〔告知〕MGプレスにて小山大登選手(エクセラン高校)のインターハイ特集記事がありました。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

MGプレスにて小山大登選手の特集

 

 先週、美鈴湖競技場に行った際に

この夏、高校自転車長野県大会ロードで優勝し

インターハイに出場した小山大登(エクセラン高校)の

特集スクラップ(MGプレス)がありました。

 

ちょうどその期間中に自分が東京五輪に招集されていたため

タイムリーでその記事を見ることが出来なかったのですが

遅ればせながらその記事を読ませて頂くことが出来ました。

 

長野県内において、自転車選手

とりわけ、高校自転車選手が特集されるということは

非常に珍しいことなので、改めまして

長野県サイクリストの皆様にご紹介いたします。

 

 

 

小山大登選手について…

 

 

 

 小山選手については、もはやここに書くまでも無く

昨年の秋に彗星のように現れ、初めての秋季大会で3位入賞

その直後から美鈴湖自転車学校へ通い始めて

ピスト自転車に乗り、そこで出会った

宮﨑岳人長野県代表監督、湯原コーチや

競輪の小峰選手を始めとした多くの講師。

また、自転車学校で得た多くの仲間たちと共に

半年後に長野県大会ロードレースで優勝を果たしました。

 

 

北信越大会では中島(松商)・加科(松工)と共に

Team NAGANOとして5位入賞。

そして、インターハイ本戦での単独エスケープは 

パラリンピックの公式練習の日、執務をしていた

我々のところにも届きました。 

 

昨年12月のフィジカルトレーニング講座では
長野県代表の両角・山本両フィジカルコーチから
身体のバランス・柔軟性など本格的な指導を受ける。
非常にキツイ内容ながらも
楽しみながら取り組む姿が印象的だった。

 

その際に、UCIナショナルエリートの方が

「長野さんのところの小山君がインターハイで一人で逃げてます!」と。

それはTOKYO 2020の会場でも話題になったし、

レースが終わった後、当サイトにも数名の方から

インターハイでの小山君の走りに感動した!というお便りや

他県の自転車チーム関係者からも、小山選手とはどんな選手か?という

照会をもらいました。

 

 

インターハイロードレースの模様は
こちらから(インハイTV!)にてご覧ください。

 

 

小山選手を初めて見てから1年が経とうとしますが、

以前もお話した通り、小山選手の強さというのは 

「自転車が楽しい」という強い気持ちであり、

それが非常に純粋で、努力をしているというよりも

苦しいことも純粋に「楽しい」と見ている者に思わせるような

ひたすらピュアに自転車に取り組む姿でした。

 

 

昨年11月に初めて自転車学校に参加した時に
金原コーチの指導を受けながらおっかなビックリ
ピスト自転車に乗る小山大登選手
その際に…
「今まで一人で自転車に乗っていたけど、こんな多くの人に本格的に
教えてもらえることが凄く嬉しいんです!」と嬉しそうに
語っていた姿が今でも忘れられない。

 

そうした中で、大きな成長をあげるならば

昨年以降、人間としても本当に大きく成長し

自転車学校の中でも、中学生や後輩の面倒をよく見て

少しずつ自分以外の人間に対しても

細かい配慮出来るようになったこと。

さらに、上級生としての自覚とリーダーシップが

とれるようになったことです。

 

 

おっかなビックリとピスト自転車に乗っていた小山選手が
翌年6月の自転車学校では

長野県高校ロードチャンピョンとして、率先して小学生達の先導をして
走っていたところに彼の人間としての大きな成長を感じた。
既に彼は小学生の一番身近な目標であり、憧れの選手となっている

 

長野県強化合同練習会では、松本工業の加科主将と共に
中学生選手の周回練習にも率先して入り
後輩達への面倒もしっかり見ていた。
今年の高校3年生で特に小山・加科はこうした面でも良く成長した。

 

 

また、小山選手の自転車選手としての魅力は

長野県大会、インターハイ本戦でも見せたように

見る人の琴線に触れる走りをする

非常に不思議な魅力を持った選手です。

 

 

本人曰く、それを計算をしているというより

自分にとって最善の走りを考えているようですが…

長野県大会以降、普段自転車にあまり興味をしめさない

県内メディアが小山選手を取り上げ、その走りを見た人達が 

当サイトに感想を送ってくれたりする辺りが

何よりソレを雄弁に裏付けている気がします。 

 

まだ本人の今後の進路は未定ですが

粗削りながら、これからまだまだ伸びる選手です。

長野県サイクリストの皆さんには

小山選手の成長を期待して頂くと共に 

温かい御声援のほど宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

今年の高校自転車長野県大会では涙の初優勝を果たした。
まだ自転車を始めて約1年、伸びしろが大きく今後の活躍が期待される。
現在U-23日本代表で活躍する小出樹(京産大4年/松本工出)や
山田拓海(早稲田大2年/飯田風越出)のような活躍を期待したい。

 

 

と言う訳で、今回は

エクセラン高校の小山大登選手を

特集しました。

先ずは記事を持って来て下さった方に

心より御礼を申し上げます。

また、当サイトの写真を使ってくれた

MGプレスさん、ありがとうございました。

自分の撮影した写真が新聞に

載っていて驚きました。

小山選手に関しては、当サイトとしては

現状で語りつくしている所がありますが、

これからも是非、この先のステージで

活躍してくれることを願っています。

県サイクリストの皆さんにも

ぜひ小山大登(こやまたいと)の名前を

覚えてもらい、応援して頂ければと思います。

今年、国体が無くなり

長野県代表のジャージを着せて

あげられなかったことが自分としては

非常に残念ではありますが

次のもっと大きな舞台での活躍を期待しています!!

 

 

関連LINK

エクセラン高校

長野県自転車競技連盟

長野県高体連

MGプレス