーム・選手の皆さんは、
誠意ある行動をとり、くれぐれも配慮を怠らないように、現地訪問をするようにしてください。

 

以上

インカレロードコース事前走行に関する注意喚起〔PDF/学連公式〕

 

 

 

 

 

サイクリング長野より「過去にあった出来事…」

 

 

 

 過去、インカレロードレースと言えば

大町美麻の特設コースということもあり

このコースはインカレ・ロードレースの聖地でもありました。

そして、このコースは多くの先輩方がその走りで歴史を刻み

このコースから各自転車界へと巣立って行きました。

 

 

しかし、コロナ以前の話ですが

この伝統あるコースでのインカレロードレースの開催は

一時、地域の理解を得られず開催の危機に陥りました。

 

 

それは、大学生選手たち自身による

試走や合宿時の悪質なマナー違反が原因によるものでした

 

 

そうした中で、何とか「伝統のレース」の灯を消さないよう

地元地域の皆さんの深い御理解と、

沢山の関係者の皆さんのご尽力があって 

今年ついに、2019年以来の復活開催となります。 

 

今の大学生在校生は、その頃

の歴史を知らない人が

ほとんどだと思います。

 

 

過去にこのサイトで全ての大学生自転車選手に対して

非常に強い苦言を呈してきました。そのころに比べれば 

今の大学生選手の皆さんは、技術も体力もそして 

他者へ対する畏敬も格段に向上したと思います。 

 

 

今の大学生選手の皆さんには、もうこれ以上は語りません。

各自に問います。他人のことはどーでもいい! 

あなたはどうありたいのか? 

 

 

このサイトが発足してから一貫して問い続けたことです。

こちらから具体的に言葉を尽くすつもりはありません。

心ある方の考える糧となれば幸いです。

 

毎大会、レースが安全に行えるように尽力して下さる
地元地域のボランティアの皆さん。
こうした方々が頭を下げてくれてこの地域で
レースをさせて頂ける。
こうした方々の存在が理解出来ないようであれば
自転車競技や大学に行く以前に人生のなかでやるべきことが沢山ある。

 

沢山の競技役員の方が、選手が転ばないように
道の濡れた落ち葉を片付け、その下のコケをこそぎ落し
危ないところにネットを張りやクッションを置く。
インフォメーションや看板を立ててレースが行われる。
そうしてレースは成り立っていることをしっかりと
覚えておいて欲しい。

 

という訳で、今日の

インターハイの会場で

大学の関係者の皆さんが…

 

美麻の地域の方々に

御迷惑をおかけしないように

練習をさせて頂きます。

どうぞ宜しくお願いします。

と口々にご挨拶して頂きました。

 

 

かつて、このサイトは

美麻の件があって

お前ら本当に大学生か?

保育園だってもっとマシだわ!

と強く強く苦言を呈しました。

 

 

ただ、先日も少し話したのですが

この数年来

大学自転車界も様々なことがあって

本当に大きく変わったと思います。

それは、選手も指導者も… 

そして、運営(連盟)も

学連をとりまく大人たちも。 

 

 

いま改めて、この問題を

共有したいのは

そこに「過去様々な問題」があって 

それを乗り越えて今年の大会があるということ。 

 

 

そして、いまこの時 

未来のため、改めて

苦難の歴史を振り返り

共に襟を正してもらえればと思います。 

 

 

2019年以来の大町美麻での

インカレ成功を祈っています。

 

 

 

関連LINK

大会特設サイト

日本学生自転車競技連盟