〔結果〕四日市サイクルスポーツフェスティバル「第18回全国ジュニア自転車競技大会」長野県勢の結果。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

「第18回全国ジュニア自転車競技大会」長野県勢の結果。

 

 3年ぶりの開催となった未就学児からジュニア(U-19)の

自転車競技(ロードレース)全国大会

四日市サイクルスポーツフェスティバル
第18回全国ジュニア自転車競技大会。

昨日、全レースのリザルトが公開されましたが

改めて長野県勢の結果についてお知らせをしたいと思います。

 

 

〔長野県出場選手〕

 

 

長野県選手の全結果

 

M-1 未就学児/男・女〔3歳以上の部〕0.3km

氏名 登録 タイム
北原 広樹 長野県 0゜01’14”568

公式リザルト〔PDF/大会公式〕

 

 

スタート前の未就学児、北原選手は18番の水色の選手。

 

 


 

B-1 小学1・2・3年生 / 男子4.6km

氏名 登録 タイム
綱嶋 一信 長野県 09’59”871
北原 直樹 長野県 10’12”609

公式リザルト〔PDF/大会公式〕

 

スタートで並走する綱島一信・北原直樹の両選手。

 

 


 

B-3 小学4・5・6年生 / 男子8.8km

氏名 登録 タイム
松宗 士織 長野県 17’30”708
近藤 虎流 長野県 18’26”882

公式リザルト〔PDF/大会公式〕

 

先々週の秋季長野県大会でトラック競技デビューを果たし
今回はロードレース公式戦初出場となった松宗士織。
第3パックの中でしっかりと最終スプリントに加わった
長野県の小学生選手の中で、この春から非常に成長した選手の一人。

 

夏のMTB練習中に頭を強打し、Jr.オリンピック杯MTBを欠場するなど
この夏から秋にかけてあまり自転車に乗れなかった近藤虎流
待望の復帰戦となった。

 


 

B-4 小学4・5・6年生 / 女子8.8km

氏名 登録 タイム
綱嶋 勇音 長野県 19’13”984
近藤 希彩 長野県 21’39”308

公式リザルト〔PDF/大会公式〕

 

苦しみながらも最後の坂を上って行く綱島勇音

 

スタートを待つのは美鈴湖自転車学校でもおなじみの近藤希彩

 


 

B-6 中学生女子 / 男子17.8km

順位 氏名 学年 所属 タイム
優勝 筒井  楓 3年 東京都 31分45秒449
2位 日吉 彩華 2年 愛知県 +00秒23
3位 綱嶋凛々音 2年 長野県 +01秒97

出走者7名(完走者7名)

女子中学生の部リザルト〔PDF/大会公式〕

 

綱島選手に関しては今大会で県勢唯一の表彰台となった。

 


 

A-Y 男子U-17 / 男子53.8km

順位 氏名 チーム 所属 タイム
優勝 岩月 諒太郎 湘南工科大附属高等学校 神奈川 1゜20’56”263
2位  辻 洸之介 県立銚子商業 千葉県 +00秒34
3位 河村 元 興國高校 大阪府 +00秒74
15位 田切 智裕 飯田風越高 長野県 +3秒36
途中棄権 由井 聖 TEAM YOUCAN 長野県

出走者113名(完走者60名)

男子U-17の部リザルト〔PDF/大会公式〕

 

今大会で最も成長を見せた田切智裕(飯田風越高1年)
正直、完走出来れば良いかな…と思っていたが
蓋を開けてみれば2022長野県国体予選ロード少年チャンピオンとして
堂々たる戦いぶりを見せた。集団内で耐える時間も長かったが
先頭を牽引するなど要所で存在感を見せた。
内容的にも非常に成長を感じさせるレースだった。
15位になったことで来年の全日本選手権の出場権を獲得。
今後が期待される。

 

前回2019年大会に続いての出場となった由井聖
2周目で途中棄権となったが今後も自転車を続けて欲しい。
〔画像中央の16番〕

 

 


 

A-J 男子ジュニア / 男子98.8km

順位 氏名 チーム 所属 タイム
優勝 長島 慧明 北桑田高校 京都府 2゜29’28”530
2位 柚木 伸元 朝明高校 三重県 +00秒92
3位 木下 寿杜頼 興國高校 大阪府 +00秒74
23位 小山 大登 松本情報工科専門学校 長野県 +1分10秒

出走者84名(完走者31名)

男子ジュニアの部リザルト〔PDF/大会公式〕

 

出場が決まっていた全日本選手権の直前に
大きく体調を崩し入院し、この夏殆ど自転車に乗れなかった
昨年の長野県高校ロードチャンピオンの小山大登が
シーズン終盤でようやく復帰となった。

 

小山大登は昨年のインターハイで単独でエスケープを決めたことが
記憶に新しいところだが、特に終盤メイン集団を牽引し続け
今大会の長野県勢の中でも、最も存在感を感じさせる走りを見せた。
小山も昨年に引き続き上位30名に与えられる
全日本選手権の出場権を獲得。来年以降の活躍が期待される。

 

 

 

 

ショートコラム「メディカルコミッセールチーム」

 

 という訳で、今大会の長野県勢のお知らせでした。

それで、今大会のハイライトとして

今回の大会で三重県の編成した

メディカルコミッセールチームの話しをしたいと思います。

 

恐らく、この記事を読んでいるのは

子供達・保護者だと思うのですが

長野県自転車界の未来のため… と

心ある方に読んでもらえればと思います。

 

 

ショートコラム
「メディカルコミッセールチーム」

 

 今大会、長野県からは8名の審判員・競技役員が派遣されました。

レース直前に長野県連盟の金子ドクターと会ったのですが…

 

金子ドクターに関しては、長野県ではおなじみの

自転車競技審判ライセンスを持った医療スタッフで構成される

「メディカル・コミッセールチーム」を率いています。

 

既に皆さんご存じの通り、昨今の自転車競技の傾向として

年々機材の進化と共にレースが高速化され

それに伴う重篤な怪我を負うレース中のアクシデントも

国内外問わず増えいるのが現状です。

 

そうした「万が一」に対応するために

昨年は、当サイトでも長野県審判講習会の際に

メディカルスタッフを募集しました。 

今年も既に、フィジオ(理学療法士)の方から審判講習会の問い合わせを頂いていますが…

 

 

昨年の審判講習会募集の記事
モデルは黒澤看護師(長野県連盟)
クリックするとその当時の記事にLINKしています。

 

 

そんな中、朝の金子ドクターとの

立ち話の中で、第二「選手回収車」(途中で走れなくなった選手を回収する)に

三重県の日比ドクターが乗っていることを知らされました。

 

日比ドクターに関しては、もともと自身が自転車に

乗っていたこともあり、自分が自転車界に半ば強引に?

審判業界に引き入れたこともあって

こうして大会に参加してくれたこと

本当に心から嬉しく感じました。

 

2018年の美鈴湖自転車学校立ち上げの際は
弟の克さんと共に自転車学校の自転車を組んでくれた日比ドクター。
〔画像左〕

 

奇しくも、この日は

第一選手回収車にも、看護師さんが乗り込み

第二選手回収車が、日比ドクター

ドクターカーに、金子ドクター

さらに救護所にも看護師さんが待機して下さり

金子ドクターが標榜し、自分が理想とする

メディカルドクターチームが

子供達の全国大会で結成されたことになります。

 

 

この日も、落車があったのですが

メディアとして参加していた自分としては

心強い医療チームが控えてくれていることもあり

本当に心強く感じました。

 

 

今年は、このサイトでも

5月の九州での高校自転車の落車事故

9月のインカレ中の死亡事故

と本当に重大な事故を報じて

安全対策の啓蒙を選手・自転車愛好家に訴えましたが

一方でこうした、医療体制がとられたことは

本当に心強く、新しい時代の到来を感じさせられるものでした。

 

 

自転車競技というのは、医療チームにも

自転車の専門知識が必要となります。

 

 

ロードレース中、落車があった時に

ドクターカーはどう動いたらいいのか?

トラック競技でもそうですし、会場でのポジショニングが問われ

場合によっては、救護に行った者が二次災害に遭う危険性もあります。

 

 

これからの自転車界を見据えれば、選手の安全面での

啓蒙は当然のこととしてこうした自転車競技への

専門知識を持った医療チーム・医療体制の構築も… 

少なくとも自分は必ず必要となって来るものと考えています。 

 

 

長野県には、金子ドクターや

信州クロスでおなじみの岡本ドクターなど

自転車のスペシャリストがおられます。

 

もし、自転車に乗られている医療関係者の方

自転車競技が好きな医療関係者の方が

いらっしゃれば、是非ともお力添えを頂ければ… 

と心よりお願い申し上げます。

 

 

外苑クリテリウムでレースを見守る長野県車連の金子ドクター

 

信州クロスでおなじみの岡本ドクター
〔2days木祖村より〕

 

なお、長野県の2022年のJCF公認審判講習会は

現在のところ開催未定です。

 

 

 

という訳で、今年の四日市ジュニアでした

今回なんですが、報道の取材申請が

かなり緩かったなと… 思います。

 

コロナ以降、報道申請や体調管理報告書など

非常に厳しくて、国体開催中に

PCR検査を受けに行け!とか

おぉい!いくら何でもそれは無理だわ!

なんてケースもありました。

 

申請が楽なのは、ウチとしては有難いのですが

取材申請者のせめて報道機関名・取材者の

名前くらいは控えたほうが時節柄よろしいかと…

 

先月の四日市で行われた

中部8県対抗選手権に続き僭越ながら一言

四日市市に言上奉ります。

 

さて、毎回地域のおもてなしを感じる大会。

今年は、コロナの影響でおふるまいが無かったのが

残念でしたが、それでも地元のお心遣いを

深く感じる大会でした。 

 

ちょっと前日徹夜で四日市に入ったので

自分も足りない部分が多々ありましたが

来年また良い大会が開催されることを

心よりお祈り申し上げます。

 

最後に中部地区の競技役員・審判員の皆様。

今年も大変お世話になりました。

長野県での大会へ派遣されお手伝いを頂いた方も

数多くおられましたので、改めまして

長野県自転車界への御尽力ならびに

当サイトへの御理解を心より御礼申し上げます。

本年も大変お世話になりました。

来年も宜しくお願い申し上げます。

 

 

関連LINK

全国ジュニア自転車競技大会(大会公式HP)

三重県自転車競技連盟



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