〔ニュース〕令和4年「JCF1級公認審判員試験」に伊藤将史(長野)を含む長野県関係者3名が合格。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

〔ニュース〕令和4年「JCF1級公認審判員試験」に伊藤将史(長野)を含む長野県関係者3名が合格。

 

 今年は12月2周目までに長野県内の自転車関連イベントが
全て終了してしまったので、もうすっかりオフシーズンな当サイトですが
シーズン中にお伝え出来なかったニュースを少しずつ蔵出し致します。

 

 日本自転車競技連盟は去る9月13日から12月2日までの間に

2018年以来の開催となった、本年の

JCF第1級公認審判員試験の合格者を発表し、長野県関連では

長野県自転車競技連盟登録の伊藤将史(長野)

ロード・トラックの両競技で合格したほか、

信州大学出身の藤田将志(三重登録)がトラック競技で、

同じく信州大出身の浅田裕美(東京都登録)がマウンテンバイクで

それぞれ1級審判員試験に合格したことが発表された。

 

 

 

第1級審判員講習について

 

 

第1級審判員講習会について

 

 1級開催については、37名の応募があり、JCFの規定に基づく

書類審査により30名の1級研修受講者を決定。 

次いで、「ライセンス種類別講習カリキュラム最低時間配分基準」並びに

「第1級公認審判員検定評価項目・基準」に基づき

1月に共通事項に関する講義をオンライン・リモート形式で

2月から3月にかけて各競技種目専門の講習会と筆記検定を実施しました。

その結果、計20名(延べ25名)が筆記検定に合格筆記試験合格者は

今年度6月以降に開催する各種目全日本選手権大会等において

実技試験を実施し、執務状況および口頭試問による実技試験を

実施して合否判定を行いました。

(JCF公式HPより)

 

 

 

〔JCF1級審判員講習の講評〕

 

 

 

令和四年JCF第1級審判員講習会合格者

トラック競技 伊藤将史(長野)藤田将志(三重)、佐藤孝之(群馬)
ロード 伊藤将史(長野)、芦澤拓郎(茨城)
MTB 小川和也(東京)、宮城 力(東京)、鈴木 裕(福島)
長尾博文(岡山)、笹岡美奈(大阪)、浅田裕美(東京)
BMX 小川 和也(東京)、松下 博美(神奈川)、宮城 力(東京)
渡辺 明美(茨城)、渡辺 浩嗣(茨城)

 

 

伊藤 将史
長野県内の自転車競技大会のほか、主に実業団大会や

全日本選手権・国体などの各種全国大会でも活躍
TOKYO 2020オリンピックではバイク役員としても活躍
来年から「ロード」「トラック」の二種目で
1級審判員としての活躍が期待される。
〔JCF公認1級審判員ロード/トラック〕

 

藤田 将志
信州大学時代は選手としても活躍。現在は三重県登録ながら
長野県自転車界との関わりも深い。
UCIナショナルエリート・コミッセールとして
伊藤審判員同様に、全国の自転車競技大会でも活躍
TOKYO 2020オリンピックではバイク役員も務めた。
〔JCF公認1級審判員トラック〕

 

浅田 裕美
信州大学出身の女性審判員。今回はマウンテンバイクでの
1級審判員ライセンス取得となったが、全国大会レベルの
ロードレース・トラック競技の審判・競技役員もこなす。
今年は栃木国体でのバイク審判としても活躍
TOKYO 2020ではパラリンピックの役員も務めた。
〔JCF公認1級審判員マウンテンバイク〕
※浅田審判員の写真が見つからず申し訳ありません
今年のJOCジュニア五輪で子供達にスタートの説明をする浅田審判員

 

 

という訳で、2018年来の久しぶりの開催となった

1級公認審判員講座、その狭き門を

長野県ゆかりの3名の審判員がくぐり抜け

晴れて1級審判員資格を取得した話題をお伝え致しました。

 

当サイトが一貫して訴え続けていることですが

審判や、オフィシャル(タイムキーパーや記録員など)の

人材育成無くして、日本自転車界の発展はありません!

 

選手を育てること、審判・役員を育てることは

全く同じ価値を持つ重要なことです。

 

 

今後も当サイトでは、この審判員・記録員に

憧れる後進の方が表れるように

裏方で自転車界を支える方々の活躍も

伝えて行きたいと思います。

 

 

最後にこの3名についてですが…

 

 

自分が審判ライセンスを始めて取得した頃

長野県の伊藤さんはもちろんのこと

三重県の藤田さんには、本当に手取り足取り

自転車のことを丁寧に教えて頂きました。

また、浅田さんとはTOKYO 2020パラリンピックロードで

同じポジションで御一緒させて頂きました。

 

共に、素晴らしい人間性を

兼ね備えた審判員です。

 

長野県の審判・競技役員界では

2019年に、小林秀一前長野県審判委員長が勇退されましたが

今年受験頂いた3級審判員の皆様も含め

徐々に新しい時代の到来を感じています。

 

 

 

 

長野県サイクリストの皆様には

こうした裏方の審判員・競技役員の方々にも

温かい御理解・御声援を頂ければと思います。

また、今年の長野県内の3級審判員講習会は

既に終了いたしましたが、来年以降も是非

審判を志す方が増えてくれれば…と思います。

 

3名の審判員の皆さん

1級審判員合格おめでとうございました。

 

〔本年度の長野県3級公認審判講習会〕

 

 

関連LINK

UCI

日本アンチドーピング機構

日本自転車競技連盟

長野県自転車競技連盟