〔ニュース〕松本市が市内を自転車で巡る「松本サイクリングマップ」の配布を開始。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

松本市が市内を自転車で巡る「松本サイクリングマップ」の配布を開始。

 

 先日、市の無料レンタサイクル「すいすいタウン」を廃止した松本市。

今回新たに市内を自転車で楽しむコースを紹介する

「松本サイクリングマップ」を作成し、市内の

松本駅観光案内所、松本市観光情報センターで配布を開始した。

今回紹介されるコースは…

 

「絶景めぐり」(約30キロ)

「ロケ地めぐり」(約22キロ)

「街めぐり」(約9キロ)

 

以上の3つのコースとなっている。

なお、現在のところWebパンフレットなどは

公開されておらず、気になる方は是非

実際に松本市を訪れて手に入れて下さい。

 

 

 

 

 

サイクリング長野より

 

 さて、2018年でしたか?

オリンピックのうんぬんで海外へ行ったとき以来

先月か? 少し前に用事があって、久々に松本コンベンション協会に

行ったのですが、その際には

このマップの話しが全く出てこなくて

直後に、松本経済新聞にこの話題が載って

ずっこけました(笑)

 

とりあえず、マップの良し悪しは

一先ず置いておいて…

 

広報も拝見しましたが、松本観光コンベンション協会も

今年度から顔ぶれが大きく変わったと聞きました

自分が海外で暮らしていた頃

政府観光局の事業などでご一緒した

インバウンド担当さんもいらっしゃらないようで

少しさみしく思います。

 

正直、ここ数年の松本市の自転車関連事業をみていると

明確なビジョンがあるようには思えないですし

直近の数年を見ていると、やや迷走というか… 

こうした長野県内の自転車情報サイトを

やっていて、県内外様々な情報が集まってくる立場から

こそ思うのは、少しズレているというか?

「限界」のようなものを感じます。

 

松本市には自転車に関して

全国有数の恵まれた武器をもっているのに

その最大の武器がストンと抜け落ちてしまっている。

長野県の自転車に携わる人なら皆が気づいているのに

このパンフレットを見ても、当の松本市が全く解っていない。 

 

他自治体の人間が口を出すことでは無いとは思いますが

少し自転車にかかわる人選も若返らせていかないと

前の5年に続き、この先10年後も同じ(≒先細り)ような気がします。

(県内の他の地域からは若い人材が出てきているのに松本市からはそれも殆ど無い…)

 

とはいえ、松本市が自転車を通じて

何を目指しているのか?が見えない以上は

もうこれ以上、何も言えないところでもありますが… 

 

松本市に一つ、そろそろ真剣に考えて欲しいのは… 

 

松本市が自転車事業を通じて描く未来のビジョンです。

自転車を通じて何をやりたいのか?何を目指すのか??

それによっては「サイクリング長野」の

今後の在り方も大きく変わる重要なことです。 

 

一言で松本市と言っても、文化・スポーツ・観光・都市計画/開発…

その他、色々な部署がありますが、一度集まってもらって

そろそろ真剣に話し合って欲しいと切に思います。

 

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