〔レポート〕インハイ最終予選「第55回北信越高校体育大会自転車競技大会 」二日目の長野県勢レポート

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

〔レポート〕「第55回北信越高校体育大会自転車競技大会 」二日目の長野県勢の結果

 

 

昨日開幕した本年のインターハイ最終予選となる

第55回北信越高校体育大会自転車競技は

本日6月16日㈮が大会二日目。

 

いよいよ今日より本格的に競技が開始された。

朝は一時は豪雨となったが、午前中は降ったり止んだり

夕方になると一転、日差しが強くなり

高い湿度を感じる目まぐるしい天候の中で行われた。

県勢の活躍は以下の通り

 

【長野県出場選手】

 

 

大会二日目の様子

 

団体追い抜きでのインターハイ出場を大きな目標としていた
松本工業高(坂井・横林・山口・上里組)が力走
見事に北信越優勝を果たしインターハイ出場を濃厚なものにした。

 

 

1年生で唯一の北信越大会本選に初出場の松村竜誠(駒ヶ根工)が
スプリント予選200mタイムトライアルに出場
初めての富山競輪場の走路に戸惑いながらも12秒82で9位
惜しくも準決勝には進出出来なかったものの
1年生での初出場は大きな経験となった。

 

スプリント予選で県勢最上位の3位で準決勝へ進出した
横林海斗(松本工業3年)
団体追い抜きのあとの出場となった11秒54の好タイム
横林はこのあと、ケイリン・スプリント本選と
この日は多くの競走をこなした。

 

4㎞速度競走では第1組で酒井優太郎(松本工業3年)が
ホーム4本・バック5本を獲得して先頭責任を完了。
2位で決勝進出を果たした。

 

1㎞タイムトライアルで1分09秒17の好タイムで3位の
岡庭能亜(飯田風越2年)
直前にバイクを乗り換える不安があったが
終始力強い走りで3位となり
インターハイ出場へ大きく前進した。

 

直前の岡庭の力走を見てから1㎞タイムトライアルに臨む
山田愛太(白馬高校2年)
今や長野県高校自転車のエーススプリンターとして
1分07秒97のタイムで準優勝。
大会二日目午前最後のレースで強さを見せた。

 

お昼休みを挟んで午後いちばんに行われたケイリン予選
第1組で山田愛太(白馬高校2年)は残り半周から一人旅
他を寄せ付けない走りで明日の決勝へ駒を進めた。
2位は酒井(松本工3年)、第2組では横林(松本工3年)が
決勝戦へ進出した。

 

3㎞個人追抜きでは3年生の湯澤瑚楠(駒ヶ根工業)が出場
4分01秒59で6位に入った。

 

3㎞個人追抜き準優勝は、既に長野県ロード予選優勝で
インターハイロード長野県代表権を持つ黒沢響冴(飯田OIDE長姫)
記録は3分46秒45

 

3㎞個人追抜き優勝は上里翔瑛(松本工業3年)で
記録は3分35秒79という好タイムでの優勝。
上里は昨年のスクラッチに続き
今年は個人追抜きで北信越チャンピオンとなった。

 

 

スプリント準決勝では、横林(松本工業3年)が出場も
既に、団体追い抜き・ハロン・ケイリンと出場しており
もう脚が残っておらず相手選手のスピード・パワーに
ついて行けずに敗退。3位決定戦にインターハイ出場をかける。

 

いよいよ中長距離が始まり、スクラッチに出場する長野県勢がスタートを待つ。
〔画像左から:山口・片田・田切〕

 

レース中盤から山口(松本工業3年)が集団から抜け出し
大逃げが決まる。山口は終盤にかけて一人で勇敢に逃げ
残り半周まで独走しあわやという所で後続につかまるも
今日の長野県勢の中で最も勇敢で印象に残る走りを見せ7位となった。

 

山口(松本工業3年)を捕まえた選手がそのまま逃げ切り優勝
2位争いは大混戦となり田切(飯田風越2年)が粘りの走りで準優勝。
田切にとってはインターハイ出場を手繰り寄せたレースとなった。

 

この日最後のレースとなったケイリン敗者復活戦だったが
松村(駒ヶ根工1年)・岡庭(飯田風越2年)共に
経験不足が露呈したかたちとなった。
しかし、来年を見据えて二人にとっては収穫の多いレースとなった。
明日は順位決定戦にまわる。

 

 

大会日程

 

日時 タスク 備考
6月17日㈯ ⑫チームスプリント決勝
⑬2㎞個人追抜き決勝
⑭4㎞速度競走決勝
⑮ケイリン決勝・順位決定戦
⑯ポイントレース決勝
⑰スプリント順位決定戦/決勝
09:00レース開始
富山競輪場

 

大会三日目のみどころ

明日17日㈯がトラック競技最終日となり、全ての競技が「決勝戦」「順位決定戦」となる。注目は朝イチで開催される「チームスプリント」で、今日の団体追い抜き優勝で俄然勢いにのる松本工業がチームスプリント表彰台を狙う。また、速度競走では酒井優太郎(松本工3年)が出場。ケイリン決勝では長野県高校自転車界のエーススプリンターである山田愛太(白馬高2年)がインターハイ出場をかけて登場する。また、今日は大車輪の活躍だった横林海斗(松本工業3年)が3位決定戦に出場予定。各選手の表彰台・インターハイをかけた走りに注目したい。

また、ポイントレースには、昨年のこの種目でインターハイ初出場を果たした黒澤響冴(飯田OIDE長姫3年)が出場する。再三の通り昨年のインターハイ本戦では1回戦を完走させて貰えず敗退しているだけに、この種目へかける想いも強いはず。黒澤の走りにも注目したい。

明日は、お昼過ぎまでには全てのトラック競技が終了。終了後はロードレース会場がある高岡市へ移動して午後は試走時間となる。当サイトとしては出来るだけ早く結果をお伝えしたいと思います。

 

 

 

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という訳で、ちょっと今日は

富山まで自分のお客さんが

来ていたので夕食を共に食べたり

少し更新が遅くなってしまいました。

 

それで、お知らせですが

マスターズ国体のエントリーが始まります。

ちょっと皆さんに伝えなければならない

事項が沢山あるのですが…

 

明日は午後が移動日なので

時間を見ながらお伝えします。

 

今日は長野県勢充実の一日でした。

いよいよ泣いても笑っても

明日・明後日で今年のインターハイ予選が

終わります。

 

県サイクリストの皆様には

明日も長野県高校選手たちに

どうかあたたかい御声援のほど

宜しくお願い申し上げます!

 

関連LINK

富山県高等学校体育連盟自転車専門部

富山競輪場

高岡市営城光寺野球場

長野県高体連

全国高体連自転車競技専門部

令和5年インターハイ公式HP(高体連)