〔ごあいさつ〕本年も沢山のご愛顧ありがとうございました。良いお年をお迎えください!

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

 

サイクリング長野より

謹んで本年一年間のご愛護

皆々様にこころより御礼申し上げます。

 

 

さて、毎年大晦日は

近所の自転車屋さんのイベントに参加させていただいたり

メーカーの方やメディアの方が遠方よりやって来たり

最後まで自転車三昧なのですが

今年は珍しく何もないので、

早めに「自転車仕舞い」をしたいと思います。

 

 

今年一年を振り返ってみると

やはり、コロナ禍からの復興が一つテーマだったのですが

長野県に関わらず、今年の自転車界は

過去に戻ろうとする力が凄かったと思います。 

 

 

今さら過去に戻ってどうするんだろう?と

本当に常に「疑問」を抱えた一年であり

そこに 「抗い続ける」一年でもあったと思います。

 

 

今年一年を自分が漢字にするならば

ズバリ『後退』だったと思います。

何かそれを戦略的後退と言ってる人もいるようですが

それはなかなか、「良い言い訳」を見つけたモノだなと思います(笑)

 

 

そうした中で、非常に良いこともありました!

 

 

長野県自転車史上初の二つの快挙がありました。それは…

 

 

 

北信越大会での松本工業高校団体総合優勝 

KEIRINヤンググランプリでの菊池岳仁の優勝。

 

 

 

この二つは、共に「23歳以下の選手」による快挙でした。

これはひとえに、長野県の自転車界の中で心ある人達が 

この数年、若い子たちの育成を何より大切にして

重点的に情熱をかけて来た成果だと思います。

 

 

この快挙を支えた人達の弛まぬ努力というのは

近くで見ていて

本当に薄い紙を1枚・1枚と積み重ね続けて行くような

地道な作業に見えました。

 

 

そうした人達と、若手選手・若手スタッフの成長が

長野県自転車界の希望の光になります!

 

 

正直、もう今はとにかく自転車から離れたい

気持ちでいっぱいなのですが、それでも

彼らの邁進がある限り、自転車学校の子供達の

自転車を心から楽しむ姿がある限り

自分もまた、来年再び自転車界に戻るのだろうと思います。

 

そもそも成長なんて全くしてこなかったのに
戦略的撤退みたいなこと言ってる人間や
現場の痛みがさっぱり解らない人間ばかりなら
もう本当に自分は今日いまこの時、自転車から離れてもいい。

 

 

 

 

語ると長くなりますが…(笑)

 

 

最後に、今年本当に沢山の方々のご支援を頂きました。

本当に献身的なサポートに加え 

沢山のあたたかいメッセージを頂きました。

でも、本当に忙しくて途中で倒れてしまったり

どうにも動けなくなることも多々ありました。 

 

 

元日から大みそかまで433回の更新… 

いま振り返って「まだまだ出来る!」という

気持ちが強い反面、もう身体と精神が

いっぱいいっぱいでした。

 

 

返す返すも申し訳なかったことは

結局身近な人にこそ、御礼やお返しが出来ないまま

今年が終わって行く、それが本当に心残りです。

 

 

今年最後のメッセージとなるこの場で

お世話になった皆様に、不義理のお詫びと

心よりの御礼を申し上げます。 

 

 

サイクリング長野を一年間ご愛顧頂き

本当にありがとうございました。

どうか、皆さま良いお年をお迎えください。

 

 

※正月中はたぶんPCを立ち上げないので
 関係者の方は直接電話を下さい。
 1月4日にはシマノが初仕事で
 バイカーズの日程を出してくると思いますので
 4日には再びサイクリング長野を再開します。

 

 

 

サイクリング長野