《緊急》ロードバイクに乗られる全ての皆さんへ練習中の安全に関する再度のお願い。※県高校選手必読!

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

 

長野県内でロードバイクに乗られる全ての皆さんへ練習中の安全に関する再度のお願い。

 

 サイクリング長野より、長野県内外を含め

ロードバイクに乗られる全ての皆さんへ

路上練習の安全に関する緊急のお願いです。

 

 

既に、多くのニュースで報じられており

テレビやインターネット、動画配信サイトなどで

ご存じのサイクリストの方も多いかと思いますが

昨日5月25日の夕方、九州の高校自転車競技部で

ロードバイクを利用した路上練習中に

15歳の女子高生選手が壁に激突、ヘルメットを被ってはいたものの

頭部を強打、意識不明の重体のまま

ドクターヘリで搬送されるという痛ましい事故がありました。

 

 

各報道によりますと、部員13名の集団走行訓練中の一番最後尾を走行。

県道の左へ下る大きなカーブから右折して農道へ入る… 

その右折直後に壁に激突した模様です。

 

 

また、事故に遭った女子選手を発見したのが通行人ということで

前を走っていた同チームのメンバーは事故に気付かなかったことになります。

これは本当にどこのチームでも起こり得ることです。

(チームで走る場合、先頭と最後尾は熟練者が担当して下さい)

 

 

事故車両を映像で見たのですが、トップチューブの付け根部分が折れ

さらにチェーンリング(大ギア)の下半分が欠損しているという

非常に強度ある部分に大きなダメージが残されており

ある種、異様な破損をしていました。

 

 

これらの事故分析は後日発表されるものとして…

 

 

長野県では、一昨年に高校生が運転するロードバイクが

峠の下りでコーナーを曲がり切れずトラックと正面衝突して

死亡するという痛ましい事故がおきましたが

「自転車競技・サイクリングイベントシーズン」が

本格的にシーズン・インした今、改めて練習中の事故防止の徹底をお願いします。

 

 

 

 ・練習前の自転車整備の徹底!

 ・ヘルメットやグローブほかアイウエアなど防具の正しい装着。

 ・道路交通法の厳守!(路上には歩行者もドライバーもいる)

 ・練習時間の調整(ラッシュ時や交通量の多い時間・夜間は避ける)

 ・公道で集団で走行する際は、先頭と最後尾は経験豊富な者が担当する

 ・自分の技量以上のスピードを出さない

 ・峠練習などでは、下りに要注意!安全に降りることが第一!

 ・峠練習ではカーボンホイールは使わない(熱破断の危険)

 ・長距離練習の際は事前に天候もチェック(森林限界の高地では雷を防げない)

 ※路上には自転車以外の他者がいるということも忘れない。

 

 

 

それが、プロの選手であろうと高校選手であろうと

昨日ロードバイクを始めた方であろうと

練習で最も重要なことは、しっかりと家に帰宅することです!

安全をマネージメントすることも重要な技術だと考えて下さい。

 

 

昨年5月24日にも、長野県の高校自転車選手の練習中の落車が

多発して警鐘をならしていますが、高校生選手の顕著な傾向として

トレーニングが終わろうとしている時間帯に落車が多く多発します。

県サイクリストの皆さんは必ず、下記のLINKと

JCF登録選手は必ずJCF基礎スキル動画「ライフ編」を

再度ご覧くださいますようお願い申し上げます。

 

《特に高校生自転車選手は必読のこと!》

 

 

 

《JCF基礎スキル「日常の中で安全走行スキル」》

参照元:Youtube/JCF公式チャンネル

 

 

 

非常に残念な事故が起きてしまいました。

長野県内では既に今月5月2日に

高校生の自転車死亡事故が発生しています。

先ずは自転車に乗る全ての人が

日常の生活で交通事故に遭わないように

もう一度、気を付けるようにして下さい。

そして、今回の事故から

ロードバイク・スポーツバイクに乗る

全ての方にも、もう一度

安全性について考えてもらえればと思います。

 

今年自分は既に4月からの大会で

4回救急搬送の現場に居合わせているのですが

競技であれ日常であれ

事故というのは誰の身にも起こりうることです。

どんなに万全の準備をしていても遭ってしまうことがあります。

 

決して自身の力量を過信しないように…

お互いに気をつけながら

サイクリングライフを楽しんで頂けますよう

お願いを申し上げます。

 

最後になりますが、事故に遭った選手を思えば

本当に胸が痛みます。数あるスポーツの中から

自転車を選び、志してくれた

その存在は自転車界の宝です。

不幸にも事故に遭ってしまった選手の

回復を心より祈りたいと思います。

 

※追記
 事故に遭った選手ですが、現在は意識が回復して
 容体が回復傾向にあるそうです。(RKK熊本放送より/5月26日19:00)

 

 

関連LINK

令和2年度「交通統計」(長野県警察)

自転車の安全利用推進委員会

長野県警察

長野県



 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]