〔告知〕長野県警察が令和4年度「自転車安全利用促進」の広報用チラシを4種作成。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

 

長野県警察が「自転車安全利用促進」の広報用チラシを4種作成。

 

 長野県の自転車シーズンが始まり

ロードレース&トラック競技の開幕と共に

自転車関係者・選手の皆さんには多忙な時期ではありますが

遅ればせながら… 

2022年5月1日に長野県警より自転車安全利用促進の

広報チラシが発表されています。

 

もうこのサイトでは何度も言っていますが

特に「自転車競技選手のライセンス」を持っている者ほど

年齢に問わず、交通安全に対する意識をしっかりと持って欲しい!

高い技術を持つ自転車利用者である選手に

自転車交通安全の模範でありリーダーで

あって欲しいと願っています。

 

今回の記事は一般サイクリストや

日常で自転車に乗る全ての県民の皆さんに

目を通してもらいたいと思います。

 

 

 

自転車安全活用パンフレット

 

 

クリックすると大きくなります。
原本はこちら〔PDF/長野県警公式HPより〕

 

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原本はこちら〔PDF/長野県警公式HPより〕

 

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原本はこちら〔PDF/長野県警公式HPより〕

 

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原本はこちら〔PDF/長野県警公式HPより〕

 

 

 

 

サイトより一般サイクリスト・選手の皆さんへ

 

 

 

このサイトを見ている方の多くが

スポーツ自転車に興味のある方、もしくは

既にスポーツ自転車に乗られている方や

選手・選手の保護者/関係者の皆さんだと思います。

そんな、皆さんに当サイトより幾つかお知らせです。

 

 

自転車は車道が原則、歩道は例外!… に思う。

 ちょっと個人的に思ったことがあります。この一文って「自転車は軽車両なんだから歩道を走るな!車道を走れ!!」って解釈される方が多いかと思うのですが、GW中に県内の某大型トンネルを自動車で走行中に大渋滞が起きていました!思わず「うわぁ、この忙しいのに事故かぁ…」と思って暫くノロノロ運転をしていたのですが、原因はトンネル内の車道を走っているロードバイクが登り貴重のトンネルを時速20㎞以下で走行していました…

さて、この場合はどうするべきだったのでしょうか?

個人的に四つの選択肢はがあったと思います。

 

 

 ①五原則で定められているから自転車は頑なに車道を走るべきだ!

 ②自転車はトンネル内の安全な所で一時停止して、車を先に行かせるべきだ!

 ③渋滞の原因になるような状況下では、歩道に上がって安全運転するべきだ。

 ④そもそも危険なトンネル内を通るような道を選択したことが間違っている!!

 

 

自分の答えは4つ全てが正解だと思います。ただし、その正解ではあるのですが、もたらす結果が全て違って来ます。ある答を選べば正解ではあるけど「人の顰蹙を買います」、ある答を選べば「答えを選んだサイクリスト自身が大損します」、またある答えを選べば「インターネット界隈がザワザワする」と思います。

このサイトから一つ考えて欲しいのは、どうすれば「お互いが気持ちよく道路をシェア出来るか?」「どの選択肢が自転車にも車の双方にとって最も安全なのか?」そんな考え方を持ってもらえればと思います。最悪なことは「サイクリストがドライバーを目の仇にして、ドライバーもサイクリストを目の敵にする」。お互いが争い・憎しみあうことが無いようにして欲しいと切に願います。

 

 


 

自転車競技者の基本的精神を忘れずに…

 ライセンス保持者には、UCIが選手に対して「サイクリング・フォー・オール」の精神を説いています。改めて競技者はこの心得を徹底して日常生活の中でもこれらの精神を忘れずに、特にスポーツ自転車に乗る方の模範的なリーダーであって欲しいと願います。

 

 

 競技者(参加者)は常に関連する道路交通法規を順守しなければならない.

 競技者(参加者)は適切なスポーツ精神を実践しなければならない

 競技者(参加者)は環境を尊重する態度で振る舞わなければならない.

JCF規則集 第16章 サイクリング・フォー・オールより

 

 


 

自転車競技者の練習時のヘルメット着用は義務。

 以前もお話しましたが、日本の道路交通法ではヘルメット着用は
法的義務では無いのかも知れません。

ただし…

選手(ライセンス保持者)の練習時のヘルメット着用は
UCIルール・JCFルール共に義務です!

 

 

 JCF競技規則集 第3章「競技者の装備」第8条

 3項
 トラックレース、マウンテンバイク、シクロクロス、トライアル、BMX、BMXフリースタイル
 さらにサイクリング・フォア・オールの競技および練習においては
 連盟公認のヘルメットの着用を義務付ける。 

 4項
 ロードレースにおいても、競技・練習において連盟公認のヘルメットの薬用を義務付ける。

 

 

流石に、近所の自動販売機にジュースを買いに行くときまで
ヘルメットを何が何でも着用しろ!とは当サイトは言いません。

ただ、チームのジャージを着て練習に行く際は
競技者が率先して正しいヘルメットの装着方法で装着の上
後進(一般サイクリスト・子供達)のお手本になって頂けますようお願いします。

法律の重箱の隅をつついてをゴチャゴチャ言うよりも…

 

自転車に乗らない人が、貴方の立ち振る舞いを見て
「自転車って格好いい!」。そんな憧れを持ってもらえれば最良です。

 

 

 

さて、何時もの交通安全に対するお願いでした。

今年も長野県では春先に交通死亡事故が多発

当サイトでも4月6日から4月15日㈮までの

10日間「長野県交通死亡事故多発警報発令」の

お知らせ記事を書きました。

 

しかし…

 

本当に残念なことですが

5月2日に松本市で17歳の高校生が

自転車で交差点を走行中に

軽自動車と出合い頭に衝突し

頭を強く打ち死亡するという

痛ましい事故が起きました。

特にこのサイトを毎日ご覧頂いている皆様には

改めて「交通事故への警戒・対策」の

徹底をお願いします。そして

御自身が交通事故に巻き込まれないように

気を付けてサイクリングライフを

楽しんで頂きますようお願い申し上げます。

 

 

関連LINK

令和2年度「交通統計」(長野県警察)

自転車の安全利用推進委員会

長野県警察

長野県



 

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