〔結果〕「第6回全日本学生選手権個人タイムトライアル自転車競技大会」長野県選手の結果。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

「第6回全日本学生選手権個人タイムトライアル自転車競技大会」長野県選手の結果。

 

 昨日6月6日(日)、埼玉県の利根川上流河川敷で開催された

本年の学生ロードタイム王者を決める

第6回全日本学生選手権個人タイムトライアル自転車競技大会に

出場した長野県関連選手の結果をお知らせ致します。

 

なお、今大会ですが特別に

大会ドクターとして執務をされた

金子稔先生より写真の提供を頂きました。

 

 

 

 

第6回全日本学生選手権個人タイムトライアル結果

 

スタートを待つ小出樹(京都産業大学/松本工業高出)

 

優勝 留目 夕秘(中央大学) 
2位 山田 拓海(早稲田大学/飯田風越高出)
10位 小出 樹 (京都産業大/松本工業高出)
18位 佐藤 宇志(明星大学/下諏訪向陽高出)
49位 青島 冬弥(明星大学/飯田風越高校出)
失格 佐藤 大志(明星大学/下諏訪向陽高出)

※佐藤大志(明星大学)は、指定場所以外で車輪を交換したため失格とする。(コミュニケNo.12より)

大会公式リザルト(PDF/学連公式HPより)

 

 

 

 

 

 

《大会ハイライト映像》

〔参照元:Youtube/日本学生自転車競技連盟チャンネル〕

 

 

 

サイクリング長野より

 

 この日なんですが、この大会を行っていた埼玉県利根川のさらに上流の

群馬県の利根川河川敷で行われたMTBの大会にいました。

 

午前中から沢山の自転車関係者からメールなどで

沢山の情報を頂きましたし

ちょうど一緒にいたボンシャンスKidsの鈴木監督が

元教え子の山田拓海選手がずっと暫定1位にいることを教えてくれたり

こちらの会場にいた顔見知りのメディアの方達も、山田拓海選手が

暫定1位にいることで、自分に逐一情報を教えて下さいました。

本当にありがとうございました。

 

 

さて… 今日はちょっと御小言を書きたいと思います。

 

 

「去年の秋以降の長野県大学生達の傾向として

凄く気になったところがあるので、恒例の苦言を記しますが…

長野県の大学生選手たちは、最近ひじょうに

「つまらない警告」「もったいない反則」をもらうことが多いと思います。

 

今回、ちょっと驚いているのが

普段まったく警告をもらわない選手であるはずの

佐藤大志選手が、重大な反則で失格となっています。

これが、どういう経緯で反則をもらったのか?

単なる過失なのか?意図があるものなのか?わかりません。ただ…

 

 

 

どんなスポーツであれ 審判の決定は絶対です。

 

 

 

佐藤大志選手だけ名前を挙げてしまい申し訳ないのですが

今回はその他の「規律の部分」で

本当につまらない《警告》をもらった選手もいますし

ここのところ毎回、「遅刻」だの「ライセンスコントロールを忘れた」だの…

うっかりを繰り返す選手もいます。

 

 

先般、中高生に対して「うっかりドーピングを防ぐ」という記事を書きましたが

やはり選手たるもの、競技のなかで「うっかり」は許されないのです。

 

 

長野の選手に限らず、今回の【ペナルティ・コミュニケ】全体を

見ていて思ったのですが…

 

 

マスクを投げ捨てたとか、ドラフティングしたとか…

ライダーズミーティングをサボった/遅刻したとか…

義務付けられている健康調査票を提出しなかったとか…

 

 

 

大学生達、ちょっとしっかりしてください!

 

 

 

いま長野県では、自転車を志す中高生が増えて来て

大学生はそのお手本にならなければならないのに

昨今の体たらくは少し目にあまります。

 

 

先般、長野県の強化合宿に初参加した高校1年生達が

早稲田大学の山田拓海選手に「一緒に写真を撮って下さい!」と

恐る恐る写真を一緒に撮影してもらっていましたが

 

 

大学生選手が、既に若い小学生・中高生の

憧れであり、目標の対象となっていること

強く自覚してください。

 

 

大学生は、子供ではありません。

正直、某大学の監督からボヤかれましたが

自分個人の意見では、別に髪の毛を赤く染めようが

ゴールの前で、他のスポーツをやってる人間が見たら

「うわぁ… こいつ超絶ダサいわ…」と

思うようなポーズをするのも構いません。

 

 

単に人としてイタいだけで、本人も10年後くらいに

「黒歴史」として後悔するだけのことです。

これは、人間の誰しもが通過する「若気の至り」という現象です。

 

 

それでも…

 

 

少なくとも長野の大学生選手は

自転車を志す少年たちへ悪影響を

及ぼすような、立ち振る舞いは巌に慎んで下さい。

 

 

毎度言ってますが…

 

 

他人様のことはどうでもいい!

貴方は、自転車をやっている小中学生からどう思われたいのか?

どういう存在でありたいのか?

 

 

「小中学生から一緒に写真を撮って欲しい!」と言われたいのか?

「アイツ… 痛いし、ダッセェ!」と言われたいのか?

 

 

皆さんも経験あるかと思いますが、特に小学生の評価というのは

大人のように臭い物に蓋をしてくれません、「うわぁ…」と

容赦なく一刀両断されてしまいます。

※逆に自転車学校等での子供達の選手・大人達への評が「非常に残酷」で面白いのですが…
 本当に選手に聞かせたい(笑)

 

 

どうありたいか?は、選手一人ひとりの価値観に任せます。

願わくば、自転車選手として、子供達のお手本となり

目標となる選手になってもらえればと思います。

各自の考える糧になれば幸いです。

 

レース前の小出樹(京都産業大学/松本工業出)

 

と、言う訳で

ちょっとお小言が

長くなってしまいましたが

山田拓海選手

最後に留目選手に記録更新を

されてしまい、悔しい思いを

していると思いますが

堂々たる準優勝だったと思います。

また山田選手が優勝するかも?ということで

様々な方々から情報を頂きました。

ありがとうございました。

自分もまたお昼にでも

ハイライトを観たいと思います。

選手・関係者の皆さんも

お疲れさまでした。

 

※金子先生、連日の執務でお忙しいところ
 わざわざ写真を撮影して頂いた上に
 お休みのところ、わざわざメールを
 お送り頂きありがとうございました。

 

 

関連LINK

日本学生自転車競技連盟(学連)

長野県自転車競技連盟公式HP