2018信州トラック競技シーズン開幕!「松本サイクルトラックレース」大会レポート。

《速報》弥彦競輪最終日「第4レースA級チャレンジ選抜」に前島恭平(長野県)が登場。この日は残り1周回から単独で先行するとそのままゴールまで粘り切り、一昨日に続き今節2度目の1着となった。ハイライト動画(5月27日)《結果》弥彦競輪初日「第5レースA級チャレンジ予選」に前島恭平(長野県)が登場。前節同様に残り半周で2番手に付くと最終コーナーで後続の攻撃を見事に捌きつつ先頭の選手をゴール前で差し切って快勝!今節も活躍が期待される。ハイライト動画(5月25日)《結果》佐世保競輪2日目「第7レースA級チャレンジ準決勝」に前島恭平(長野県)が登場。残り半周で2番手に付くと後方の攻めをかわしながら最終ストレートで先頭の選手を捉え見事な勝利をおさめた。ハイライト動画(5月18日) 

2018松本トラック大会レポート

 信州自転車トラック競技界に春を告げる伝統の「松本サイクルトラックレース」が4月29日・30日に松本市美鈴湖自転車競技場で行われた。今年は県内外から150名を越える選手がエントリー、冬の厳しいトレーニングの成果を披露した。サイクリング長野では、二日間にわたって熱戦を繰り広げた選手達の活躍を年代別に紹介して行く。

 

開会を宣言する 耳塚喜門 長野県自転車競技連盟会長

 

高校生(ジュニアカテゴリー)

 長野県からは松本工業9名・飯田風越4名の各自転車部の他、単独で畑山駿一(上田千曲)菊池岳仁(岡谷南)千明政揮(イナーメ信濃山形:池田工)等が出場。県外では岐阜の名門岐南工業。愛媛松山東高校の武智光が出場した。各高校以外で出場のジュニアでは福井科学技術高のメンバーを中心にした国体福井代表や、昨年ここ美鈴湖で行われたJBCF東日本実業団女子Jrで優勝した阿部セラ(スミタエイダイパールイズミラバネロ)等が出場した。

 

 開会式後にケイリンが行われた 最左:岩下(イナーメ信濃山形)最右:中西(松本工)

 

【県勢レポート】

 今大会は県外勢の活躍が目立った。特に岐阜県勢・福井県勢のパワーとスピードが際立ち、県勢は北信越大会・インターハイへ向けて強化が急務となる。その中で待望の女子選手榊山来実(飯田風越)がトラックデビューを果たし200mタイムトライアルと2km個人追抜きで表彰台に上がった。一方で男子500mで3位表彰台の菊池岳仁(岡谷南)はこれからプロの競輪選手を目指して行く。今後の両選手の活躍に期待したい。

 

 男子Jr 500mタイムトライアルで3位表彰台の菊池岳仁(岡谷南)

女子Jr.200mタイムトライアル1位、Jr.2km個人追抜き2位の榊山来実(飯田風越)

大学生

 大学生は、朝日・東京・慶応・京産大等がエントリー。県勢では信州大長野大が迎え撃つかたちとなった。短距離では特に朝日大の活躍が目覚しくケイリン決勝は朝日大の選手で占められた。ポイントレースや団体競技で県勢も見せ場を作ったが表彰台には届かなかった。

【県勢レポート】

 先週のRCS開幕戦飯山ラウンド以降、今週は滋賀県で学連の大会があり大学生の多くは前日の滋賀から松本へとんぼ返りとなり転戦の疲れがピークのまま松本トラックを迎えた。その中でホーム信州大が「チームスプリント4位」「団体追い抜き6位」と表彰台こそ逃したものの入賞しホームチームの面目躍如となった。

 

チームスプリント4位入賞の信州大(堀江:右から3人目)6位イナーメ信濃山形(武井:最右)

社会人・クラブ・マスターズ(成年/壮年の部)

 学生・高校生以外の選手では、40歳以上のマスターズ200mタイムトライアルで武井秀周(イナーメ信濃山形)が優勝、マスターズ個人追抜きで岩佐信吾(イナーメ信濃山形)が優勝。マスターズ500mタイムトライアルでは元長野県代表選手の羽田野隆彦(ルクトスキップ)が2位表彰台。団体追い抜きでは長野県選抜チームが4位入賞を果たした。

 

マスターズ200mタイムトライアル優勝の武井秀周(イナーメ信濃山形)

マスターズ個人追抜き優勝:岩佐信吾(イナーメ信濃山形)

 マスターズ500mタイムトライアル準優勝 羽田野隆彦(ルクトスキップ):画像左

団体追抜き4位長野県選抜(岩佐:右から3人目)6位信州大(熊野:最右)

女子(ジュニア・エリート・マスターズ)

 女子は、県勢の榊山来実(飯田風越)が200mタイムトライアルで1位となった他、個人追抜き優勝の阪本ほのか(朝日大)、ラバネロ勢の活躍が目立った。また、昨年ここ美鈴湖自転車競技場で参考ながらマスターズの世界新記録を出した日本代表の和地恵美(スーパーKアスリートラボ)が今大会でも高いパフォーマンスを見せ大会を盛り上げた。

ウイニングランを終え記念撮影に応じる(左から和地恵美・岡本二菜・阿部セラ)

個人追抜き優勝:阪本(朝日大)2位:高橋広美(新潟大)3位:中村文香(富山県代表)

まるで姉妹のように仲の良い「ラバネロ3人娘」が表彰台を独占(左から阿部・鈴木・岡本)

パラサイクル

 パラサイクルでは、平昌パラリンピックのスキー日本代表小池岳太(岡谷市出身)が出走。エリートの部で見事な走りを見せた。今後はパラサイクルのCクラス(通常の二輪車を使用するクラス)でも活躍が期待される。県自転車ファンには “サイクリスト小池岳太選手” の走りに是非注目して欲しい。

 

パラサイクリストとしての活躍も期待される小池岳太(岡谷市出身)

2018松本トラックレポート

 今年の2018松本トラックは、大きな事故も無く成功裏に大会を終えた。大会を振り返るとシーズン開幕戦とは云え、150名以上の選手が競い合い好タイムも多く生まれ年々この大会のステータスが高まっていることを感じた。今後も新たな参加者が増えこの大会がさらに盛り上がって行くことを期待したい。

今年から美鈴湖自転車競技場に導入された電子掲示板

 

県勢に目を移せば、オーバーエイジの選手達の活躍が特に目立った。今大会最年長は64歳の小林英樹(快レーシング)選手で未だ衰えぬ体力と情熱は若い選手達の刺激になったことだろう。その若手に目を移せば、今年度は松本工業にも5名の新入生が加わった。そして、松工・飯田風越に一名ずつ女子選手も誕生した。今シーズンの長野県トラック競技選手の活躍に期待したい。

また、大会初日終了後には、UCI国際コミッセールでもある藤森信行氏による「ペダリング・ワークショップ」が行われた。今後サイクリング長野ドットコムも若手・指導者を目指す選手関係者対象にこうした講習会のお手伝いをして行きたい。

初日終了後にはUCI国際審判員でもある藤森信行氏によるペダリング技術ワークショップを希望者に行った。

 

来年も開催が予定されている松本トラック。今後もより多くの選手の皆さんの参加と、県サイクリスト・ファン・サポーターの方が美鈴湖を訪れることを願っています。引き続きサイクリング長野ドットコムは松本トラックを応援して行きます。

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関連Link

長野県自転車競技連盟

松本工業高校自転車競技部(Twitter)

飯田風越高校自転車競技部(Twitter)

信州大学自転車競技部

快レーシング

イナーメ信濃山形