〔レポート〕2024長野県チーム始動！「第1回フィジカルトレーニング」美鈴湖自転車競技場にて開催。

「第1回フィジカルトレーニング」を美鈴湖自転車競技場にて開催。

 

 

　2024年3月17日㈰、松本市美鈴湖自転車競技場にて

今年最初となる、長野県自転車チームの強化トレーニングを行った。

 

今回は、昨年の長野県強化選手を中止に

地元の松本工業高校の選手も練習に参加。

 

また、今回は激励に来た

競輪の堀江省吾選手（屋代高-信州大出）も

飛び込みでトレーニングのお手本を見せてくれた。

レポートは以下のとおり…

 

 

 

第1回強化トレーニング

 

　今回は、フィジカルコーチであり

理学療法士の両角淳平（赤津整形外科医院）コーチが担当。

主にウエイトを使わない自重を用いて

カラダの連動性に重きを置いた「体幹トレーニング」と

今回あらたにメディシンボールを使ったトレーニングを

およそ2時間程度行った。

 

今回は両角コーチ（赤津整形外科医院）が担当。
トレーニングを前に今回の練習内容について説明を受ける。

 

先ずは体幹の持久力テストを行う。

 

恒例の体幹トレーニングを行う選手たち。

 

今回最年長の齋藤健太郎選手（ヤッホーブルーイング）

 

今回からメディシンボールを使ったトレーニングが追加され
激励に来た競輪の堀江省吾選手が、御指名により
お手本として参加。ずっとデモンストレーションを行い
おそらくこの日一番、負荷の高い内容を行ったかもしれない…

 

堀江さんと他の選手を見ていて面白いことに気づいたのだが
堀江さんは、この日の参加者のなかでボールを受けることが明らかに上手い。
野球で言えば「キャッチングが柔かい」。
ボールの挙動を最後まで見れているし（あるいは予測出来てるし）
それがゆえに、懐深くボールを呼び込んで処理できている。
自分はボール競技の出身なので、堀江さんのボールに対する
反応が非常に興味深かった。正直、大学時代の堀江さんも知っているが
この人、こんなに器用だったんだ！と思ってしまった。
しかし良く考えてみれば、世界最速のスポーツ「バドミントン」を
高校生までやっていたということで納得した。

 

このオフは静岡で開催された「チャレンジトラック」にも出場。
今年は高校3年生となり、文字通り長野県高校代表短距離の
エースとして活躍が期待される山田愛太（白馬高校）

 

冬場は信州シクロクロスでも2部へ昇格するなど活躍
月末の春のセンバツ高校自転車でも活躍が期待される
松本工業の新キャプテン青木優人（松本工高）と
その松本工業を先日卒業した横林海斗（無所属）

 

昨年の国体はロードで出場した渡邊鈴（MISUZUKO TEST TEAM）
今年も中長距離での活躍が期待される。

 

 

先週の明治神宮外苑クリテリウムでは、大学生活ラストランを終え
所属していた松本大学も卒業、春からは教員として新生活を迎える
山浦秀明（無所属）は、今後も競技を続けて行く。

 

比較的暖かい日となったが、それでも競技場は
2週間前から断続的に降った雪の影響で
走行が可能になるのは、4月に入ってかもしれない。

 

 

 

 

講師・スタッフ紹介

 

両角 淳平（赤津整形外科医院） 　長野県代表自転車チームのフィジカルコーチで、主に国体の長野県代表チームを担当。理学療法士として幅広い見地から選手にアドバイスを行う。山本コーチと共に、ここ数年の小出樹選手（現京産大）、堀江省吾選手（現競輪選手会）等の入賞・長野県代表の躍進に大きく貢献。長野県代表選手からの信頼も厚い。昨年末から県代表チームの強化に加え、「育成」「普及」を主旨とする美鈴湖自転車学校にも参加して頂いた。 　※理学療法士    ※長野県代表チームフィジカルコーチ

 

 

 

というわけで、

今年最初の長野県チームの

強化練習会でした。

 

 

先ず、競技場へ行って驚いたのは

「雪かきしねぇと、駐車場に車が入れねー！！」　

 

 

とりあえず、足で雪をどかして…

慌てて、近所の

サイクルカフェ・ピラータさんへ

スコップ借りに走りました。

 

 

競技場へ到着する前は…

走路も少し、雪をかけば大丈夫か？

と思ったのですが、それ以上で

もう暫くは美鈴湖での練習は難しいかなと

思わされました。

 

 

さて、フィジカルトレーニングですが

今年まで自重トレがメインだったのですが

ついに器具（メディシンボール）を

使ったトレーニングが導入されました。　

 

 

自分も一時やっていた時期があるので

「ウェェェ…」と

顔では無く腹斜筋を苦々しく

引きつらせながら見ていました。

 

 

サムネイルで渡邊選手が

苦悶の表情を浮かべてますが

見ていて本当にきつそうでした。　

 

 

今年の強化選手については

5月の長野県大会の結果のあとに発表されます。　

 

 

今年はいよいよ、国体が

国民スポーツ大会（国スポ）と

名称が改められて開催されます。

今年も多くの皆さんの

長野県チームへの御理解と

大きな御声援を宜しくお願い申し上げます。

 

関連LINK

赤津整形外科クリニック

長野県自転車競技連盟

長野県スポーツ協会

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