《速報》世界一へ挑戦!山田拓海(飯田風越高3年)が「UCI世界選手権ロード」Jr.日本代表に選出!!

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山田拓海(飯田風越高3年)が世界選手権Jr.日本代表に選出!!

 

 9月22日よりイングランド北部のヨークシャーで行われる「2019年UCIロード世界選手権大会」に山田拓海(飯田風越高3年)がジュニア日本代表として選出された。山田選手は国内では春のセンバツ・夏のインターハイで連続表彰台、全日本ロード選手権タイムトライアルでは初優勝を納める等の活躍から、春先より日本Jr.代表(高校代表)に選出され、アジア選手権や欧州ネイションズカップを歴戦。先月韓国で行われたTour de DMZでは5日間のステージレースを首位と僅か10秒差の総合5位と云う好成績を残した。

尚、信州関連としては女子エリートで金子広美選手(イナーメ信濃山形:三重県)も選出された。

 

 

山田拓海選手の紹介

 

 

山田拓海(飯田風越高3年)

2年生から長野県代表として活躍、飯田風越高校の
ロードレース長野県大会3季連続優勝の原動力となった。
今年は春のセンバツ個人追抜き3位
インターハイでも
同種目で準優勝を果たした。
また、記憶に新しい全日本選手権TTでの優勝は多くの
長野県サイクリストに多大な影響を与えた。
春先からの日本代表での活躍も目覚ましく世界選手権での
活躍も大いに期待される。

 

昨年は長野県代表として春のセンバツ・インターハイ・国体でも活躍をみせた。
福井国体ポイントレースより〕

 

冬はシクロクロスにも参戦し野辺山上山田では表彰台にあがる活躍をみせた。

 

春先には絶対王者「飯田風越」の長野県四季連続制覇を目指すも
長野県大会ロードレースで鈴木来人(伊那北:シクロ日本代表)に敗れる。
ここから日本代表との両立に苦しむシーズンとなった。

 

日本代表欧州遠征帰国後すぐに臨んだ北信越大会では
明らかなコンディション不良に苦しみ
戦前の予想とは程遠い本人にとっても不本意な大会となった。

 

そんな連戦の続く苦しいシーズンの中、満身創痍で迎えた
全日本選手権ロードタイムトライアルJr.を制し日本王者を初戴冠。
決して順風満帆なシーズンでは無かったからこそ
苦難の中で手にした栄冠だった。
そんな山田選手の世界への初挑戦が始まる。

 

山田選手は世界選手権終了後に
長野県代表チームと合流して国体に出場する予定。

 

 

今シーズンの山田選手の記事

 

 

 

山田拓海選手出場スケジュール

 

男子ジュニア個人タイムトライアル(28km)

2019年9月23日(月)

出走リスト&コース等の詳細はこちらから。

 

6月の全日本選手権で富士スピードウェイを滑走する山田拓海(飯田風越)

 

 


 

男子ジュニアロードレース(148km)

2019年9月26日(木)

出走リスト&コース等の詳細はこちらから。

 

インターハイ最終予選の北信越大会「間瀬サーキット」にて集団の先頭を牽引する

 

 

《UCI世界選手権プロモーションビデオ》

〔参照元:Youtube/British Cycling〕

 

 

2019世界選手権日本代表

 

2019 UCIロード世界選手権大会 派遣選手団

大会期間:2019年9月22日(日)から9月29日(日)
開催場所:イギリス・ヨークシャー

 

<スタッフ>
監 督
浅田  顕(選手強化コーチ)

コーチ
柿木 孝之(選手強化コーチ)

メカニック
高橋 優平(選手強化支援スタッフ)
西   勉(選手強化支援スタッフ)
南野  求(選手強化支援スタッフ)

マッサー
穴田 悠吾(選手強化支援スタッフ)
宮島 正典(選手強化支援スタッフ)

ドクター
内田 彰子(選手強化支援スタッフ)

随行スタッフ
武井 亨介(委員長推薦)

総務スタッフ
狩野  萌(事務局)

<選手>
男子エリート(2名)
新城 幸也(JPCA BAHRAIN-MERIDA)
中根 英登(愛知 NIPPO – VINI FANTINI – FAIZANE’)

女子エリート(2名)
與那嶺恵理(茨城 Alé–Cipollini)*TT兼任
金子 広美(三重 イナーメ信濃山形)

男子U23(3名)
石上 優大(神奈川 AVC AIX EN PROVENCE)
松田 祥位(岐阜 EQADS)*TT兼任
今村 駿介(福岡 中央大学 / チームブリヂストンサイクリング)*TT兼任

男子ジュニア(2名)
津田 悠義(愛知 EQADS / 愛知県立三好高校)*TT兼任
山田 拓海(長野 長野県飯田風越高等学校)*TT兼任

女子ジュニア(1名)
岩元 杏奈(宮崎 日本体育大学)

 
 
 

山田選手ですが、今年は

アジア戦・欧州ネイション

韓国DMZ・世界戦…

文字だけにすれば、とんとん拍子で

ステップアップしたかのように思えます。

しかしながら、この半年間の彼の姿を

今こうして文章にして改めて思い返すと

非常に苦しんだシーズンだったと思います。

国内外の連戦に次ぐ連戦がたたっての

コンディション不良…

日本代表選手として大きな期待をされながらも

結果が出なかった長野県大会と北信越大会

もうやるしかない!と背水の陣で臨んだ

全日本選手権での初優勝。

全ての試練がこの世界戦への出場に結び付きました。

自転車界最高の舞台です。

県サイクリストの皆さんには

長野県の少年のエース山田拓海選手に

どうか温かい声援を持って

その背中を後押しして下さい。

また、イナーメ信濃山形の金子広美選手にも

温かいご声援を宜しくお願いします。

頑張れ、ニッポン!

 

 

関連LINK

UCI Road World Championship(公式HP:英語

日本自転車競技連盟