〔エッセイ〕~さよなら~松本市無料レンタサイクル「すいすいタウン」3月末で廃止へ…

《速報》「第48回関東地区プロ自転車競技大会」4㎞個人追抜きで宮下一歩(地球環境高出)が4分50秒で優勝。4㎞団体追抜きでは「柿澤・小峰・宮下・堀江」の長野県競輪選手が活躍4分26秒91で優勝を果たした。(11月26日) 〔結果〕「第34回全日本自転車競技選手権MTBクロスカントリー」男子エリートで沢田時(Team ブリヂストンサイクリング/長野市)が初優勝!2位に宮津旭(PAXPROJECT/長野登録)3位竹内遼(FUKAYARACHING/飯山高出)と長野県勢が表彰台を独占!!(11月21日) 〔結果〕「第34回全日本自転車競技選手権MTBクロスカントリー」男子U-23で北林力(DreamSeekermtbracingteam/白馬高出)が優勝!二年連続のU-23全日本王者を戴冠!(11月21日) 〔ニュース〕自活研『第9代目自転車名人』に元パラリンピック金メダリストの石井雅史氏(元イナーメ信濃山形)が選出!(11月20日) 〔結果〕「JOCジュニアオリンピックMTBクロスカントリー」男子3年生の部で渡邊善大(白馬マウンテンバイククラブ)が2大会連続優勝。詳細はこちら(11月14日) 〔結果〕新競輪「PIST6 スペシャルマッチ#2」堀江省吾(119期/屋代高-信州大出)が予選から4連勝で完全優勝の快挙! 公式リザルト(11月14日) 〔結果〕「Rapha Super Cross NOBEYAMA」男子ジュニアで永野昇海(イナーメ信濃山形)とKids高学年の部で鈴木名人(ボンシャンス)がそれぞれ優勝を果たした(11月14日)

〔エッセイ〕さよなら松本市無料レンタサイクル「すいすいタウン」3月末で廃止へ…

 

 こんばんは、ようやく信州へ、わが家へ帰ってきました!

しかし、東京フフフんピック… どうなるのでしょうか?

今晩から溜まっている更新&仕事&皆さんから頂いているメールに

返信ををして行きたいと思います。返信は一週間程度お待ちください。

先ずは、地域の自転車に関する話題からお届けします。

 

 

 

ニュース すいすいタウン3月末で廃止

 

 

さて、少し前の話しですが…

 

高校時代の恩師(確実に俺のほうが先生の世話をしていた気がするが)の墓が

松本旧開智学校の裏手の墓地にあるので

たまには酒とタバコでも手向けるか?と思って

松本市をぶらぶらしていたところ

 

 

松本市の無料レンタサイクル「すいすいタウン」が

2021年3月いっぱいで廃止という話を聞きました。

 

 

その日は天気も良く暖かく、駅から開智学校の裏まで歩いたのですが

すいすいタウンの緑の自転車で走ってる人が結構いて驚きました。

 

同時に思ったのは、すいすいタウンは無料ですからねぇ

これを同じ市がやっていて…

 

 

 

無料(すいすいタウン)と有料(シェアサイクル)は共存出来ないよな。

 

 

 

何か昔、すいすいタウンの利用者が多いので当面やめられない!という記事と、

すいすいタウンよりシェアサイクルのほうが稼働率高い!って記事を

両方見たことがあるのですが…

 

 

この日、半日歩いていてすいすいタウンで走ってる人は4~5人は見たけど

シェアサイクルで走ってる人は残念ながら1人も見なかった…

そりゃそうだ、無料のコンテンツがあるんだもん!

しかも、ソフトバンクのハローサイクル。

ソフトバンク以外の人は敬遠するよね…(自分も決済方法が合わず利用せず)

 

 

確か、2年前に初めて松本シェアサイクルについて書いた時

松本市から連絡が来て、その時は当サイトも生まれたてで

さらにシーズン直前が重なって忙しくて、話しをすることが出来なかった…

 

 

あの頃から、シェアサイクルは、現在の日本では流行らない!と云うスタンスだったが

だからこそ「松本市のシェアサイクル頑張れ!」ってエールを送った。

 

 

そして、2021年…

 

 

松本市は全国的に誇れる独自のシステム

無料レンタサイクル「すいすいタウン」や

アコモデーション起点のレンタサイクル「力車」では無く

シェアサイクルと共に歩む道を選んだということ。

 

 

自分は松本市民ではないので、松本市の決断を尊重するのみ。

ただ、この日は、市の人や観光関連の人、お城の博物館で

すいすいタウンを借りようとしていた人に話を聞いたのだが…

 

 

もったいないよね…

 

 

異口同音に聞かれたこの言葉は

率直に自分も強く感じるところだった。

 

 

 

 

いつ誰が書いたのか知る由もないが、松本城にこんな自転車ディスプレイされていた。
どんな意図でこれを松本城にディスプレイをしたのか…
ただ、多くの人に愛されて惜しまれて廃止となるのであれば
「すいすいタウン」はきっと良いシステムだったのだと思う。
市内に8か所ある貸し出し施設の一か所で管理のお姉さんが
「さみしいですね、ホントもったいないですよ…」と
感慨深げに言われていたのが凄く印象的だった。

 

 

約1日、松本市内の街を歩いてみて思ったのだが

やはり、松本のシェアサイクルは

当面は市民の足というより、観光客に特化したものなのだと感じた。

その根拠は、コロナ禍で観光客が少ない現状

一日歩いていてシェアサイクルに乗った人を一人も見なかったこと。

つまり市民が殆ど利用していないこと。(この日は天気も良好で少し暑いくらいだった)

 

 

そんな観光客が見込めない状況でも松本市が

シェアサイクルをいわば「難平買い」した所は非常に興味深い。

※厳密な「ナンピン買い」の意味とは違うけど敢えてこの表現をしたのは、少し揶揄が入ってます。

 

 

何度も言うが日本という国は自転車が1万円程度で買える国。

普段の生活の中で、わざわざアプリをダウンロードして

しかも、松本市の場合は駅から松本城・開智学校周辺にバイクポートが集中して

このくらいの距離であれば歩いても行ける距離で市民が使うにはあまりに守備範囲が狭い気がする

そこを打開する一手を以前このサイトでも紹介したが…

 ※少し意地悪く言えば、2年前から殆ど進化を感じない…驚いたことにまるで成長していない印象を受けた。
  特に久々に見てサイクルポートが2年前から全く増えていないのに驚いた。

 

 

昨年の発表によれば、昨年の4月~12月の松本市のシェアサイクル利用回数が
1万7696回、4月1日から12月31日までが274日だから、1日平均の稼働率が64.5回
仮に全員がMAX1000円乗ったとして、1日の売上が64500円それが365日…
これだけ聞いてどう思ういますか?これであなたは利益をだせますかね?手腕が試されます。

 

 

コロナも直撃したこの状況下で

小山市のように潔く撤退する街がある一方

敢えて「損切」では無く「買い増し」した松本市。

 

何回でも言うが、成功の前例が無ければ

松本市が成功例となればいい!

今後の発展に期待しています。

 

 

今なら月額1000円で30分乗り放題だそうです!このプラン非常にユニークだと思います!!
通勤・通学を見込んでのプランらしいけど…
信大・深志・蟻高の最寄りステーションが開智学校のポート
縣陵・エクセ・松商・マツコウの最寄りがあがたの森ポート。
確かに、平日のあがたの森ポートは満車の日をみたことがあるけどそこから歩くの?
松本の高校生はこれを使うのかな?
月1000円×12か月×3年間…
電車通学でも、自転車買ったほうが色々と便利な気がするがどうなんだろ…

 

これ2019年に紹介した、自分が住んでた国のシェアサイクルの料金表だけど
基本的にこれは最初の30分間は無料と云う意味。
そして、この街は市内に三つある州立大学の全てのキャンパス内に
サイクルポートが設置されていてあまり人気無いけど大学生が時々利用している。
問題はあの時点(コロナ禍前)で、利用者誰でも30分無料でも不人気だったということ。
そして最近感じることは、この20年ほどで、日本とこの州の
行政サービスのクオリティは完全に逆転して、いまは総じて日本の一般行政サービスのほうが
質が低い!というか何だかきめ細かさが無くなり「雑」な感じさえする。

 

 

今月31日で廃止となる松本市の無料レンタサイクル「すいすいタウン」
是非お近くの方は使ってみてください。借りられる場所は…
駅北自転車駐輪場、中央公民館、開智駐車場、中町駐車場
お城博物館、時計博物館、市美術館、旧高校記念館

 

 

 

松山市のシェアサイクル実証実験事業を中止

 

シェアサイクルで昨年ビックリしたニュースがありました。

一昨年の年末、当サイトで特集した「松山市シェアサイクルの旅」ですが

松山市でシェアサイクルの実証実験事業が中止となりました

商店街のICカードを使って自転車をシェアするという

ローカルながらも画期的なアイディアだったのですが…

凄く残念な気がします。

 

なんだか、最近やたらとシェアサイクル専門家みたいな
扱いを受けてうんざりしてるんですが
シェアサイクルの専門家とはこういう人のことを言います。
(行政は俺に話を聞くより、「自転車界知の翁達」の話しを聞くべき!長野県にもいるでしょ何人も…)

 

松山市の画期的だったところは、シェアサイクルで一番面倒くさい
決済を地元商店街のICカードで出来るという画期的なシステムだったこと。
ただ、これだと観光客は逆に使いづらいと云う難点もあった。

 

 

 

 

 

さて、先月の安曇野シェアサイクルの件で

少し書いたのですが…

どうしても、シェアサイクル業者の

商売のロジックが解らなかったんですよね。

自転車ってヴィンテージ自転車以外は

最新のものであっても、買ったその日から

価値が落ちて行くものです。

シェアサイクルの自転車なんて、申し訳無いが

大量生産のモノだからまさに価値なんて下がるだけで

リセールバリューとは無縁です。

ならば、10年後(もっと寿命は短いな…)

大量の負債(自転車)をどうするのか??

その素朴な疑問を安曇野市の記事が解決してくれました

なるほどそれなら、商売になるなと。

やはり業者は賢いとつくづく思わされました。 

さて、すいすいタウン廃止は非常に残念ですが

今後の松本市のシェアサイクル事業に期待したいと思います。

どーでもいいけど市民・ユーザーの利便性を第一に考えて欲しいと願います。

 

関連記事

松本市シェアサイクル事業(松本市)

HELLO CYCLING(公式HP)



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