〔レポート〕長野車連主催「第1回美鈴湖自転車学校2020」&「高校合同練習会」初心者ロードバイク講習会

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

「第1回美鈴湖自転車学校2020」&「高校合同練習会」初心者ロード講習会編

 

 先日の7月5日(日)に、松本市美鈴湖自転車競技場で

今年初となる「美鈴湖自転車学校」並びに「高校生合同練習会」を

開催致しました。前回のトラック編に引き続き

今回は初心者ロード講習会の様子をご報告いたします。

 

 

 

初心者・キッズロードバイク講習会

 

 今回は「高校生合同練習会」との兼ね合いで

募集期間が実質5日ほどしかなかったものの

多くのサイクリストの皆さんにご参加を頂きました。

特に、昨年末以降からは小中学生のお子さんの参加が多く

今回は地元専門学校生も参加して賑やかな開催となりました。

 

今年初の自転車学校と云うこともあり多くの方にご参加を頂きました。

 

今回は地元専門学校の生徒さんもロードバイクの基礎スキルを学んだ

 

昨年から参加の山田さんは、回を重ねるごとに技術が上がっている。

 

今回初参加の長濱君が「一本橋」に挑戦する

 

今回は約90㎝の四角の中に前輪を入れて留まるスタンディングの練習を行った。

 

今回も多くの受講者を悩ませた「2.25mターン」だが
昨年の四日市ジュニアロードに出場した
近藤さんは見事なバイクコントロールを見せる。

 

午後は一列棒状走行を行う。今回は離脱の際に手信号を出して行った。

 

二列並走練習では松本の専門学校で自転車学科に通う古瀬君と小学生の菊池君が並走練習。
ピスト班同様に年代・競技種目・性別を越えて共に練習を行うことで
お互いが協力し思いやれるように心掛けて行く。

 

この日の最後は二列での集団走行練習+先頭交代ローテーションを行った。
先頭を引っ張る近藤虎流と山田琥珀。

 

 

今回は地元松本市の「松本情報工科専門学校」の

スポーツバイシクル学科の皆さんが、ピスト班のお手伝いや

ロードバイク講座を受講に来てくれました。

普段は、自転車の構造的な勉強をしている生徒さんが多いそうですが

改めてロードバイクの基本操作技術等を学んで頂き

子供達や、他の一般サイクリストと交流を持ってもらい

多くの自転車仲間を作って頂けました。

自転車学校としてもとても素晴らしい交流だったと思います。

また、専門学校の有志の皆さんには

7月19日開催の「高体連代替大会」の競技運営補助にも御協力を頂きます。

今後も宜しくお願い致します。

 

 

 

 

初心者・キッズロードバイクカリキュラム

 

今回の「ロードバイク班」は、JCFスポーツバイク基礎スキルを中心に

以下のような練習を行いました。

 

 

 ロード班 スポーツバイク基礎講習 

  ・ハンドルの握り方
  ・サドルプッシング&プッシングスラローム
  ・直線走行練習&直線スラローム
  ・8の字スラローム
  ・二種類の一本橋走行
  ・後ブレーキング(後輪をロックさせてのバランス保持)
  ・前ブレーキング(スタンディングスティル練習)
  ・2.25mターン
  ・一列棒状走行練習(先頭交代ローテーション)
  ・並走練習
  ・二列集団走行練習(先頭交代ローテーション)

 

 講師:寺島桜太(松本情報工科専門学校)金原諒(長野県自転車競技連盟強化委員)

 

 

以上が、今回の練習内容です。

次回は、ボトル渡しなど今回出来なかった練習に加え

状況が許せば、美鈴湖のサイクリングコースを

走りたいと思います。

 

 

 

 

ロード班 講師・スタッフ紹介

 

 

     寺島 桜汰(松本情報工科専門学校

 昨年まで長野南高校で活躍。昨年の春以降、指導力を買われて現役高校生ながら美鈴湖自転車学校のアシスタント講師として参加。今年からは講師としてキッズ・初心者クラスを担当する。またこの春からは松本情報工科専門学校に進学してスポーツ自転車を勉強中。今後の活躍が期待される長野県自転車界期待の若手。

 

 

     金原 諒(長野県自転車競技連盟)

 飯田風越高校で活躍、2015年には長野県高校強化指定選手にも選ばれる。一昨年JCF公認審判員3級試験に合格以降、昨年は長野県唯一の現役大学生審判員として県内各大会の運営に従事した他、自転車学校や各練習会の講師としても大車輪の活躍をみせた。現役の中学生・高校生選手の良き兄貴ぶん「カナハラ先輩」として後輩からの信頼も厚い長野県自転車界期待の若手。昨年の実績を認められ今年から長野県自転車競技連盟の普及委員に抜擢される。

 ・長野県自転車競技連盟普及委員

 

   小林 秀一(長野県自転車競技連盟副会長)

 長年監督として「松本工業高校自転車競技部」を率い、数多くの自転車選手・プロ競輪選手・審判員を育成。長野県自転車競技連盟の審判委員長としても県自転車界の発展に多大な功績を残し、今年3月『長野県スポーツ振興功績者有功章』を受章した。一昨年、UCI規定で審判員を定年退職したが、定年後の9月に《美鈴湖自転車学校》を立ち上げ、昨年からは「普及」と「育成」の両面で陣頭指揮をとる。

 ・長野県自転車競技連盟副会長
 ・飯山市名誉審判委員長
 ・大町市美麻ロードレース実行委員長

 

 

今回は短い募集期間の中で

多くの皆さんにお集まりいただき

心より御礼を申し上げます。

今後は恐らく藤森コミッセールが

主体となって自転車学校を運営して行きます。

既に8月の開催も予定されていますので

引き続き美鈴湖自転車学校を

宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

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