〔告知〕選手・指導者・保護者に知ってもらいたい「アンチドーピング使用”可能”薬リスト」2024年版

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

〔告知〕「アンチドーピング使用”可能”薬リスト」2024年版

 

 

 はい、という訳で、今年も自分恒例の

元日から三が日のファスティングを行いました。

日頃酷使している内臓諸機関に正月休みを与えたのですが

今年も年齢のせいか? 7日では無く3日で終了。

本日から快復食におかゆを食べましたよ…

 

 

そんな、正月三が日は半ば瀕死の状態でしたが

1月4日の本日、沢山のメールやらお知らせがあって

いまHPを一斉更新しています。

 

 

さて、今年も日本スポーツ協会(JSPO)より

1月1日付で恒例の

 

 

「アンチドーピング使用可能薬リスト」が発表されました。

 

 

選手・指導者・チームスタッフ・未成年選手の

保護者の皆さんには、必ずご一読いただけますよう

お願い申し上げます。

 

それと年末に、WADA(世界アンチドーピング機構)による

世界アンチドーピング規程「2024禁止表国際基準」の記事を

書いていますのであわせてご覧ください。

 

 

これも恒例ですが、今回のJSPOのパンフレットは、

禁止薬では無く、使用 可能 です!

そこを間違えないようにしてください。

 

 

 

〔2024アンチドーピング規定〕

こちらも必ず読んで下さい!
こちはら禁止薬品についてです。

 

 

 

2024 アンチドーピング「使用可能薬」リスト

 

クリックすると大きくなりますが
必ずしたのLINKにて原本を確認してください。

 

2024年度版 使用可能薬リスト(PDF/JSPO)

 

 

サイクリング長野より注意事項

 

 昨年同様ですが、同じ名前の薬でも会社によって微妙に成分が異なる場合があります。
特にジェネリック薬品に類するモノに関しては気を付けて下さい。

 

また、現状では薬品・サプリメントも含めて海外から並行輸入で
簡単に買えてしまうモノも沢山あります。

その他、海外遠征の際などは、日本と海外では薬事法が違っていて
日本では薬局でしか買えないものが、
普通に海外のスーパーの
洗面用品売り場で買えてしまう場合もあります。
(例えば:パナドール/パラセターモール:アセトアミノフェン←禁止薬物では無いがもはや海外では存在がサプリメント)

そうした場合はくれぐれも注意をする共に、そうしたものを簡易判別できる
Global DROというサイトがあるので、メジャーなものであれば海外の薬でも
使用可否が簡易検索できます。
逆に日本ではOKでも海外に持ち込めない薬品もあり
検疫でトラブルになることもあるので注意。

もし判断に迷う場合は、長野県内には現在スポーツファーマシストの
ライセンスを持つ薬剤師さんが45名登録されています。
こちらの検索サイトより、検索の上お近くの専門家にご相談下さい。

 

 

 

〔重要事項〕

 今回の「可能薬」の発表ですが、昨年のWADA国際規程の際にも書いたのですが、ドーピング規程は競技によって適応範囲が違う場合があります

例えば、野球・サッカーではOKでも自転車競技では違反という薬品(科学成分)もあり、それが今年2024年からWADAの傘下スポーツ全てで全面禁止される「トラマドール」です。トラマドールに関しては、自転車界では既に2019年に全面禁止となっていました。しかし、その逆もあるかも知れず、今は自転車界で使用可能なものが今後禁止される可能性もあります。

今回の発表に書かれている以外にも利用可能な薬品も当然ありますし、もしかしたら、今回可能とされている薬品のなかで今後禁止される薬品もあるかも知れません。こうしたことも知識として覚え、最新情報を逐次アップデートして下さい。

 

〔JSPOアンチドーピング使用可能薬リスト〕

〔2024WADA禁止表国際基準〕

 

 

 

過去のドーピングに関する記事

 

 

 

ということで、今年も

元日に日本スポーツ協会(JSPO)より

アンチドーピング使用可能薬に関する

パンフレットが発行されました。

 

 

このパンフについてですが

選手・チームスタッフ・指導者・保護者の

皆さんにぜひ一度目を通して

もらえればと思います。

 

 

普段、何気なく使っている

薬がドーピングに引っかかるのかどうか?

そこに興味を持ってもらえればと思います。

 

 

再三になりますが、自分が

海外で所属していた組織は

国中のスポーツエリートが集まる組織でした。

そうした中で、自分もドーピングスキャンダルに

何度も巻き込まれた経験があることは

過去の記事でも延々に綴りました。

 

何度も言いますが

ドーピングというのは

やはり小さい時からの教育が

一番重要だと思うのです。

知識と倫理

突き詰めればこの教育が

スポーツに携わる者全ての

根底に無ければ絶対に

ドーピングは無くならないと思います。

これはもう自分の経験からの言葉です。

 

そして、これも再三ですが

これはテストでは無いんです!

一字一句を正確に学ぶ必要性は無い!!

大切なことは、この問題に

好奇心を持って興味を持つこと。

 

 

この問題のやっかいなことは

科学が日進月歩で進んで行くということ。

そのなかで、常に好奇心を持つことが

唯一自分を「ドーピング禍」から

遠ざけてくれるものと信じています。

 

 

何度でも言いますが

ドーピングスキャンダルは

本当に悲劇です。それで

人生が狂って行く者を何人も見ました。

若くして国や州の英雄となったはずの人間が

組織の歴史における汚点とされる… 

ものすごい手のひら返しと

世間というモノの冷たさも感じました。

 

 

とにかく、この問題に関しては

是非、先ずは興味を持つところから

始めてもらえればと思います。

 

関連LINK

日本スポーツ協会

日本アンチ・ドーピング機構

日本スポーツ協会

世界アンチドーピング機構(WADA)



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