《速報》「Japan Bike Technique 2022」各受賞者発表!KAWAKAMI TITANIUM(高槻市)が初優勝!!

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

 

「第2回 Japan Bike Technique 2022」各賞発表!!

 

 コロナの影響で3年ぶりの開催となった

自転車作りの日本一を競う

「第2回Japan Bike Technique 2022」

2022年6月11日㈯・12日㈰の両日、高山村で開催された。

大会は初日にバイクプレゼンテーション、

二日目に「ライディングテスト」と

「輪行&分解・組立テスト」が行われ

並みいる企業・老舗チームを抑え

個人チームのKAWAKAMI・TITANIUMが初優勝を果たした。

 

 

 

 

 

最優秀賞「KAWAKAMI・TITANIUM」

 

最優秀賞の「KAWAKAMI・TITANIUM」(川上伸一選手)

 

大会二日目のライドプレゼンテーションのゴール後に検車が行われ
約80㎞(ダート/ヒルクライム/ダウンヒル含む)の走行後に
フレームが壊れていないか?ブレーキや備品ほか
自転車各パーツのダメージを細かくジャッジされ
重大な欠損などがあると減点がなされる。
(課題として500mlのペットボトルを8本携帯しなければならない)

 

ライディングテストを終え、検車を受けると
そのまま即、分解して輪行を行い。さらにそれを再度組上げることで
自転車の携帯性やとりまわしのし易さ、そして実用性も問われる。

 

今大会も鉄(スチール)・アルミ・カーボン・木製と
様々な素材を使った自転車が合った中で唯一チタン素材を
使用したバイクで参戦した。
泥除けと後ろ三角が一体化しており、泥除けを利用して
自転車本体の剛性を担保しているユニークな構造。
〔クリックすると大きくなります〕

 

泥除けも輪行や携帯を考慮して、下部は一体型となっている一方で
泥除けのもう半分は取り外しが可能となっている。
中川選手から様々なお話を聞かせていただいたが
先ずチタンという素材のことを「硬い・軽い」くらいしか知らず
チタンって身近に買えますよ!という話しから始まり
どう扱うのか?長所・短所を含めどんな性質のものなのか?
本当に知らない事ばかりで新し知識を沢山得ることが出来た。

 

走行テスト・検車・輪行テストと激戦を終えた直後の中川選手のバイク。
ネジ・ピンなど細部までチタンを利用して
重さは所謂完成車体で5.6㎏ほどと恐ろしく軽い。
ただし、この自転車は「単に軽さだけ」が魅力では無い!
この造形を生み出した想像力・それをカタチにした技術力と
あくなき探求心と情熱… 
作り手の想いと熱を感じる作品だ。
※詳しくは後日ご紹介したいと思います
〔クリックすると大きくなります〕

 

 

 

 

 

《速報》各賞受賞者の紹介

 

最優秀賞:KAWAKAMI・TITANIUM〔大阪府〕
(ビルダー:川上 伸一 ライダー:川上伸一)

 


 

準優勝:テンションシルク(絹自転車製作所)〔埼玉県〕
(ビルダー:荒井 正 ライダー:荒井 正)

 


 

ビルダー賞:NAGARA自作自転車秘密研究所〔岐阜県〕
(ビルダー:服部 伸一 ライダー:服部 伸一)

 


 

秀逸輪行賞:戸田橋 cycle works〔埼玉県〕
(ビルダー:田村 友隆 ライダー:田村 友隆)

 


 

スピード輪行賞:Panasonic〔大阪府〕
(ビルダー:一色 一希 ライダー:伊藤 隼也)

 


 

意欲奨励賞:Hyozen Plant〔滋賀県〕
(ビルダー:荒井 峻太郎 ライダー:野村 玄)

 


 

JBT審判員賞:グランボアebike〔京都府〕
(ビルダー:土屋 郁夫 ライダー:土屋 郁夫)

 

 

 

大会初日「バイク・プレゼンテーション」の様子

 

 

(参照元:Youtube)

 

昨日5月12日㈰に

高山村で開催された

自転車の創り手たちの甲子園である

ジャパンバイクテクニークへ行って来ました。

今回初めて実際に会場へ行ったのですが

本当に「モノづくりニッポン!」

その自転車部門の底力を見せてもらった気がします。

個人的に、審査対象外でしたが

野球のバット材を利用した

NAGARAさんの

木製自転車が気になりました。

 

そのNAGARAさんの

言葉で心に響いたこと…

 

いいか!自作自転車の限界を見せてやる!!

 

この一言に、全ての想いが詰まっていたと思います。

そこには確かに「見る者の心」を熱くさせる

モノがありました。

 

詳しくはまた改めてお知らせ致しますが

先ずは速報まで…

 

 

 

関連LINK

Japan Bike Technique 

信州高山村 You游ランド



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