〔告知〕まもなく終了!大北地域5市町村「北アルプス自転車活用推進計画」(素案)に対する意見公募。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

まもなく終了!「北アルプス自転車活用推進計画」(素案)に対する意見公募。

 

 大北地域5市町村による

北アルプス自転車活用計画〔素案〕(令和3年11月発行)に対する

意見公募(パブリックコメント)の受付がまもなく終了致します。

 

大町市・池田町・松川村・白馬村・小谷村

各地域の皆さんで、自転車活用行政に

御意見のある方は、12月中に各地域の

担当部署まで御意見を提出下さい。

詳しくは下記の通り…

 

 

 

北アルプス地域 自転車活用推進計画(素案)

 

 

北アルプス地域自転車活用推進計画(素案)

 

序 章 はじめに

第1章 北アルプス地域における現状と課題
 ①地域
 ②人口
 ③北アルプス地域の観光特性
 ④北アルプス地域の自転車利用環境
 ⑤施設立地状況
 ⑥交通基盤および特性
 ⑦自転車安全教育
 ⑧北アルプス地域における自転車利用の課題

第2章 計画目標の設定  
 ①上位・関連計画の整理
 ②世界的潮流:国連の持続可能な開発目標とのかかわり
 ③計画目標の設定

第3章 実施制作
 ① 交通事故のない、安全安心な自動車利用の推進
 ② 自転車利用環境の向上
 ③ 健康長寿・脱炭素社会の構築に向けた自転車利用の推進
 ④ 北アルプスサイクルツーリズム

第4章 自転車ネットワーク計画
 ① 自転車ネットワーク計画の考え方
 ② 自転車ネットワーク計画
   大町市・池田村・松川村・白馬村・小谷村
 ③自転車ネットワークの整備方針

第5章 計画の推進体制・計画のフォローアップ及び見直し
 ①関連機関の連帯・協力
 ②計画のフォローアップ及び見直し

 

北アルプス地域 自転車活用推進計画(案) 〔PDF/小谷村公式より〕

 

 

 

【コメント】
 非常に読み応えのあるレポートだと思います。

特に、5市町村での「事故の発生場所・危険地域の洗い出し」、
「自転車・交通事故の傾向」、「市町村内での安全に対する取り組み」
そこからどうやって安全な街づくりをするか?地域の方に限らず
県内多くの方に目を通してもらえればと思います。

 

 

各市町村のパブリックコメント受付〆切

 

地域 締め切り日 意見提出資格・対象者
大町市 情報なし
池田町 2021年12月23日㈭ 町内在住・在職・在学の方、事務所・事業所を有する方、法人その他
松川村 2021年12月15日㈬ 特になし
白馬村 2021年12月14日㈫ 村内に住所を有する者、在学する者、納税義務を有する者・事務所事業所を有する者ほか
小谷村 2021年12月10日㈮ 特になし

※提出場所・提出方法など詳細は各自治体のHPを参照のこと

 

【池田町】

 

【松川村】

 

【白馬村】

 

【小谷村】

 

 

 

今年のオリンピックのロードレースの際に

役員として全国の自治体から

数多くの自転車関係者の方が来ていて

長野県の取り組みは凄い!と

多くの方から声をかけてもらいました。

 

また同時に、ウチの自治体では

こんなことをやっている!

という取り組みも、短い時間の中で

聞くことが出来ました。

 

 

貴様がその話聞いてどうすんだ?

という突っ込みもあるかと思うのですが…

 

 

長野県の自転車行政についてはここまで

色々と厳しいことを言い続けて来ましたが

当初に比べ、各地域で自転車に携わる人達が増え、

参画し始めて大きく変わりだしている気がします。 

 

ただ、やはり…

 

「輔車分離を含め都市計画の問題」

「交通事故減少など安全への啓蒙」

「スポーツとしての自転車への環境づくり」

 

そして、官民の連動については

他県から大きく遅れていると

断言できる部分が多々あると思います。

 

特にこの大北地域というのは 

とりわけ県のサイクルツーリズム

短期・中期・長期的にみても

地政学的戦略上でも非常に重要な地域です。

海外からの資本も入りやすく

それを育てなければならない必要性も感じます。

 

対象地域のサイクリストの皆さんの

御意見を行政に届けてもらえればと思います。

 

 

最後に一つ… これは北アルプスに関わらず… 

 

 

予算があるならば、スズカでも

バイカーズでも、サイクルモードでもいい…

出来れば県外の全国規模の人が集まるイベントで

県のサイクルツーリズムに関する

意識調査アンケートをやりたい。

 

県の観光部でデータを出している

一般の観光旅行者動向では、

こと「サイクルツーリズム」に関しては

今一つ、県外のサイクリストのニーズ・潜在性と

リンクしていない気がする。

 

ここ数年で、我々が現在までに抱いている

長野県のサイクリングのイメージと

現状の実体に少なからず捻じれが

生まれているような… 

 

「今この時に力を入れるべき地域」と 

「今後サイクリングのメッカとして育てていくべき地域」

が今一つ見えない。

 

そんな感覚があります。

 

ともあれ、多くのサイクリストの皆さんが

県の自転車活用事業に対しては

『一家言』あると思います。

是非その声を各自治体に届け

地域の自転車事業に積極的に

参画して頂ければと思います。

 

さらに予算があるならば、かつての松本市のように
海外での観光セミナーにプレゼンが出来る人間を派遣して
プロモーションと、海外でのニーズ調査してフィードバックして欲しい。
現状でインバウンドとただ言っても無為無策で戦略が立てられない。

少なくとも現状、「台湾」は中短期のキーワードになって来る気がするが
果たしてその可能性がどの程度か?つかみかねる。
白馬にはそれが出来る人材がいるだけにそこには期待したい。

 

関連LINK

大町市

池田町

松川村

白馬村

小谷村



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