〔レポート〕令和五年度「 第3回長野県秋季小中学校トラック競技記録大会」レポート&リザルト

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

〔レポート〕「令和3年 第2回長野県秋季小中学校トラック競技記録大会」レポート&リザルト

 

 

 2023年10月22日㈰、今年で三回目となる

長野県秋季小中学校トラック競技記録大会を開催しました。

 

今年は恒例の秋季松本市民スポーツ大会が不開催のため

長野県高校新人戦との併催となりました。

今回は、出場した各選手のリザルトとレポートを記したいと思います。

 

 

 

大会レポート

 

 

 

 一昨年に新設された秋季小中学生記録会

今年も、美鈴湖自転車学校ならびに美鈴湖VELOクラブの

受講生を中心とした選手達で秋の記録会を行いました。

 

今年は、中学3年生で受験を控えた者が多く

また、各学校の部活動で負傷をしている者も複数おり

そうした選手に対しては、学業・怪我の治療に専念するよう

強く通達した影響で4名がエントリー

今年のジュニアオリンピックに出場した

清水京一朗も前日の部活動で負傷のため直前に欠場し

3名のエントリーとなりました。

 

また、中学生は殆どが今シーズンを終えており

記録会ということもありドロップハンドルで行いました。

 

 

 

#26 上條時幹(穂高北小学校)

 

氏名/学校 出場種目 タイム
上條 時幹
(安曇野市立穂高北小学校)
200mフライングタイムトライアル 15秒873
1㎞タイムトライアル 1分38秒560
3㎞個人追抜き 5分39秒267

 

今年はBMXレーシングの全日本選手権では準決勝進出13位のほか
MTBダウンヒルの国内シリーズDHS第4戦で準優勝を果たすなど
オフロードでも活躍を見せた上條時幹(穂高北小6年)
2年連続出場となったこの種目で200m・1㎞共に
昨年のタイムを上回った。
このあと、11月18日・19日に開催される
ジュニアオリンピックBMXにも出場が予定されている。

 

 

#25 松宗士織(丸ノ内中学校)

 

氏名/学校 出場種目 タイム
松宗 士織
(松本市立丸ノ内中学校)
200mフライングタイムトライアル 14秒075
1㎞タイムトライアル 1分25秒990
3㎞個人追抜き 4分55秒461

 

中学1年生の松宗士織(丸ノ内中学校1年)
今年はジュニアオリンピックに出場が出来なかったものの
清水京・清水琥と全く遜色のないパフォーマンスを見せた。
9月は練習中の落車もありヒヤッとする場面もあったが
松本トラック・龍江クリテリウムなどでしっかりと存在感を見せた。
今後は来週開催される、全国ジュニアロードに出場する。
昨年は第3集団のスプリントで23位となっており
今年はさらに上位を狙う。

 

 

#23 清水琥太朗(上田第五中学校)

 

氏名/学校 出場種目 タイム
清水 琥太朗
(上田市立第五中学校)
200mフライングタイムトライアル 13秒587
1㎞タイムトライアル 1分22秒631
3㎞個人追抜き 4分32秒932

 

今年は8月のジュニアオリンピックに初出場を果たした清水琥太朗(上田五中2年)
今年は1㎞で1分18秒台を出すなど成長を見せた。
今年はこれでシーズン終了となるが
中学校のサッカー部の新人戦が始まるため
サッカーでも活躍が期待されている。

 

 

チームレポート

 

 

 今年のU-13・U-15・U-17を振り返ると

昨年から1年で選手達は大きな成長を遂げました。

今回も、高校新人戦に出場した高校1年生の選手たちに

比べて中学生たちのほうが既に多くの大会に出場しており

レースキャリアも上であり、大会の試走時間を見ていても

高校生たちがフラフラしているのに対して

中学生は良くも悪くも慣れているのが伺えました。

 

 

また、このチームはジュニア五輪の際にも

書きましたが、今までの長野県チームとは

少し違った雰囲気を持ったチームカラーを持っています。

良くも悪くもという言葉が常についてまわるのですが

とにかく、非常に自転車に関して才能豊かな

子供たちが長野県内から集まっています。

 

 

再三のとおりですが、この子たちを

果して自転車のなかの「競走」という分野だけに

押しとどめてしまってよいのか?

あまりに自転車に関して才能がバラエティに富んでおり

本当にどう育てて行くのか?また、この才能を

適所へ導けないようであれば

それは指導者の資質を問われかねない

ある種、怖い面もあります。

 

 

昨日も、大会が終わり

県連の金子ドクターに

今日のなかで一番印象に残った選手は誰ですか?

と聞いたのですが、自分は「高校生のなかから」と

聞いたつもりだったのですが、

金子先生は即、上條選手の名前を挙げていました。

 

 

小6の上條選手についても

既にBMX・DHI・XCOで

十分な実績を持つ選手であり

彼が自転車で「遊んでいる姿」を見れば

この日の中高生選手の中で極めて

異彩を放っていることは明らかです。

 

 

ただし、この才能をどこへ導くか?

本当に指導者の力量が問われます。

 

 

今後も、先ずは自転車を好きだという子たちを

発掘して、そうした子達が自転車と競技を行える

環境を引き続き整えて行くことを

第一に考えて行きたいと思います。

 

今後も長野県内の自転車が好きな小中学生に対して
気軽に練習が出来る場所を提供して行きたい。

 

 

という訳で、今年の

秋季小中学校記録会でした。

これにて、トラック競技の

小中学校の年内公式戦は終了。

いよいよシーズンオフとなります。

 

ただ、選手たちは

ロード・BMX・シクロクロスと

それぞれの専門とする大会が続いて行きます。

 

先ずは、怪我や病気をしないように

そして今年多発した落車・事故に

遭わないように。

年内しっかり体調管理をして欲しいと思います。

 

VELOクラブに関しても

いよいよ11月の数回を残して

シーズンが終わります。

 

県サイクリストの皆様には

最後まで、ユース・キッズ選手たちに

あたたかい御支援・御声援のほど

宜しくお願い申し上げます。

 

最後に今年も、小中学生大会を

催して下さった

長野県高体連自転車専門部の

先生方に心より御礼申し上げます。

 

 

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