〔報告〕2019年「サイクルツーリズムセミナー」参加レポート《前編》

《速報!》新潟弥彦競輪二日目「3レースA級一般戦」上原龍(長野県/佐久長聖出)は残り1周で先頭に立つと粘りの走りで逃切って今節初勝利を挙げた。ハイライト動画(7月8日) 〔結果〕立川競輪二日目「第9レースA級準決勝」菊池岳仁(岡谷南出)この日は最終第2コーナーから前走5名を追いかける展開、最終コーナーでは7番選手のブロックを凌ぐとゴール前の競り合いをモノにして鮮やかな1着。明日の決勝へ進出した。ハイライト動画(7月7日)  《速報》立川競輪初日「8レースA級特別予選」菊池岳仁(長野県/岡谷南出)が登場。残り1周の鐘と共に積極的に前に出ると残り1周を逃切り!明日の準決勝へ進出した。ハイライト動画(7月6日) 〔結果〕6月30日より【改正道路交通法】が施行され「自転車によるあおり運転」が処罰の対象となります!詳しくは こちら(6月29日)〔お知らせ〕松本市美鈴湖自転車競技場のナイター照明の補修・点検が終わり6月29日より通常営業再開。(6月29日) 《走行注意!》先般お伝えした浅間山の噴火活動警戒レベルが2に引き上げられました。軽井沢周辺をサイクリングされる方は十分にお気を付けください。詳しくは こちら(6月25日)   

〔報告〕2019年「サイクルツーリズムセミナー」参加レポート

 

 2019年2月1日、文化庁で行われたサイクルツーリズムセミナーに参加。この会議は《日本のサイクルツーリズムの現状と今後の展望》をテーマに、全国各地から行政・民間・各自転車関係者が一堂に会して行われた。行政側からの現状報告の他、民間や自転車関係者を加えたパネルディスカッション、ビジネス・マッチングタイムも行われた。

このセミナーをどう長野県の皆さんに伝えるか?迷いましたが、先ずは各登壇者が何をプレゼンテーションしたかお伝えしたいと思います。信州各地域の行政の方々自転車観光を考えておられる民間の方々、そして我ら長野県自転車業界の方々に目を通して頂き、新しい物を生み出す為の考える糧になればと思います。

各データーのエビデンスについては、全て会場で記録をしたのですが一部で実数と間違えている部分もあると思うのであくまで参照としてください(公式資料内にも幾つか間違いがありました)。詳しい実数については各官庁発表の白書等をご覧ください。

 

セミナー概要

 

名称:サイクルツーリズムセミナー
日時:2019年2月1日(金)13:00~17:30 
会場:文化庁(旧文部省)庁舎6階 第2講堂(東京都千代田区霞が関3丁目2番2号)
主催:全国サイクルツーリズム連携推進協議会、一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン
共催:スポーツ庁
後援:国土交通省自転車活用推進本部、観光庁、経済産業省
   自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会
   一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構

 

当日プログラム

 

【第1部】各講演(講演者)

 ・スポーツ庁のとりくみについて

  増井 国光:スポーツ庁

 ・サイクルツーリズムの推進について

   大野 昌仁:国土交通省 

 ・ツールドニッポン -事例紹介と各調査結果の共有 –

  中島 祥元:ルーツ・スポーツ・ジャパン

 

 

【第2部】パネルディスカッション

  ・栗村修 (日本自転車普及協会)

  ・田代 恭崇(リンケージサイクリング株式会社)

  ・岡 朗 (岡ツアーズ株式会社)

  ・北村 和弘(飛騨市役所 商工観光部)

 

【第3部】マッチングタイム(出展団体)

  ・ツールドニッポン   ・ガーミンジャパン

  ・SAMURAI SPORTS   ・岡ツアーズ

  ・NEXCO中日本      ・理研軽金属株式会社

  ・国際興業株式会社   ・ジャパントラベル

  ・枻出版        ・Seabird

 

霞が関にある文化庁 庁舎6階 第2講堂で行われた。

 

 

スポーツ庁のとりくみについて

 講演者:増井 国光 スポーツ庁参事官(地域振興担当)

 

スポーツ庁の目的と役割

 ・スポーツの意義と国の役割

 ・スポーツ庁施策
   -地方公共団体やスポーツ団体等との連携・協働により幅広くスポーツ振興を推進ー   
   スポーツ庁の予算340億円(2018) スポーツ振興くじ等助成338億円(2018)

 ・スポーツが変える、未来を創る スポーツ庁キャッチフレーズ 
  スポーツの価値を具現化し発信/スポーツの枠を越え異分野と連携・協働
  「人生が変わる!」「社会を変える!」「世界とつながる!」「未来を創る!」

 ・スポーツによる地域活性化の必要性とチャンス
  ⒈交流人口拡大の必要性
   急速な定住人口減少下で、交流人口の拡大をもって人口減少分の経済消費を
     補う必要性があり、各地で国内外の観光客誘致が求められる。
  ⒉官民が一体となった観光立国の推進とビジョン
   2020年 訪日外国人旅客4000万人 消費額8兆円
        地方部での延べ宿泊数 7000万人泊(地方部比率50%)
   2030年    訪日外国人旅客6000万人 消費額15兆円
        地方部での延べ宿泊数 1億3000万人泊(地方部比率60%)    

 ・第2期スポーツ基本計画:スポーツを通じた地域活性化
   ◇スポーツ目的の訪日外国人数 138万人から250万人
      ◇スポーツツーリズム関連消費 2,204億円から3,800億円
   ◇地域スポーツコミッション数 56団体から170団体

 ・具体的な施策
   ◇スポーツツーリズムの推進
   ◇地域コミッションの拡大
   ◇スポーツ×文化×観光の取り組み奨励
   ◇スポーツによる地域の醸成
   ◇スポーツ関連組織の収益モデルの調査と普及

 ・スポーツによる地域活性化とは…
   スポーツを景観・環境・文化等の地域資源とかけ合わせ
   戦略的に活用することで地域・経済の活性を図る。

 ・地域活性におけるスポーツのチカラ
  スポーツは感動だけでなく、地域への社会効果経済効果を創出。
   ◇大会/イベントの開催
   ◇スポーツツーリズム資源の開拓
   ◇大会の誘致
   ◇合宿・キャンプの誘致
   ◇観戦集客

 ・地域への社会的効果
   ブランディング/シティプロモーション効果
   地域スポーツ人口・関心の拡大
   受入地と派遣国・地域との交流
   ローカルアイデンティティ・地域一体感の醸成
   認知度・ターゲットの拡大
   観光入込の平準化・従者の雇用安定

 ・地域への経済的効果
   選手団や参加者・観戦者の滞在消費(宿泊・飲食・観光・物販等)
   大会イベントの参加料収入
   付帯イベント実施の場合の事業・物販収入

 アウトドアスポーツ推進宣言
   ①アウトドアスポーツは豊かな時間をもたらす(スポーツで人生が変わる!)
   ②アウトドアスポーツは地域を元気にする(スポーツで社会を変える!) 
   ③アウトドアスポーツで地域と世界がつながる(スポーツで世界とつながる!)

 ・スポーツツーリズム需要拡大のための官民連絡協議会について

 ・スポーツツーリズム需要拡大戦略【新規重大テーマ】
   ⒈アウトドアツーリズム -世界に誇る日本の自然資源を活用-
    ・スノースポーツ、登山トレッキング、ウォーキング等
   ⒉武道スポーツ –世界の関心が高い日本発祥・特有競技-
   ・柔道、空手、剣道等。相撲は見るスポーツとして人気

 ・地域スポーツコミッション推進組織について
  地域推進コミッション
   ◇常設の組織で、年間通じ活動を行う
   ◇スポーツツーリズムの推進、イベント開催、大会・合宿誘致など
    スポーツと地域資源をかけあわせたまちづくり・地域活性が主要活動
   ◇自治体・スポーツ団体・民間が一体となり組織を形成、協働して活動を行う。
   ◇特定の大会・イベントの開催及びその付帯事業に特化せず
    スポーツによる地域活性化に向けた幅広い活動を行う。

 ・全国スポーツコミッション(当サイトは県内スポーツコミッション紹介)
   ◇長野県スポーツコミッション
   ◇菅平観光協会
   ◇スポーツコミュニティ軽井沢
   ◇白樺湖活性化協議会
   ◇長野市文化スポーツ振興部
   ◇松本観光コンベンション協会
   全国のスポーツコミッション一覧(PDF)

 ・スポーツによるまちづくり・地域活性支援
   スポーツ庁がこうした各地域・団体に支援を行う

 ・スポーツ庁によるサイクルツーリズム支援(過去6件)

 【那須高原オールスポーツアソシエーション】
  ◇那須高原ロングライド・那須岳ヒルクライムの実施
  ◇サイクリング案内、サイクルピット・サポートマップ配布
   おもてなしステーションの設置
  ◇JCF3級審判講習会・救命講習会開催
  ◇全日本自転車競技選手権那須大会・JBCF那須クリテ、ロード開催  

 【スポーツリンク北上】
  ◇きたかみ新城ロード100キロサイクリングコース設定

 【さいたまスポーツコミッション】
  ◇ツールドフランスさいたまクリテリウム共催

 【松本観光コンベンション協会松本スポーツコミッション】     
  ◇アルプスあずみのセンチュリーライド、松本ヒルクライム実施

 【志摩スポーツコミッション】
  ◇伊勢志摩国立公園でのレンタサイクルやガイド付きサイクリングツアー
  ◇伊勢市内にサイクルラックの設置店舗を増やし情報発信。

 【いなべ市サイクルツーリズム実行委員会】
  ◇いなべの食事食べ放題・距離も自由に乗り放題のサイクリングイベント
  ◇市内飲食店などにサイクルラック
  ◇小学生対象にプロ選手が始動する自転車教室を開催

 【しまなみ海道自転車道利用促進協議会】
  ◇しまなみ海道自転車道の自転車通行料金を無料化
  ◇サイクリングロード、レンタサイクルターミナル、サイクルオアシス等の
    サイクリング情報マップの作製
  ◇自転車マナーアップ向上講習会の実施

 ・スポーツ文化ツーリズムアワードで自転車事業が3年連続受賞
  ◇2016年 大賞 瀬戸内しまなみ海道サイクルツーリズム
  ◇2017年 入賞 小豆島一周サイクリング&無人島BBQ
  ◇2018年 入賞 ツールドニッポン

 ・スポーツツーリズムのプロモーション
   2018年からYoutubeを使ったプロモーション映像を配信

 

参照元:Youtube

参照元:Youtube

 

サイクリング長野より

 

 サイクルツーリズムセミナーについてですが

先ずは第一回目は、現在のスポーツ庁の

ビジョンをお伝えしました。

 

色々な捉え方があり、様々な考え方があると思います。

自分もまたそうでした。故にどう伝えるかを迷いました。

しかし、あえて講演の内容をストレートにお伝えすることで

ここまで読んで頂いた方々がどうお感じになるか?

委ねたいと思います。

 

各自治体の方は行政のフィールドで

観光業界の方々もまたビジネスパートナーの方々と

様々な話し合いを行ってもらえれば幸いです。

自転車関係者の方は、また自分と会った際にでも色々と

議論出来ればと思っています。特に信州の未来を創る

若い方々の考える糧になれば幸いです。

 

関連LINK

(財)ルーツスポーツジャパン〔主催〕

スポーツ庁

文化庁(会場)