〔告知〕夏休み直前!インカレロード開催地「美麻地区」でのロード練習コース使用に関するお知らせ。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

インカレロード開催地「大町市美麻地域」での練習に関するお知らせ。

 今年も大町市美麻地域でインカレのロード競技が開催されます。これから夏休みを迎える大学生の皆さんの中にはこの地域で合宿を行う選手・チームも多いことと思います。既に連盟等から各チームに通達が出ていますが、改めて地元より美麻地域で合宿・練習を行う際のお願いを致します。

 

 学連よりの注意喚起(学連公式HPより)

 

 昨年の地元地域よりのクレーム

 昨年、地元から出た主なクレームは以下のとおりです。

 

 ・一般道においての「止まれ」の標識無視

 ・一般道における横に広がっての「並列走行」

 ・合宿地や練習時における騒音の問題。

  昨年の地元よりの注意喚起(学連公式HP)

 

 美麻地域を走る時はこの三つをくれぐれも念頭に自らの学校や伝統、そして他大勢の一般サイクリストの方々に恥じない行いを心掛けて下さい。皆さんが学校やサイクリストの代表です。

 

練習の規制エリアについて

 今年は大町市美麻地域よりのお願いとして以下の地域は練習回避エリア(禁止)となっていますので周知徹底をお願いします。

クリックすると詳細ページ(学連PDFファイル)に飛びます

 

 その他、スタート/ゴール地点のエリア及び昨年の表彰式エリアは今年から住宅が建っていると聞いています。美麻地域は日頃、本当に静かで穏やかな土地です。下見の際も騒音には気を付けて下さい。

 

地元の想い

 美麻ロードは地元の多くの方に支えられて運営が行われています。選手・スタッフの皆さん、もしレース中に余裕があったら沿道を見て下さい。多くの人がこの日は畑仕事の手を止めて家の前に出て皆さんのことを一生懸命応援をしてくれています。また各コーナーに立つ立哨役員の方は、地元の自治会を中心としたボランティアで皆さんです。この方達は主にレース中の交通規制等をしてくれています。その際、規制を知らずに来たドライバーの方から怒鳴られても大会成功の為に頭を下げてくれています。こうした地元の理解と大いなる協力があってレースが出来るということをくれぐれも忘れないで下さい。

個人的なコメントを付け加えますが、我々自転車競技界はレースをさせて頂く地域や地元の方々に対し時に大きく礼節を欠くきらいがあります。レースにおいて競技規則が1番であるように、その地域に入れば我々自転車界の理屈の前に、先ずその地域のルールや人を尊重することが1番大切だと考えます。(もしここに疑問を持つようであればやはり自転車界は少し傲慢が過ぎます)

これは決して大学の選手の皆さんの問題だけではありません。一般サイクリストの方々しかり、運営する団体またしかりです(私自身も強く心掛けなければならないでしょう)。サイクリング長野から改善点を提案することはありませんが、競技に携わる人は自転車に乗る全ての人の規範であって欲しいと願います。その為に他人も去ることながら、自分自身はどうあるべきか?を共に考えてもらえれば最良です。

 

少し堅苦しいことを書きましたが

地域の皆さん、沿道の皆さんにとって

美麻ロードは年に一度のBIGイベントです。

応援してくれる方が「来年もまた見てぇーな!」

と言ってくれるような熱い走りを期待しています。

 

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日本学生自転車競技連盟